No.133401

北斗の恋姫の拳 第5話

BLACKさん

この作品では特に人が喋っていない部分には「北斗の拳」でおなじみのナレーションの声が出ているものと思ってください。
なお、可能な限り控えめにしておりますが流血表現があることをご了承ください。

2010-03-31 11:47:52 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:3678   閲覧ユーザー数:3327

第5話 北斗神拳伝承者よ、お前の真の戦いが始まる時だ!

 

 

牙一族が全滅してから1週間ほどが経った。

その噂は他の街や村に広まっていた。

 

街人A「聞いた話によると牙一族が全滅したそうだ」

街人B「何だって!? 一体誰に?」

街人A「何でも白くて神々しい光り輝く服を着た男……確か…」

???「おい、貴様」

 

そこに黒い仮面をかぶった白くて神々しい光り輝いた服を着た男がやって来て、街人の首をつかむ。

 

街人A「い、いきなりなにを……」

???「俺の名を言ってみろ!」

街人A「そう言われても……知りません」

???「知らんのか。そうか……なら死ねぇ!!」

 

黒い仮面の男は首を絞めて街人を殺し、放り捨てた。

 

???「貴様はどうだ? この服を見れば分かるだろ?」

街人B「お、お、思い出した。確か北郷一刀!」

とりまきA「その通り。このお方こそ北斗神拳唯一の伝承者、北郷一刀様だ!」

 

すると突然その一刀の名を騙る男の周りには無数の小悪党達が群がってきた。

 

一刀(偽)「貴様のその耳、よく見たら弟に似てるな」

街人B「ぐぇ!」

 

一刀の偽物はそう言うと街人を殴り殺した。

一刀の偽物はその街で悪行の限りを尽くした。

そして一刀の偽物が街を歩いていると……。

 

一刀(偽)「貴様のその目が弟に似ている」

 

一刀の偽物はそう言って、二人の兄弟の弟の髪を引っ張りながら、持ちあげる。

 

子供(弟)「痛い!」

老人「お待ちください! この子は今日まで不自由な兄のために手となり足となり一生懸命生きていたのです!」

一刀(偽)「それがどうした?」

老人「許してやってはくれませぬか?」

一刀(偽)「ダメだな」

老人「本当に、本当によく出来た弟なのです!」

一刀(偽)「兄より優れた弟など、存在しねえ!!

来い! おのれの無力さを思い知らせてやるわ!!」

 

そう言って幼い弟をどこかへと連れて行った。

 

 

その頃本物の一刀は……。

 

一刀「蓮華、一つだけ頼みたいことがある」

蓮華「何? 私をくれと言われても拒まないわ。友の言葉として聞くわ」

一刀「天和と地和と人和の三人を頼む」

蓮華「連れて行かないの?」

一刀「ああ。今度の敵は恐らく身内。北斗神拳同士の戦いになるだろうからな」

蓮華「一子相伝の北斗神拳に身内が!?」

一刀「俺には二人の姉と一人の兄がいたんだ」

 

そして一刀は村から出ていく。

 

蓮華「死なないでね。一刀」

 

一刀は自分の偽物が出たとされる街へと向かう。

 

 

一刀の偽物の配下達はその偽物の銅像を作り終え、その銅像の前でだべっていた。

 

偽者の配下A「街の連中には北郷一刀の噂が広まったようだな」

偽物の配下B「奴らもまさか、偽物だとは思うまい」

偽物の配下A「本物は今頃自分の評判の悪さに驚いてるだろうよ」

偽物の配下C「ちげえねえ」

偽物の配下達『ひゃーはっはっはっ!!』

 

そこに本物の一刀がやってきた。

 

偽物の配下D「何だ手前は?」

一刀「そいつの本当の名前を知りたいか?」

偽物の配下C「何だと?」

一刀「教えてやろう。そいつの名は郭汜。かつて兄と呼んだ男だ!」

偽物の配下B「そうか、貴様が弟か。ならば見ろ! 俺様の北斗神拳を! 俺様はあらゆる拳法を身につけ、最後に覚えたのが北斗神拳だ!

食らいやがれ!」

 

そして偽物の配下達が一刀を襲うが……。

 

一刀「あたたたたたたたた!! あたぁあ!」

 

一刀に襲いかかろうとした配下達はいとも簡単に殴られていく。

 

偽物の配下C「ぐるぐるぐるりんぱー!」

偽物の配下A「ゴロンゴロンゴルゴンゾーラー!」

偽物の配下D「び、び、びびりょーん!」

偽物の配下B「ひぃいいい」

 

一人だけまだ無事だった配下は逃げようとするが既に一刀に回り込まれていた。

 

一刀「ふん!」

 

一刀はその逃げようとする配下に両親指をその男の耳よりやや上あたりに突きさす。

 

一刀「郭汜はどこだ?」

偽物の配下B「ここから少し言った街にあるでかい城だ! 行けば貴様は必ず殺される!! 行って殺されやがれ!!」

一刀「その前にお前が死ぬことだな」

偽物の配下B「べ、べ、べべりりりーん!」

一刀「この先か……」

 

 

その街から少し離れたところに荒野をふらふら歩く少年を見つける。

その少年は一刀の偽物に連れて行かれた少年であり、足には鎖が付けられ、その鎖は思い岩と繋がっていた。

一刀はすぐに少年を介抱する。

 

一刀「一体誰がこんなことを?」

 

一刀が少年に水を飲ませる。

 

少年(弟)「北郷一刀……」

一刀「そいつはどこに?」

少年(弟)「あっち……」

 

少年が指さす方を見る。

 

一刀は少年につながれている鎖を切る。

 

一刀「こんな年端もいかない子供に何て仕打ちを……!!

郭汜、貴様には地獄すら生ぬるい!」

 

そして一刀はその街の方へと向かう。

その少年を抱えたまま……。

 

 

一刀は街に到着する。

 

一刀「街の人達は何で姿を現さないんだ? それにこの殺気、全然隠せてないぞ」

 

一刀がその殺気を持つ人間の隠れている瓦礫の壁を破壊する。

するとそこには一刀の抱えている少年の兄が弓と矢を持って一刀に向けていたのだ。

 

一刀「これは……子供の殺気じゃない!」

 

一刀はその少年の兄が郭汜に秘孔風厳を突かれたことに気がつく。

 

一刀「風厳……。突かれたものは突いた者の言うことを聞く秘孔……。俺を殺すように命じられたか……

(かつての俺の甘さがこんな悲劇をもたらしたのか……)」

 

一刀はふと思い出す。自分が愛紗の紹介によって北斗神拳の道場で修行を積んでいたことを……。

その時の一刀は今ほど非情な人間ではなかった。そのため郭汜との模擬戦の際、わざと手を抜いて負けたのだ。

その事を先代継承者であった盧植にはこう言われていた。

 

盧植「そのお前の優しさがいずれ災いとなってお前に振りかかるぞ。特に郭汜はな……」

 

一刀は目の前の子供の方を見る。

 

一刀「この子の怒りを利用しやがって……」

 

一刀は少年の弟をゆっくりと下ろす。

そして服を脱いでみせる。

 

一刀「撃て」

少年(兄)「うう……」

一刀「(この子は風厳に抵抗しようとしている……だが……)良いから撃て!」

 

一刀の言葉に少年の兄は一刀に矢を放った。

一刀は抵抗せず矢を胸に受けた。

 

一刀「………」

 

一刀は上着に入っていた絆創膏を取り出し、矢傷のところに貼り付ける。

そして一刀は少年の兄の元に近づく。

 

一刀「動かないで……」

 

一刀は風厳の秘孔を解く秘孔を突き、少年の兄は秘孔から解放された。

少年の弟は目を覚まし、少年の兄の元に駆け寄る。

 

少年(弟)「お兄ちゃん!」

少年(兄)「うう……」

 

二人は再会を喜び合う。

 

一刀「君達の痛み……必ずあの男に届けてやる!」

 

そして一刀は郭汜が居るとされる居城に向かった。

その間にも郭汜の部下達が一刀を襲うが、当然のごとく返り討ちにあった。

 

郭汜の部下A「ばりゅーせっと!」

郭汜の部下B「くくくくっぱ!」

郭汜の部下C「ふりふりー!」

 

一刀はようやく郭汜の居城に辿り着いた。

そこには郭汜が待ち構えていた。

 

郭汜「ふっふっふ、きおったか」

一刀「郭汜、お前は死ぬべき男だ! 早く死に場所を選べ! そこがお前の死に場所だ!」

郭汜「良いだろう……。来い!」

 

一刀は郭汜について行き、城の屋上へと向かった。

 

郭汜「ここなら誰の邪魔も入らん。心おきなくお前を殺せると言うわけだ!」

一刀「どういう心境の変化だ? 闇討ちの得意なお前が……」

郭汜「はーはっはっは! 貴様はあの時、俺に勝ったとでも思っていたのか!」

一刀「何?」

郭汜「思い出してみろ! あの時のことを!」

 

 

それは一刀が北斗神拳伝承者として決まった日のこと。

郭汜は服を着替えていると取り巻きの人達が郭汜に一刀が伝承者と決まったことを告げ、郭汜は怒り、二人の姉に意見を言いに行った。

 

郭汜「姉者! 何故姉者達は何も言わん!

あいつは俺達の中で一番下の弟! しかもまだ1年しか北斗神拳を学んでいない奴に、伝承者の座を奪われて口惜しくないのか!」

長姉「………」

次姉「……」

郭汜「姉者達は分かっているのか! 北斗神拳は一子相伝! 伝承者争いに破れた人間は拳を封じられ、名を名乗ることも許されん!

そのためにあるものは拳をつぶされ、あるものは記憶を奪われた! それが北斗神拳の宿命だ!」

 

それでも二人の姉は黙ったままだった。

 

郭汜「ふぬけたか姉者たちは! だが俺は認めない! 俺よりも劣る弟に俺の拳をつぶされてたまるか!」

 

そう言って郭汜はその場を後にした。

 

長姉「郭汜じゃ、一刀には勝てないけど、一刀じゃ郭汜を殺せないわ。父上は伝承者を誤ったようね」

次姉「………」

長姉「北斗神拳ももはやこれまでかもね……」

 

そう言って長姉は立ちあがる。

 

長姉「じゃあね。桃香」

桃香「どうしても? 華琳さん」

華琳「無論よ。北斗神拳は天を握る第一歩。ここに留まるつもりはないわ」

桃香「じゃあ、その拳を封じなきゃいけなくなりますね」

華琳「約束を忘れた訳じゃないでしょうね? この拳を封じるのはあなたよ。いつでもこの拳を封じに来ればいいわ」

 

そう言って華琳はその場を去った。

その場には桃香だけが残り、桃香は一人涙を流した。

 

桃香「北斗神拳最強の人、曹操……。その野望が無かったら私も一刀さんも伝承者の道を喜んで譲ったのに……」

 

その頃一刀は自分の部屋で一人でトレーニングをしていると……。

 

一刀「うん?」

 

突然自分の顔に弩が向けられていることに気付く。弩を向けているのは郭汜であった。

 

郭汜「おいそこに座れ」

 

郭汜に言われて椅子に座る一刀。

 

郭汜「今ならまだ間に合う。伝承者を辞退してこい」

一刀「何?」

郭汜「だいたいまだ北斗神拳を学んで一年のお前が伝承者になれるわけがねえ!

そうだろ? 俺達を差し置いてこんな馬鹿げた話はねえ。ほら、行ってこい!」

一刀(何言ってるんだこいつ……)

 

そんな態度の目を一刀がしていると……。

 

郭汜「ぬあんだその目は!!」

 

郭汜が弩で一刀を殴り倒した。

 

一刀「何で含み針や矢を使う。どうして拳だけ戦おうとしない?」

郭汜「うるせえ! 俺は拳法だけがすべてだとは思ってねえ! 要は強ければいいんだ!! どんな手を使おうと勝てばいい! それがすべてだ!!」

 

一刀は頭に来て、郭汜の顎を掴む。

 

一刀「貴様……いい加減にしろ!」

 

一刀が郭汜を放す。

 

郭汜「この野郎! 殺してやる! ころしてぇ!?」

 

郭汜の足が突然曲がる。

郭汜はバランスを崩し、一刀はその郭汜に向かって顔面に一発、体に何発もの拳を浴びせ、郭汜は壁に叩きつけられる。

壁に叩きつけられた郭汜の顔の左半分がわずかにだが歪む。

 

一刀「北斗八悶九断!」

 

一刀が郭汜の顔面に拳を振るおうとするが、郭汜の顔面直前で拳を止めた。

 

一刀「行け。お前に伝承者の資格は無い」

郭汜「馬鹿め! 今が俺を殺す最後の好機だったのだ! それを逃した貴様の不運を思い知らせてやる!」

 

そう言って郭汜はその時はその場を去ったのだ。

 

 

一刀「それで俺の名を騙り、多くの人々を犠牲にしてきたのか」

郭汜「気に入らない奴は皆殺してやった」

一刀「ところで……この矢が何か分かるか?」

 

一刀は矢を取り出す。

 

一刀「さっきそこであったあの兄弟の兄が俺に向かって放った矢だ。

これにはその怒りと悲しみが込められている」

郭汜「そんな屑どもの命などこの傷の比では無い見るがいい」

 

郭汜は黒い仮面を外す。

そこから現れた郭汜の素顔はとても恐ろしく醜いものであった。

 

郭汜「この傷が痛むたびに俺はお前への憎悪を燃やしつのらせてきたのだ!

あの時は俺が足を滑らせたため運よく勝てたんだ。今回ばかりはあんなへまはせんぞ!」

一刀「まだ気付いていなかったのか。あの時既に俺がお前の秘孔を突いて足の自由を奪ったんだ」

郭汜「何!?」

一刀「今はお前を生かしておいた俺の甘さを後悔している。その悔いをこの場で断つ!」

郭汜「ふふふ、これから貴様に生き地獄を味わわせてやろう」

 

郭汜は再び黒い仮面をかぶる。

 

郭汜「今こそ北斗神拳の真髄を見せてやるわ!」

 

郭汜は両拳を上下に激しく振り始める。

 

郭汜「北斗羅漢撃!!」

 

郭汜は北斗羅漢撃を繰り出しながら一刀に近づく。

その間に口から含み針を出すも一刀に全て止められ、羅漢撃も難なくかわされ、一刀の拳が顔面に直撃する。

 

郭汜「ぐおあっ! この非情さ、この凄み……。昔の一刀では無いな!」

一刀「俺は今日まで無数の血を流してきた。友とも呼べる強敵達……。その強敵達の血が俺を変えた……」

郭汜「強敵? 霞、霞のことか!」

一刀「お前が霞の真名を口にするな!」

郭汜「だがお前は読みが甘い!」

 

郭汜はそう言うと下に置いてあった弩を取って樽に向かって矢を放つ。

そこから何かしらの液体が漏れ始め、辺りが燃え始める。

その液体は油であった。

郭汜はさらに高いところに行き、避難する。

 

郭汜「俺はこの時を待っていたのだ。冥土の土産にいいことを教えてやろう!

霞の魂を悪魔に売らせのはこの俺だ!」

一刀「何!?」

 

郭汜は語る。

郭汜は一刀が憎かった。北斗神拳伝承者のこともあったが、愛紗も一刀について行くことを決めたからだ。

そこで愛紗を諦めきれなかった霞を唆したのだ。

 

郭汜「今は悪魔がほほ笑む時代なんだ~」

 

霞は郭汜の術中にはまってしまい、狂ったのであった。

 

郭汜「どうだ悔しいか!」

一刀(お前のせいか……)

郭汜「俺の名を言ってみろ! 俺は北斗神拳伝承者、郭汜様だ!」

一刀「お前のせいか……」

郭汜「ああん?」

一刀「お前のせいで霞があんなに悲しんで……、愛紗も死んだのは……お前のせいかーーーーーーー!!」

 

一刀は怒り、その怒りの力により床をぶち抜いた!

そして郭汜は下へと落ちていった。

 

 

郭汜「なんて奴だまったく!!」

一刀「郭汜、俺の名を言ってみろ!!」

 

郭汜は逃げる動作をする。

 

一刀「今さら逃げても無駄だ」

郭汜「ほざくな!」

 

郭汜はそう言うと突然突きを繰り出すが、それは北斗神拳の突きでは無かった。

 

一刀「南斗聖拳。どこでそれを見に付けた?」

郭汜「これから死ぬ貴様に言う必要もあるまい。死ねぇ! 南斗邪狼撃!!」

 

郭汜が南斗聖拳の突きを繰り出すも、一刀はそれを肘と膝で叩きつぶし、郭汜の顔面に蹴りを入れる。

 

郭汜「馬鹿な! そんな馬鹿な!?」

一刀「いかに南斗聖拳を身につけようとそんな遅い攻撃じゃ俺は倒せん!」

郭汜「くぬぬぬ!」

一刀「お前の謀略のために果てた五人の怒りと悲しみ……じっくりと味わうがいい」

郭汜「ほざきやがれ!」

 

郭汜が再び突き攻撃をするも、その攻撃が届く前に一刀の足の連打が先に郭汜に届いた。

 

一刀「これは霞の怒りだ!」

 

郭汜は後方に吹き飛ぶ。

 

一刀「お前の南斗聖拳は霞の足元にも及ばない」

郭汜「こいつはどうだ!」

 

郭汜は倒れている城の柱を持って一刀を攻撃するが、一刀は無傷であった。

 

一刀「北斗神拳の真髄を忘れるとは…。怒りは鋼鉄の鎧と化すことを!

そしてこれは愛紗の怒り!」

 

一刀が郭汜の顔面に強烈な一発の拳を当てる。

 

郭汜「おのれ……」

 

郭汜は落ちている槍を拾おうとするが、掴んだ瞬間に激痛が走った。

 

郭汜「貴様! あの秘孔を!」

一刀「そうだ、胸椎の秘孔龍頷を突いた。今お前の体はむき出しの痛感神経に包まれている」

 

一刀はそう言うと上着から矢を取り出す。

 

一刀「そしてこれはあの幼い兄弟二人の分だ」

郭汜「ちょ、ちょっと待てまさかその矢を!? や、やめてくれ! そんなもの刺されたら死んじまう!! なっ、なっ!!」

一刀「!!」

 

一刀は容赦なく自分が刺されたのと同じ個所を郭汜にの胸に突きさす。

 

郭汜「うぎゃああああああああ!!!」

一刀「そして最後に、これは……お前によって全てを奪われたこの俺の怒りだ!!」

 

一刀はそう言って拳の連打を当てる。

 

一刀「あたたたたたたたたたたたたたたたたた!!! おおおおおわった!!!!」

 

郭汜は派手に後方に吹き飛ぶ。

 

郭汜「あぎゃあ!」

 

郭汜の顔の怪我をしている部分が派手に吹き飛ぶ。

 

一刀「貴様にはその醜い死に様がふさわしい。後数秒で貴様の体はこの地上から消え失せる。終わりだ」

郭汜「終わりだと? 貴様にはまだ二人の姉がいたことを忘れたか!? 貴様の地獄が目に見えるわ!! ばわ!!」

一刀「あの二人……生きてたのか……」

 

郭汜は死んだ!

だが、郭汜の遺した言葉は一刀に何を持たすのであろうか!?

 

 

二人の姉が生きていた!

一刀はその姉の一人、劉備に会いに行くが、そこには変わり果てた劉備の姿があった!

 

次回、北斗の恋姫の拳

 

北斗の次姉! 貴様は断じて桃香では無い! 

 

 

一刀「貴様は断じて桃香では無い!」

 

 

おまけ

 

 

作者「ヒャッハー! 第5話だ!」

一刀「本当に早いな。おい」

作者「一度勢いに乗ると書けるんだよ。その気になれば作文だって30分で出来るからな」

一刀「それってちゃんとした内容でか?」

作者「俺からしたらな…。そしてラオウとトキのキャラが登場したぜ!」

一刀「まさかラオウが華琳でトキが桃香とは…」

作者「ミスマッチのようでミスってないだろ?」

一刀「それは読者にもよるな」

作者「個人的にはかなり適任だと思うんだけどな。それとジャギは該当者がいなかったからオリジナルにした。そして次回も…」

一刀「何が言いたい?」

作者「いや。別に…。まあその関係で次回は一刀が少しボケるとだけ言っておこう。それと北斗の拳のアニメ版ネタも少し混ぜていることに気付いたかな? 次回と言うかこれからも少しはアニメ版ネタは入れてるからね。

それでは!!」


 
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