No.152182

剣で私に恋しなさい! part❶ _another story_■真剣で【心】を守り抜く!!■

白ぴぃさん

「まじこい」の2次創作オリジナルストーリーです。
オリキャラの主人公が2-Sに転校してきて,
不死川心cを守りぬくっていう風にしたいと考えています。

(・・*)。。oO(まぁ多分ホイホイ内容変わると思うけどね)

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2010-06-21 13:31:29 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3407   閲覧ユーザー数:3108

 

________深夜2時親不孝通り路地裏________

 

 

 

 

 

「ぐはっ!!」

 

 

___ドサッ・・・金髪の青年が口から血を吐いて倒れこんだ___

 

 

 

「やべーよコイツ!!誰か早く仲間に連絡を!!うっ・・・」

 

 

 

___バタッ・・・また1人。腹部に鋭い突きをくらい気絶し地面に倒れこんだ___

 

 

 

「なんだよコイツやめろ!うわぁぁあああ!!」

 

___グシャ・・・顔面に拳が突き刺さり更に,

         その勢いで弾き飛ばされ,後ろの壁にぶつかり,壁に食い込んだ___

 

 

 

「もしもし!!『竜兵さん』大至急来て下さい!親不孝通りの路地裏ですお願いします。早く来てくださ――」

 

___ボキ・・・彼が喋っている途中に首に蹴りが食い込み,骨の折れた音が響いた。

    ついでにケータイから聞こえる声がうるさかったので,ケータイも踏み潰しておいた___

 

 

 

 

「ふぅこれで全員か・・・まったく物騒だ。いきなり喧嘩を仕掛けてきてくるなんて」

 

そう呟く青年の周りには20人ほどのチンピラが全身から地を噴出し骨を砕かれたり,

関節をはずされたりして,地面に転がっていた。

更にその中の2人は頭から壁に突き刺さっていた。

その状況は正に地獄絵図という言葉が相応しい位だった。

 

 

「よし..服は汚れてないな。素手で闘うとやっぱり汚れるかな~と思ってたのに。まぁ楽に洗濯できそうでよかった。」

 

 

彼の着ていた服には20人ほどのチンピラを倒した後にもかかわらず,汚れの1つもなかった。

 

 

「あ~あ川神はもっと強い人達がたくさんいると思っていたのに残念だな。できれば早く,

 川神院――川神百代,最強と謳われる存在と戦ってみたいものですね。

 なんだかワクワクしてきたな~学校生活が本当に楽しみだ・・・

『お嬢様』元気にしてるかな・・・・・・」

 

 

夢を見る純粋な子供のように目を輝かせ彼はそう口にした。横たわるチンピラに座りながら・・・・

 

 

「おいテメェがコイツら全員やったのか!!」

 

 

爆発しそうな勢いの殺気を発している,屈強な男が話しかけてきた。

 

 

「あ~はい。俺が全員ヤリましたね。」

 

 

「おもしれーな。俺と一対一で喧嘩しないか」

 

 

「なんか楽しめそうですね。」

 

 

「ふっ,まぁ少し強いぐらいでいきがるなよ,この『板垣竜兵』をたおせるかな!!」

 

 

彼はそう自分の名前を名乗ると殴りかかってきた。

 

 

だが,それを軽くかわし質問をした。

 

 

「見た感じあなたが,ここら辺を支配てるんですよね。あなたからはカリスマ性のある強さを感じますから。」

 

 

身のこなしから見てもさっきのチンピラどもより明らかに格上だとわかった。

それに体からでる殺気が泥雲の差だった。

 

 

「あ!?そうだここらで俺の言うことを聞かない奴なんぞ...まずいねーな!!」

 

 

また喋りながら殴りかかってきたので,軽くかわす。

 

 

「チッ,いちいち避けやがって捕まえて壊れるまで可愛がってやる」

 

 

「はぁ,めんどくさいな~まぁいいやあなたがある程度の強さを

 持っているという事ならば,俺も少し『本気』を出すのが

 あなたへの敬意ですからね。本気には本気を武人の作法かな。」

 

 

「一発でつぶす!!」

 

 

板垣竜兵が叫びながら拳を間合いをつめてきた____

 

 

「なら,俺も一発でしとめますか・・・」

 

 

「天城流・一の形....《雷帝》!!」

 

 

そう言い放った瞬間雷が落ちたかのような眩い光とともに青年の姿が消え,

その刹那,板垣竜兵の腹部に衝撃が走り,骨の折れた時に発する濁った音が響いた。

それは一瞬の事だった

 

 

「ぐはっ!てめえ何がおこったんだ・・・・」

 

 

ドサッ...板垣竜兵が疑問を持った顔で血を吐きながら倒れこんだ。

 

 

「簡単に言うと0.0001秒の速さで君の体に雷と同等の電圧を叩き込んだんです。」

 

 

焼け焦げたにおいが立ちこむ中

彼はそう言いいつ,手に電気をまといながら爽やかに微笑んだ。

だが彼が技に関して話をしている時にすでに,

川神の夜の街を統べている強者『板垣竜兵』は,

チンピラと同じように横たわり意識を失っていた。

 

 

 

「なかなか強かったほうだったな,だけれども重い一撃も当たらなきゃ意味がない・・・

 やっぱり川神百代と闘いたいな...最強とわかっているからこそ楽しみがいがある。

 まぁそれより早く『お嬢様』の成長ぶりを見る方が楽しみだ__」

 

 

少し前に口にしたようなことをまた呟きまた爽やかに微笑んだ。

板垣竜兵の上に座りながら・・・・

 

 

今ここに一人の青年のもの語りが始まろうとしていた___

 

 

 
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