No.128527

蒼華繚乱の章についてのお詫び

茶々さん

茶々が書いています『真・恋姫無双 ~美麗縦横、新説演義~ 蒼華繚乱の章』についてのお詫びと、皆様への陳謝

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2010-03-06 21:19:08 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2195   閲覧ユーザー数:1974

皆様どうもです。

茶々です。

 

初めての方はおられないと思いますが、とりあえず初めての方の為に申し上げます。

初めまして、茶々と申します。

 

本来であれば現在執筆中の『蒼華繚乱の章』の続きを投稿する所でしたが、実はその事について皆様にお詫びがあります。

 

 

 

そもそも茶々が真恋姫の二次創作を書き始めたのは、某サイト様で前作『恋姫無双』のSSを読んだのがきっかけでした。

 

原作を離れて尚、生き生きと動くキャラクター。

原作では出来なかった物語や、新たなifの創造。

 

それら全てが魅力的でとても面白くて、日々更新を待ち遠しく思っていました。

 

しかしある日、ふと思ったのです。

 

「この展開だったら、これもアリなんじゃないか?」

「こういうキャラがいたら、もっと面白くなるんじゃないか?」

 

……その瞬間から、茶々の脳内で数多くのシーンが浮かび上がりました。

 

元々三国志には個人的に比重を置いていると自負していた茶々は、それからというもの『読む』側から『書く』側になって、いくつも推敲を繰り返してきました。

著名な人物や事件、それ程重きを置かれない戦いも、少なくとも周囲の人間よりは知っていた茶々はそれらを頭の中だけでも絵に置き換え、動かすことを目標に書き続けてきました。

 

そういった事を繰り返す内、自分でもいくつか満足のいく作品が出来ました。

出来たつもりでいました。

 

そうしてTINAMI様に処女作である『真・恋姫無双 ~美麗縦横、新説演義~』を、満を持したつもりで投稿しました。

 

それからの日々は皆様のコメントや指摘を受けて、多くの人が楽しめる、興味を惹かれる作品を書こうと(少なくとも茶々本人は)努力しました。

 

 

 

 

さる2月12日。

以前報告しました通り、茶々のPCのデータの大部分が消失するという事態が発生しました。

 

実はそのあと、茶々は一冊のノートを発見しました。

 

書いてあったのは、日常生活の中で浮かんだ『蒼華繚乱の章』に関するネタの数々。

今度の話はどうしようか、ここの展開はどうすべきか……そういった事を書き連ねたノートを一度読み返してみて。

 

不意に茶々は『虚しさ』を感じました。

 

初めて書いた頃はとても楽しめて、満足のいっていた作品は全て消え、それでも『蒼華繚乱の章』は、茶々の処女作でもあるこれはまだ続けられると考えていた折、随分と空虚な一瞬が脳裏をよぎったのです。

 

第六話、第七話を執筆中にそれは下書きの文面にも表れる様になって、書いては消して、消しては書いてを繰り返す内に、茶々は『楽しむ』という事を忘れていた事に気付きました。

 

そして一度全文を読み返すと―――書いた時は納得のいっていたそれが―――酷く空虚で、つまらないものに見えて他ならなくなってしまったのです。

 

皆様の貴重なお言葉を無にする様な失礼な話になりますが、『蒼華繚乱の章』は数多くのご意見を元にして構成しようと思ったあまり、それに振り回されすぎて中身が空っぽの木箱になってしまったのです。

 

それが、茶々には我慢なりませんでした。

 

自分が楽しく感じられないそれが、面白いと思えないそれが、納得のいかないそれが、どうして皆様の前に出せるでしょう。

 

本来であれば即座に全ての作品を削除して陳謝し、深く反省して出直すべきだと考えました。

事実そうすべきでした。

 

しかしそれは単に『逃げ』だと、頭の中で警鐘が鳴ったのです。

そんな事をすれば、この作品を読んで下さった多くの方々に本当に申し訳が立たなくなる……と。

 

 

 

勝手だという事は百どころか千も承知の上で、此処に申し上げます。

 

『真・恋姫無双 ~美麗縦横、新説演義~ 蒼華繚乱の章』は今後、茶々が当初描いた展開。

即ち、司馬懿(オリキャラ)を主軸に据えて話を進めさせて頂きます。

 

「単純にオリ主モノが書きたかっただけじゃん」とお考えの方もおられると思いますが、無礼を承知で申し上げます。

 

茶々は当初、本気で一刀を主人公に据えたままオリキャラをまじえて話を進めるつもりでした。

単純な再構成モノではない、新たな魏ルートを描き切るつもりでいました。

 

しかし現在のまま書き進めても、それは何ら面白みのない、ただの惰性の上に生まれた愚作にしかなりえないと判断した結果、今回の決断に至りました。

 

茶々本人の実力の無さが最大の原因であり、皆様にはいくら陳謝してもし足りない程に申し訳ありません。

ですがこれ以上納得のいかない作品を続ける事は絶対にしてはならない事であり、それは全ての作者様、読者様に失礼にあたる行為でしかありません。

 

 

最後になりますが、これまで茶々の作品を読んで下さった多くの方々、並びに数々の貴重なご意見をくださった方々に心から謝罪を申し上げます。

 

そして――これは我儘だと云う事は重々承知ですが――今後もどうか、お付き合い下さい。

 

長々と失礼しました。

それでは。

 


 
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