No.205888

恋姫†無双 護る剣 2話

さてさて、第二話ですね

ここからだいぶ違ってきますので、たのしめるのではないかと思います

2011-03-09 23:30:32 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:5794   閲覧ユーザー数:4225

「・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・」

 

ここは執務室。ここでは孫策と周瑜あとは拉致られた一刀が呉の政務をしている。一刀が呉の内情を知ることは大丈夫なのかと?聞くと

 

「大丈夫よ。別にやばい事なんてないし隠し事は嫌いなの」

 

と孫策がいったのだが、それでいいのかと思い周瑜に目をやると「あきらめろ」と目がいっていたため俺もあきらめた

 

そこで職務室の話に戻る

 

「周瑜、治水工事のことは詳しくはわからないんだ。」

 

「詳しくは、だろ?まかせるたまには違う方向からの政策も考えてみるのはいいだろう」

 

「ん。わかったよ一回案を固めるからそしたら見てくれる?」

 

「わかった。頼むぞ」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ねぇ冥琳」

 

「だめだ」

 

今日7回目のやりとり

孫策はこういった事務的なものは苦手なのだろう

ぶーぶー。と唸ってはいるが、少しずつやっていく

 

かれこれ時間がたち

 

「終わった!!!」

 

孫策が筆をおき、背筋をのばす。

 

「もういいよね!!いいよね冥琳!!」

 

「いいぞ。今日の分は終わったのだ半休だ雪蓮。」

 

「やった!蓮華とこにいってくるね。」

 

ドアを勢い良くあけ部屋からでていく

 

「まったく雪蓮は」

 

孫策の保護者みたいな顔をしている。周瑜は孫策のことが好きなんだなと改めて思う

 

「でも。周瑜は優しいね」

 

「北郷にはばれてたか」

 

周瑜は時々孫策の仕事を手伝っていたのだ。といっても言わず隠れてしていたのだが

 

「だって。ちょくちょくとってたからね。孫策は気づいてなかったけど」

 

「そのことは雪蓮にはだまっておいてくれよ。」

 

「わかったよ。これ治水工事の案件ね」

 

「すまん。問題点が二つあってな」

 

「労働力不足と、水の氾濫かだよね?」

 

「うむ。平和になり兵士の募集はかけてはいるが昔のように人は集まらん。氾濫はいままでは堤防をつんでいたのだが」

 

「氾濫にかんしては、分流がいいかもね」

 

「分流?」

 

「そう。真正面から氾濫をおさえるのではなく、道を作って逃がしてあげるんだ」

 

「なるほど。しかしそれではもっと労働力不足だぞ」

 

「それならアルバイト制にすればいい」

 

「あるばいと?」

 

そこから周瑜とふたりアルバイト制と分流について論議をくりかえす

 

「なるほど。働いた分だけの対価をあたえると。」

 

「うん。分流は高低なんかも考えないといけないけどそこは俺の知識でね」

 

「そうか、これならいけるなよし!今から会議を開く!!!」

 

「え?俺おなかすいた」

 

「ぐずぐずするな。今から穏と亞莎を呼ぶ!!!」

 

「うそーーーーん」

 

そのあと開放されたのは夕方。

 

 

 

おなかすいたな

 

 

 

 

 

 

 

 

「華琳様。雪蓮から手紙が」

 

玉座でみんなを集め会議をして、たった今会議が終了した

 

「あら雪蓮が手紙を、ねぇ。どうせお酒をちょうだいとかの内容でしょう」

封をあけ、片手で手紙を読み

 

「・・・・・・ふーん。雪蓮にも男ができたみたいよ」

 

「そ、そうですか。自慢でもしたいんですかね」

 

桂花がすこし怒ってしまったようだ。なんだかんだで一刀を少なからず認めているのだろう

 

「で、その相手とは」

 

「むーーーん。」

 

「どうした風?」

 

「なーんか。いやな予感が・・・」

 

バキン!!!

 

「「!!!!!!!!」」

 

空いている手の中には玉座につかわれている素材が粉々になってにぎられている

 

「・・・・・・・」

 

華琳は肩を震わせ、手紙はくしゃくしゃになっている

 

「どうしたのですか華琳さま!!!」

 

「あたったな風」

 

「えぇ。男、華琳様が怒る理由、この二つで導き出される答えは・・・・・」

 

「まさか!!!」

 

「『帰ってきたのでしょう』遅いご帰還で」

 

華琳はというと、肩の震えも止まり、静かだ・・・・・・・・・・

 

「かり「風!!」」

 

桂花の言葉をさえぎり、

 

「はいはーーい」

 

「あと、霞!!」

 

握っていた素材を横に放り投げ

 

「戦闘準備!!!一刀を殺しにいくわよ!!!あと迎えに!!」

 

「迎えはついでですか。」

 

と風のツッコミもむなしく

 

「はやくなさい。私たちより先に雪蓮の所にいくなんて・・・・・・よりによって!!」

 

くしゃくしゃな手紙をひらげ

 

「『一刀、気に入ったからちょうだい』ですって!!!」

 

「あー。おこる理由はそこですか」

 

「あんの、種馬!!!もぎとってやろうかしら」

 

「むしろ、本体がそっちなのでは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾクっ

 

「!!!!!!!!!」

 

「どうしました一刀さん?」

 

隣の陸遜が心配そうにたずねる

 

「いやぁ・・・・・・・なんか悪寒が」

 

「??」

 

「やべぇ。これ華琳だよな手紙はやく出した方がいいかな?」

 

すでに孫策が出しているのと、その内容は一刀には華琳がくるまで知らされることはないだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
43
2

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択