蒼天已死
黄天当立
天下乱れ跳梁跋扈。
力無き人々の涙こそ悲し。
争乱に荒廃する大地こそ哀れ。
なればこそ天下に安寧を。
我と我等で、この天下に恒久の安寧を。
いざ行かん。
果てしなき天下へと───
北袁、河内。
舞い降りるは天の御遣い。
「えっと、俺の名前は北郷一刀───後は……覚えて……ない?」
巡り合うは四世三公の大将軍。
「ええ、いいですわ。この袁本初に二言はなくってよ。おーっほっほっほ!」
北袁最強の二枚看板が───
「斗詩はあたいのモンだ! 手ぇ出す奴は根こそぎぶっ潰す!」
「わたしはわたしのものだもん───て言うか、文ちゃん。そういう事は殴る前に言ってあげるべきだと思うな……」
「殴られた俺が言うのもなんだが、次からは是非そうして下さい……がくっ」
羽ばたく時を待つ智謀の士が───
「ふにゅううううう……こ、怖いですぅ……」
「あらあらあら。一刀君ったら、そんなに女の子を泣かせちゃってい~けないんだ~♪」
「田豊さん、人聞き悪い事言わないで下さい! ああっ、沮授ちゃんも謝るから、そんな机の下に隠れないでっっ!!」
名門支えし歴戦の重鎮が───
「年増で悪いかー!!」
「胸が無くて悪いかー!!」
「誰だー!? 袁隗さんと麹義さんに酒を飲ませたのはーーーっ!?」
明日を担う若駒達が───
「この張郃……下がらん。我が武士道に懸けて」
「ここが北袁の生命線。高覧、いざ参ります!」
「はっはー! この淳于瓊様を倒さねぇ内に、烏巣を取ったと思うなよっ!!」
「待ってろ、みんな! 今、助けに行く!!」
今、天下に覇を唱える!!
「さぁ、皆さん! 今この時より、四世三公の戦を始めますわよ!!」
立ちはだかりしは、天下の英傑か。
「天の御使い。あれは麗羽には過ぎたもの───この曹孟徳にこそ相応しいわ。あなたもそう思わない?」
「この董卓の姿を見て、尚も戯言を言うか!? 恥を知れ!!」
「うはははは~!! 麗羽なぞこの仲の皇帝、袁公路にかかればちょちょいのちょーいなのじゃー!」
「わたしは蜀の皇帝としてでなく、劉玄徳個人としてお話ししようと思ってるの」
「理屈では分かるけどね。でも、理屈じゃ動かない。動けないのよ。このわたし、孫伯符って人間はね」
或いは、内に抱えし黒き一滴か。
「誰にも見せない。誰にも悟らせない。闇より暗い我が刃が天の御使い───お前の首を掻き切るまで……」
蒼天、最後の皇帝が涙する時、天下は新たな時代の訪れを知る。
「終わる……漢が終わる……漢の歴史も、文化も、学問も、芸術も、先人の想いも、今を生きる人々の営みも───わたしが終わらせる……」
「いいんですね? 劉協───いや、皇帝陛下……」
さぁ新たなる外史の始まり。
開かれるは、四世三公の天下取り。
黄金の鐘鳴る日々に、記憶を失った御使いは何を見るのか。
「だーーーっ! 麗羽、ちょっと待て! 急ぎすぎだっての!!」
「何を仰いますの? 一刀さん、ちゃんとついていらっしゃいな。この袁本初の進む道に! あの星降る北天の空へと続くこの道に!!」
今、北袁の戦いが幕開く!!
「記憶が戻る……それがどういう事を意味するのか───分かってはいたつもりなんだけどな……」
「一刀さんっ!?」
真・恋姫無双 北袁√ ~北天の空に星は降る~
近日公開予定は一切無しっ!!!
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どもです。とととです。
忘れた頃にこっそりと顔を出してみたりw
ゲームのシナリオが出来まして。
あと、萌将伝なんてものが発売決定しまして。
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