No.164274

戦華 ネタ要素

護衛さん

イイオノコハオランカノウ

2010-08-08 17:52:58 投稿 / 全12ページ    総閲覧数:4314   閲覧ユーザー数:3363

農民たちの一斉暴動・・・いわゆる黄巾の乱が終息しつつあるなか

俺たちはとある森で休憩をしていた

愛紗「一体いつになったら平定できるのか・・・」

桃香「わからないよねぇ~」

鈴々「鈴々は敵をいっぱいやっつけるだけなのだ」

朱里「はわわ、皆さんご飯できましたよ~」

雛里「いつ戦があるかわかりませんのでちゃんと食べてください~」

鈴々「わーい、ご飯なのだ」

愛紗「こら!鈴々!がっつくんじゃない」

桃香「あははは」

桃香たちは談笑しながら飯を食い始めた

朱里「ところでご主人様と戦華さんはどちらに?」

愛紗「あの二人ならそこの奥でなにやらしていたが・・・」

雛里「なんだろう?」

戦華「はぁぁぁっぁ!」

一刀「遅い」

ブゥゥゥゥゥン!

戦華「まだまだぁぁ!」

ガイィィィィィィン!

チャキッ!

戦華「まっまいった」

一刀「これで5回連続だね」

戦華「うむ・・・・しかし、一刀に刀を使えさせれたのでまだよしとしよう」

一刀「それで言ったら俺の負けになるんだけどね・・・・」

戦華「いつかお前と刃を交えたいぞ」

一刀「あははは、期待してるね」

戦華「にしても・・・・剣術、体術、隠密、そのた色々・・・一体お前は何が弱点なんだ?」

一刀「そういわれてみれば・・・・・あ」

戦華「何だ?」

一刀「一つだけできないことあったかな・・・」

戦華「ほぉ・・・・聞かせてくれないか?」

一刀「あきれない?」

戦華「聞いてみてからだな」

一刀「やっぱやめとく」

戦華「なんでだ・・・気になるじゃないか」

一刀「だってねぇ」

戦華「わかったわかった・・・笑いもしないあきれもしない・・・ここに宣言しよう、ダカラ教えてくれ」

一刀「馬・・・乗れないんだ」

戦華「なんだそんなことか」

一刀「そんなことかって、馬に乗る機会なんてめったにあるわけじゃないし」

戦華「私はてっきり妊娠とか整理かと思ったぞ」

一刀「それは・・・性別固有でしょ?」

戦華「確かに」

『ガサガサ』

戦華「誰だ!?」

一刀「何だ!?」

雛里「あの~・・・ご主人様~戦華さん~」

一刀「なんだ雛里か・・・どうしたんだ?」

雛里「はい・・・ご飯の用意ができたので・・・休憩しませんか?」

戦華「おお、もうそんな時間か・・・一刀行こうか」

一刀「そうだね・・・それじゃぁ案内してもらおうかな」

雛里「はい!」

一刀「ところで今後の予定どうする?」

朱里「はい・・・賊は西へ西へ逃げてるようでして・・・」

雛里「この前通達があったとおり朝廷も賊討伐を正当化、ソレに伴い曹操さん、孫堅さん、袁招さん、公孫賛さんなど名実ともに優秀な方々が討伐にでていると・・・」

一刀「俺たちも義勇軍なのだから討伐に参加してもいいのだけれど・・・・」

愛紗「歯切れが悪いですね」

一刀「主だった諸侯がそちらに戦力を集中させると他のところが手薄になるからねぇぇ」

華雄「ではどうするつもりだ?」

一刀「そうだな・・・・桃香、愛紗、鈴々、朱里は敵本陣の討伐へ」

一刀「俺と戦華と雛里はそれ以外の賊討伐ってのは?」

愛紗「なっ!?ご主人様!冗談でございましょう」

一刀「いや・・・考えてみてよ、名の有る諸侯がほとんど参加する戦、下手に力を見せると今後どうなるかわかったものじゃない、それにただ参加しただけでも恩賞あるかも・・・しれないし」

愛紗「そうではありません!ご主人様自らなぜ参戦しないのですか!?」

一刀「・・・」

愛紗「ご主人様?」

戦華「愛紗・・・これ以上言わないでくれ」

愛紗「戦華殿?それはどういう意味で?」

戦華「はぁ・・・・自分たちの立場をわかって折らぬようだな」

愛紗「立場?」

雛里「大徳の劉備、一騎当千の関羽・張飛、神謀鬼策の伏龍、鳳雛。これが今巷で流れてる私たちの二つ名です」

愛紗「一騎当千・・・」

鈴々「にゃ?鈴々、一騎当千なのか?そうなのか?」

朱里「おそらく巷ではそう流れてるかと・・・」

鈴々「にゃははは、鈴々に任せておけば大丈夫なのだ」

桃香「大徳かぁ~なんかいいね」

朱里「はわわ」

雛里「あわわ」

桃香「でも・・・あれ?ご主人様と戦華さんの呼び名は?」

愛紗「そういわれれば・・・雛里どうなのだ?」

雛里「はい、元々ご主人様は天の御使いとして名が知られてますし、戦華さんはコレと言って名が大きくなったわけでは・・・・」

愛紗「そう・・・なのか?」

雛里「はい(しょぼん)」

一刀「雛里、俺たちは気にしてないよ・・・だから元気だして(なでなで)」

雛里「はっはい」

一刀「今の雛里の話を聞けばすこしはわかると思う」

愛紗「はい・・・ですがやはり反対です」

桃香・鈴々(???)

一刀「まぁ反対されても実行するけどね・・・・止めたかったら力ずくでやってみたらどうだ?」

愛紗「ごっご主人様!?」

一刀「まぁ・・・・そこまでする勇気があったらの話だけどね・・・戦華、雛里いくよ」

愛紗「なっ!いくらご主人様とはいえ・・・・武人の誇りを汚すなど・・・・ならば望みどおり・・・・」

愛紗「はぁぁぁぁぁ!」

ガィィィィィィィィィィィィン!

戦華「くっ!」

愛紗「戦華殿!ソコをどいてくだされ!」

戦華「無理な相談だ!安い挑発に乗りおって・・・・はぁ!」

愛紗「くっ!」

ずざざざぁぁぁぁぁ

愛紗「なぜ邪魔をするのです!」

戦華「引け!お前では一刀に勝てぬ!」

愛紗「やってみなければ・・・・・わからない!」

愛紗「はぁぁぁっぁぁぁぁぁぁ!」

戦華「猪め!ならば」

突然の挑発

戦華と愛紗の仕合

そんな中桃香は・・・・

桃香「ええ!?あっ愛紗ちゃん!?戦華さん!?どうして・・・?」

桃香「鈴々ちゃん!ご主人様を止めて!」

鈴々「わかったのだ!鈴々に任せるのだ」

一騎当千と巷で噂されたのを聞いた鈴々は自信満々で一刀を止めに入った

鈴々「お兄ちゃん!待つのだ!」

一刀「鈴々か・・・・邪魔だ、どけ」

鈴々「どかないのだ!」

一刀「・・・・止めたいのなら・・・・力を見せろ」

鈴々「挑発には乗らないのだ」

一刀「クククク・・・・巷の噂は所詮噂だったというわけか・・・・」

鈴々「にゃにぉぉぉ!いくらお兄ちゃんでもそれはいっちゃだめなのだ!」

やはり挑発にのった鈴々が攻撃をしかけてくるも・・・

一刀「ふん・・・戦華!雛里!いくぞ」

攻撃を見切られ・・・たった一撃の蹴りで・・・・鈴々は吹き飛んだ

一刀「・・・・雛里は預かる・・・敵同士で戦にでたのなら・・・・龍と鳳凰どちらがかつか見ものだな」

良く和から意事をいって・・・・・俺たちはその場から立ち去った

朱里「龍か・・・鳳凰か・・・・ご主人様は一体何を・・・・」

桃香「そっそれより鈴々ちゃん探さないと!」

愛紗「(たった数合やりあっただけなのだが・・・・・なぜだ・・・・手に力が入らぬ)」

桃香「愛紗ちゃん!朱里ちゃん!」

愛紗「はっはい」

朱里「はわわ、はい」

この日、劉備の元から天の御使いが去ったことは瞬く間に各町に伝わった

大徳の劉備、天の御使いに見放されたのか!?と

オマケ

戦華「なぁ、一刀」

一刀「ん?」

戦華「お前のその体術・・・一体誰にならったんだ?」

一刀「んーっと・・・卑弥呼って言うおっさんにかな」

戦華「卑弥呼?」

一刀「そ、なんか俺の蹴りを気に入ったとかで基本的なことを教えてくれたってわけ」

戦華「そうなのか・・・ふむ、一刀の師に当たるというわけか・・・・会ってみたいものだな」

一刀「あははは、まぁ師弟っていうより親友みたいなものだな」

戦華「親しいともか・・・」

一刀「会いたいなら連絡つけるけど?」

戦華「おお、本当か?なら是非」

雛里「あわわ、あわわ、あわわ」

一刀「ちょっと待ってね・・・(ゴソゴソ)」

戦華「それは・・・・?」

一刀「あーもしもし・・・・卑弥呼?一刀だけど・・・・うん、特に用ってわけじゃないけど・・・うん、こっちこれる?」

 

一刀「ちょっと待ってな」

卑弥呼「ぬぅぅぅぅはぁぁぁぁっぁ!一刀!」

一刀「卑弥呼!」

キィィィィィィン!

卑弥呼「久しぶりだな・・・元気だったか?」

一刀「もちろん、卑弥呼こそいい人は見つかった?」

卑弥呼「うぅ・・・まだじゃ、痛いとこついてくるわ」

戦華「一刀こやつは・・・?」

卑弥呼「ん?わしか?わしは卑弥呼、外史の管理者で一刀の友じゃ」

戦華「卑弥呼どの・・・・突然で申し訳ないが、一刀にどうしたら追いつけるのですか?」

卑弥呼「ほぉ・・・こやつに追いつくとな・・・・その心意気はよしとしよう・・・じゃが」

戦華「じゃが?」

卑弥呼「一刀は既にわしを超えておる、超えてる者に近づくためにしてやれることは少ないぞ」

戦華「そうか・・・・」

卑弥呼「落ち込む出ない!こやつは特別だからのぉ」

一刀「・・・・アイツがくる」

卑弥呼「なんと!?ふむ、確かに気配が近づいておる・・・・方角はアチラじゃ」

一刀「毎度毎度・・・・懲りずに着やがって・・・・」

???「ご主人様~」

一刀「失せろ!」

???「キャー、ひっどぉぉぉい(キラーーーーーン!)」

正体不明のマッチョが・・・・一刀の最強技により星になった

卑弥呼「ほぅ、また威力が上がったようじゃな」

一刀「あいつに言っておけ!この世界に来るなとな」

卑弥呼「うむ、よーく言い聞かせておこう。」

一刀「まぁ・・・こっちが落ちついたらまた酒でも飲もうぜ、卑弥呼」

卑弥呼「そうじゃな・・・おっと、長居してしまったようじゃ・・・・では、また何かあったら連絡してくれ・・・またな一刀」

一刀「ああ、またな」

戦華「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・なるほど、あのものに体術を・・・・納得だ」

一刀「つらかった?」

戦華「すこしな・・・・前の曹操とは比べ物にならない覇気だな」

一刀「まぁ・・・ね」

一刀「雛里・・・だめだ、気を失ってる」

戦華「ならば、近く街に行き宿をとるか」

一刀「そうだね、よっと」

戦華「かわいいものだな・・・さぁ。行こうか」

 

オマケ終わり

戦華「悪役・・・・見事だったぞ」

一刀「桃香には悪いことしたかな?」

戦華「ふん、延びなかったらそれまでだ・・・・さぁ、どこへいく?」

一刀「洛陽へ・・・・雛里ちょっといい?」

雛里「はっはい」

一刀「洛陽に行くに当たって、雛里と戦華には偽名を名乗ってもらう」

一刀「雛里は目立たないため、戦華は」

戦華「この世界の私と混ざらないように・・・だろ?」

一刀「そう、雛里にはつらいかも知れないけど俺の侍女として・・・・戦華は家臣として・・・だめかな?」

戦華「私は異論ない」

雛里「あわわ、わっわたしもだいじょうぶでしゅ」

一刀「そうか・・・・ありがとう、なら雛里は洛陽に居る間は雛」

雛「はい!」

一刀「戦華は禾龍(かりゅう)として名乗ってもらうね」

戦華「禾龍か・・・いい名前だ」

一刀「それじゃぁ・・・明日から洛陽目指して・・・」

雛・禾龍「はい(おう)」


 
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