No.151431

戦華

護衛さん

思いつき

2010-06-18 11:45:22 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:5735   閲覧ユーザー数:4441

??「・・・・はぁ・・・まだ勝てないのか・・・・私は・・・・」

??「そんなことないよ?・・・・前よりも強くなってるし・・・・俺だってこのごろ防ぎきれなく「お世辞はいい」戦華」

戦華「そんな顔をするな・・・・私とて最初は侮っていたが・・・・ここまで力の差があるとはな・・・一刀、もう一度試合だ」

一刀「わかった・・・・けど、その前に」

戦華「・・・・もう昼か・・・・ずいぶん集中していたようだ」

一刀「そうだね・・・・久しぶりに街にでもいこうよ」

戦華「うむ・・・・悪くないな」

一刀「それじゃぁ行こう」

一刀「・・・・活気ないね」

戦華「そういうな・・・・前に来た街よりはあるだろ?」

一刀「そりゃ・・・・そうだけどさ・・・・・」

戦華「そんなくらい顔してないで・・・・ここにするぞ」

おやじ「いらっしゃい!」

戦華「ラーメン二つ」

おやじ「へい!」

戦華「まだ暗い顔をして・・・・お前の分も食べてしまうぞ」

一刀「あー!それはだめ!」

戦華「なら・・・・「賊だぁぁ!」なにっ!?」

一刀「ちょっと・・・まって・・・あ、御代此処に・・・・戦華!」

戦華「賊が出たと聞いたが・・・・・どこにだ!?」

男「はっはい・・・・街の外・・・・・5里先に・・・・」

一刀「やっと追いついた・・・・・どうしたの?」

戦華「賊がこの街に向かっているらしい」

一刀「らしい?」

戦華「うむ」

一刀「・・・・その顔、退治する気だね」

戦華「無論だ」

一刀「・・・・・賊について知ってる人は情報をくれ」

『ガヤガヤガヤガヤ』

一刀「大体の状況はつかめたよ・・・」

戦華「ほぉ・・・・やはり金品か?」

一刀「いや・・・金品より食料かな・・・・賊は最近できたばかりで・・・・ザコばかり」

戦華「なら、すばやく・・・・」

一刀「・・・・」

戦華「わかっている・・・・・命は奪うな・・・・だろ」

一刀「ごめん」

戦華「謝るな・・・・賊の数・・・わかるか?」

一刀「うん・・・・見てきた人の話だと・・・・およそ5千」

戦華「おおいな」

街人「なぁ・・・・あんたら、退治するつもりなのか?」

戦華「そりゃ・・・・な」

街人「やめたほうがいい・・・」

一刀「なんで?」

街人「その・・・・ここの市史・・・・逃げちまったから・・・・」

戦華「関係ないな」

一刀「そうそう・・・俺たちだって自己満足のためにやってることだし」

戦華「と、いうわけだ・・・・忠告には例を言う」

街人「でっでも・・・・相手は5千もいるんだぞ」

戦華「なぁ・・・一刀」

一刀「なに?戦華」

戦華「私たちとやりあうに5千は多いか?」

一刀「あははは・・・・少なすぎるよ・・・・俺たちを止めたかったら・・・・」

「「50万はいなければな(いなくちゃ)!」」

街人「あんたたちは一体・・・・」

戦華「私は華雄」

一刀「俺は北郷一刀。考えと武勇をあげるために旅をしてる・・・・ただの旅人だよ」

街人「華雄・・・・・北郷・・・・一刀・・・・?」

戦華「一刀・・・・賊を蹴散らして・・・・賊が来た方角に言って見ないか?」

一刀「そうだね・・・・買うものは今ないよ」

戦華「なら・・・・いくか」

賊「頭!街の外に女と男がいますが・・・・」

頭「ふん・・・・たった二人で何ができる・・・・ぶっころしちまえ!」

賊『おおおおおおおおおおおおおおおおおお!』

 

一刀「戦華・・・・わかってると思うけど」

戦華「出すぎるなと近寄るなだろ?」

一刀「そう・・・・大丈夫だよね?」

戦華「ふん・・・・無論だ」

一刀「それじゃぁ・・・・」

戦華「いくぞ!」

 

この日・・・・朝廷の命により各諸侯が賊討伐に乗り出した・・・・

そんなことは知らぬ二人はただ・・・目の前の賊を・・・・打ち負かした

彼女の名は華雄 真名は戦華

彼の名は北郷一刀

今新たな幕が上がる・・・・・

戦場に咲く華・・・・・

彼とともにドコまでも高みへ・・・・

 


 
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