No.186320

ネタ 漢女先生? カズト!?

皆様はじめまして
ちきゅさんと申す者です。

今までこちらでは読み廻る人間でしたが
ふと作品を書こうと思い立ちまして構想を練ったらこのようなモノが出来てしまいました。

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2010-11-24 09:21:45 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:653   閲覧ユーザー数:602

 
 

とりあえず恋姫で学園物を書こうとしたら

なんかこんなのできちゃったという感じです

深夜のテンションの恐ろしさを知りました

とりあえず初心者の駄作にお付き合いしてくださる方は読んで下さい。

 

日本のどこかにある乙女の学園「恋姫学園」

この乙女だけの学園に一人の漢女がやってく来る

 

 

漢女先生? カズト!?

 

 

「ついに、来た。俺だけの楽園と自由の地に。」

確かに、女の子だらけの学園に来れば誰だってテンションが上がるものである

しかし、ここに居る北郷一刀はそんな皆が思うようなよこしまな気持ちでこの地に来たのではないはず

彼は幾多の強敵(とも)と自身の矜持を犠牲にこの地に立ったのである

「及川…左慈…于吉、お前たちの犠牲は無駄にしないために俺はここに来た…。」

彼が思い返すのは辛く苦しい漢女の修行

幾多の仲間を屠り、強敵(とも)の力を借り

今の自分は全ての漢女の上に立つモノ

 

「俺は自由なんだ!」

 

「漢女学園」とは…

漢女学園では日夜漢女としての教養、品格、実用を学ぶための学校である

漢女学園は卒業するまでは決して外に出ることの出来ない厳格な規則を持っており男版全寮制お嬢様学校である

この陸の監獄と言われ自由が存在しないこの学園の中で

唯一、全ての上に立つ漢女のみに許されることがある

それは姉妹校の乙女に漢女道の伝道を行うために赴任すること

そして赴任先では厳格に規則から開放され自由に振舞うことが出来るのである

 

そう、北郷一刀はこの特権(自由)を手に入れるために

幾多の仲間を蹴落としてきたのだ

 

「及川…女の子と友達になったら卒業後紹介してやるからな…、それが俺とお前との約束だ。」

どうやら及川君については女の子を紹介することで仲間にしたようである

「左慈…お前は俺の最大のライバルだった…。」

常に互いに自由を求め切磋琢磨したあの日々。今はもう昔のことだ…

一刀は遠くを見つめ

「于吉…左慈と幸せにな。」

最大のライバルを売り渡し頂点に立ったのであった

 

そのころ漢女学園では

「北郷!やはり貴様は俺の敵だ~!」

「さぁ、左慈。別の男の事より、私と…」

「やめろ~!及川!こいつを止めろ~!」

「カズぴー…いい子を紹介してくれるのを俺はいつまでの待ってるよ、いつまでも…いつまでもだよ」

漢女学園は今日も平和です。

 

しかし、一刀君思い出に浸ることいいことですが場所を考えましょう

今、彼がいる場所は恋姫学園の校門前

そんなところで一人でブツブツとしゃべっているわけで周りから見れば

 

「誰?あの人さっきから一人でブツブツ言って」

「こんな所に男が居たら妊娠させられるじゃない!」

「春うららですからなんか虫がわいてるんでしょうね、あのお兄さんは」

「ほっとけば害は無いでしょう」

「いや、警察を呼ぶべきだろ」

 

はい、非の打ち所の無い見事な不審者です…。

 

しかし、少しハイになってる一刀君はいまだにブツブツと

「俺は自由だ、シャバは楽園だ、ありがとう及川、左慈、于吉…漢女学園の…」

警察を呼ばれて連れって行ってもらったほうがいいですね

 

そんななか

「蓮華様もこういった輩は無視をしたほうが良いかと」

「でも思春、他のみんなに迷惑でしょ」

「そうだよね~、こんなところにずっと居られたら、みんなだって学校は入りづらいし」

「桃香様もこんな不審者に声をかけるなど、何かあったらどうするのですか」

「大丈夫でしょ?そうなったときは思春ちゃんと二人でなんとかしてくれるよね?愛紗ちゃん」

「「ええ、まぁ」」

「よし、じゃ、声を掛けよっか蓮華ちゃん」

「ええ」

いまだにどっかに意識が飛んでる一刀に声をかける

 

「あの~、もしもし?聴こえてますか?」

「桃香、そんなんじゃだめよ」

蓮華は一刀の肩を掴んで

「ちょっと、貴方みんなの邪魔になるからどいてくれない?」

 

いきなり肩を掴まれて意識を引き戻される一刀

「はひぃ?」

自分がいきなり引っ張られた方を見れば

ピンク色の髪の美少女が二人

つい先日までむさ苦しい男の花園に居た一刀にとっては女神降臨に等しく

思わず舐めるようじっくりと見た一刀は

 

「ええ尻とええ乳や、なんてもんを見せてくれるんやこの女神たちは…」

 

さすが漢女を極めし者、一瞬で相手のプロポーションを把握

※漢女の約束『他人の良い所を瞬時に理解し褒めましょう』

しかし、如何せん親父くさい眼つきと台詞が仇となる

この学園きっての忠犬とも評される二人の護衛に

「「この不埒者がぁ~!」」

見事なコンビネーションの一撃で地面に沈められる

一刀は薄れ行く意識の中でこう思う、これで死んでもいいや…

 

漢女先生? カズト!?

完?

 

ここからはダイジェストで

瀕死の重傷を負った一刀だが

この後、華佗先生の勇気と鍼の力により学園長室で意識を取り戻す一刀

意識を取り戻し久しぶりに学園長の卑弥呼師匠と華佗先生会う

二人から自分の起こした騒動を聞き

責任を感じ学園長室まで来た蓮華達に自分の行ったことに真摯に謝る一刀

蓮華と桃香は自分たちの護衛が行き過ぎたこともあり苦笑しながらも一刀を許したが

一撃を与えた二人の護衛は納得してないようだったが

結局、主の二人が許すというのだからと渋々と承知するが

退出するとき一刀に「「次を無いと思え」」と目線でのプレッシャーを与える、一刀は「次は命が無いよな」とびびるしかなかった

 

蓮華達が退出した後、学園長卑弥呼より

「真の漢女道の修行のためにこの学園の教師をやってもらう」と言われる一刀

一刀自身、むさ苦しい男の花園から解放されるのであればどんなことでもするつもりなのでここの教師でも何でもやってやろうという気持ちで引き受けたのだが…

「もし、一年間で成果が出なかったら。そのときは漢女の資格無しとし、再教育としてワシとの秘密の個人レッスンを…」

しかも、その1年間の成果とは明確な目標、基準が無く

「自らの力でワシに示せ!」

という曖昧なもので、一刀自身「俺って騙されたんじゃないの」と思うしかなく

だからといってここで辞めようと言おうとしても、漢女の約束の中に『漢女足るもの一度約束したことは最後までやり抜くこと』とある限り辞めることが出来ず

 

俺、もうだめだよ…及川、左慈、于吉。

 

しかし、心折れる一刀をよそに話は進み

指導教員祭先生に連れられ一刀は無理やり教室へ引きずられていくのであった

 

「新学期の今日から皆さんの担任になりました北郷一刀です」

黒板に名前を書いて振り返った一刀

 

(あの人って今朝の不審者じゃ…)

(ほう、中々面白そうな御仁が担任になったものだな)

(あらあら意外と可愛い男の子みたいね)

(男の人だ雛里ちゃん)

(そうだね朱里ちゃん)

(面白そうな兄ちゃんですね麗羽様)

(貧相な顔つきですこと)

(一応、担任の先生なんですから言わないほうが…)

(今朝の孕まし男じゃないの!)

(おうおう、朝のセクハラ兄ちゃんかい)

(北郷一刀。遂に来たわね…、この時を待っていた。これで私の呪いが…)

((このクラスの担任だと!!))

(さすがにみんな気まずいよね…蓮華ちゃん)

(そうだな桃香)

 

不安、軽蔑、苦笑、興味等のさまざまな目線を向けられる一刀

俺、教師としてやってけれるのかな

しかし、もう後戻りは出来ないこうなったら自分の自由と貞操のためにがんばろう

「これから一年間よろしくお願いします。」

深々とお辞儀をする一刀

「そういえば、先生はどの教科の担当になるんですか?」

一刀は黒板に「漢女道」と板書し気合いを入れて読みあげる

「俺の担当教科は漢女道だぁぁ~!」

シーン、と静まりかえる教室そして…

 

(漢女道って何?)×27

 

北郷一刀の自由と貞操を賭けた一年が今始まる。

 

 

 

 

今度こそ

 

 

 

こんな初心者の駄作にお付き合いしてくださった方

ありがとうございます。

次回作は未定です。

 

 
 

 
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