No.197340

無印・恋姫無双~外史の突端~ 第七話

徐々に事を動かしていきます。

分かりやすくするつもりではいますが、分かり難かった場合はコメントください。

では、始まります・・・。

2011-01-23 02:50:19 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:3109   閲覧ユーザー数:2604

 

~一刀の部屋にて・・・~

 

一刀「今日は此処までにしよう、華琳・・・。」

 

華琳「うぅ~、何でなの?何で一刀なんかに負けたのよ・・・。」

 

一刀「何でって、当然の結果だと思うんだけど・・・。」

 

華琳「うぅ~・・・。」

 

華琳が唸る。何故、華琳がこんなにも悔しがっているかというと・・・。

 

一刀「まだ学力は落ちて無かったから良かったよ。」

 

そう、こういう事になったのは部屋の片づけをしていた時に、学生時代受けて来た”中間テスト”や”期末テスト”といった過去の産物が入ったファイルを見つけたんだ。その横で愛紗も手伝ってくれたんだ。

 

 

~回想シーン~

 

一刀「お!懐かしいなぁ~・・・。」

 

愛紗「如何されたんですか?」

 

一刀「高校時代のテストが出て来たんだよ・・・。」

 

愛紗「これ、一刀様から習った内容ですよね?」

 

一刀「え~っと、あぁ~そうだね。」

 

華琳「一刀、いる?・・・って何してるの?」

 

一刀「ん?ちょっと整理整頓とやらを・・・。」

 

華琳「その手に有る物をちょっと見せてみなさい・・・。」

 

一刀「いいよ、はい。」

 

俺は華琳にテストを渡し、『テスト』なるモノを教えた。

 

華琳「この問題、やった覚えがあるわね・・・。来週はこの問題を全員で解いて試ましょうか・・・。」

 

~回想終了~

 

 

愛紗「一刀様、流石です。華琳に勝るなんて・・・。」

 

華琳「そういう愛紗はどうなのよ?」

 

愛紗「わ、私は・・・。・・・点ですけど・・・///」

 

一刀「え、何点?」

 

愛紗「百点中三十点です。」

 

二人「「30!?」」

 

愛紗「華琳には1点差で負けましたが、この関雲長、次は必ず勝ちましょう。」

 

一刀「頑張って、自分に勝とうね・・・。(ナデナデ」

 

華琳「(見せつけてくれるじゃない・・・。)私も負けないわよ。」

 

(別に、羨ましい訳じゃないからね!!by華琳)

 

 

???「ふぅ、此処で一休みしましょうか・・・。」

 

突如出て来たのは美人な女性だ・・・。

 

???「いつ来ても、此処は変わりませんね・・・。」

 

貂蝉「久し振りねん。元気にしてたぁ?」

 

???「相変わらずね、その格好。えぇ、元気だったわ。」

 

貂蝉「そう、よかったわぁ。で、『あの二人』について聞きに来たのかしらん?」

 

???「やはり分かりましたか・・・。『あの二人』に関して、聞きに来ました・・・。」

 

貂蝉「やっぱりね。なんだか最近、この外史に『あの二人』が気付いちゃったみたいなのよ・・・。今、卑弥呼が蜀と呉の様子を見ている所なのよん・・・。」

 

???「こちらで分かったのは『左慈』と『于吉』という名前だけです。特に左慈の方は外史の発端者のことが邪魔のようですね・・・。壊す事に相当執着しています・・・。」

 

貂蝉「左慈ちゃんはそうかもね・・・。于吉の方は・・・補佐しているのか微妙・・・といった所ね・・・。」

 

???「微妙とは?」

 

貂蝉「それほど活動していないっていうことよん・・・。」

 

于吉「そうですね・・・。」

 

二人「「!!!!?」」

 

于吉「私は彼の言う通りにして来ましたが、今回は様子を見ているだけですよ・・・。」

 

 

~洛陽にて~

 

首都が陥落してから随分と時が経った。

 

その城壁を音も無く走る少女が居た。

 

周泰「こんな事、普通はしませんよね・・・。」

 

 

~回想シーン~

 

孫策「明命、洛陽に単独潜入し情報を得よ!」

 

周泰「はっ!」

 

孫権「明命、気をつけてね・・・。首謀者には気を付けなさい・・・いいわね?」

 

周泰「は、はい。では、行って参ります。」

 

この時、周泰は何も知らなかったのである・・・。

 

~回想終了~

 

周泰「(どうして雪蓮様はここの偵察してくれなんて頼んだのでしょう・・・?)」

 

にゃあ~

 

周泰「!?!?!?」

 

にゃあ~

 

周泰「にへへ~、はうあ!これはきっと罠なのです。先に行かない「にゃ~」・・・モフモフさせてください~。」

 

左慈「・・・。(もっと厳ついのかと思ったら・・・)おい。」

 

周泰「にへへ~~、モフモフですぅ~。」

 

左慈「おい!そこの女!」

 

周泰「はぅあ!・・・お猫様に気をとら・・・れ・・・?」

 

左慈「・・・な、なんだ?」

 

周泰は左慈の頭に付いている二つの耳に釘付けであった。

 

左慈「な、なんだこれは!?ネコミミ?!しかも、取れないっ!!」

 

周泰「萌え死んじゃいますぅ~。」

 

周泰、ここに萌死ぬ・・・。

 

 

~蜀にて~

 

劉備「流れ星、流れないかな~。(天の御使い様ってどんな人なんだろう・・・強いのかな。カッコイイのかな。楽しみだよぅ~。)」

 

黄忠「(コンコンッ)紫苑です。」

 

劉備「ひゃい!ど、どうぞ。」

 

黄忠「如何されたのですか?御顔が赤いように見えますが・・・?」

 

劉備「な、何でも無いですよ?」

 

馬超「(コンコン)あたしだ、入るよ~。って、紫苑・・・またイジってるのか?」

 

黄忠「ふふふ、翠ちゃん。ちょっと『お話』しましょうか。「え、でも・・・」いいから。それでは。」

 

劉備「ふぇ!あ、はい・・・。」

 

趙雲「全く飽きませんなぁ、桃香様。」

 

劉備「そうだねぇ~、って!いつから居たんですか??」

 

趙雲「そうですなぁ、『流れ星、流れないかなぁ~』からですが・・・。」

 

劉備「最初っからじゃないですか!」

 

趙雲「おぉ!そういうことになりますなぁ。」

 

劉備「『なりますなぁ』って・・・。「ですが・・・」へ?」

 

趙雲「いずれお目見え出来るかと・・・。」

 

劉備「星さん、それは本当?」

 

趙雲「然り。祈り続けたら叶いましょうぞ。」

 

劉備「頑張っちゃうよ~!」

 

趙雲「(主殿、この世界はどう頑張っても長続きはしなさそうだ・・・。早く助けて欲しい・・・。)」

 

 

三国:はい、如何でしたか?

 

星:見た所、少ししか進んでおらんようだが?

 

愛紗:星の言う通りだと思うぞ?

 

三国:細かくしないといけない時が有るんです。

 

華琳:それが『今』だと?

 

三国:はい!

 

三人:はぁ~・・・。

 

一刀:それで、次回は?

 

三国:あの左慈の行動を追っかけてみたいなぁっと・・・。

 

雪蓮:ねぇ、星。あたし達のSS欲しいわよねぇ?

 

星:うむ!大いに書いて欲しいものだな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左慈:うがーーー!!とれねぇーーーー!!!

 

明命:モフモフ~・・・


 
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