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No.1178908
OZAさん
「色彩処理工場の専用線が 横切っているような駅前広場と言うものは このC.T.W.(Colour-Trash World)では 珍しくもないのだが、 この駅も例外ではない。
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この駅前広場の専用線の上を 今日は C.T.R.(Colour-Trash Railway)所属の 12号機飴機関車が、 のっそりと走る姿が見られた。 毎年クリスマスシーズンになると C.T.W.の各地を廻っている 12号機関車なのだが、 駅前商店街の奥に立地している 色彩処理工場の敷地内で開かれる クリスマスイベントでの展示の為、 この街には数年振りに やって来たとの事である。 今年もC.T.W.に クリスマスがやって来た。 駅前広場の片隅にある バスの待合所の建屋も ヘクセンハウスに姿を変えていた。 クリスマスシーズンが終われば、 バスの運転手達や 営業所の職員達一同で、 分け合って食べてから、 普通の(待合室の)建屋に戻すと言う事に なっているらしい。 クリスマスマーケットが開催されている 雲上地盤の真下の 駅前商店街の一角にあるベーカリーでは、 クリスマスケーキやパンを買い求める人々で ごった返していた。 その一方で、 2階の窓からは UFO型のケーキやパンが、 クリスマスの家庭の食卓に向けて 飛び立つ準備をしている所だった。 C.T.W.の主だったピザのチェーン店では、 注文した客に向けて (ピザが)直接飛んでいくような仕組みが 主流となっているのだが、 ベーカリーで こうしたシステムを採用している所は、 このC.T.W.に於いては まだまだ珍しいとの事である。 その隣の玩具店の店先では ソリで乗り付けたサンタが この街の良い子達に配る為の プレゼントの仕入れがてら、 店主のマッスルカーと 雑談を交わしていた。 「俺のような車でも 良い子とやらにしていたら、 クリスマスの朝、 枕元(ガレージ)にガソリンとか置いといて くれるのかな?」 「そんな事になったら、 石油会社のタンクローリーのように C.T.W.中の人格を持った車達に ガソリンを配って回らなければ ならなくなるじゃないか。 そう言うのは御免だね。 こっちはガソリンではなく "夢"を配りたいんだ」 「...俺達にしてみれば、 "ガソリンが枕元(ガレージ)に置いてあった"って話だって 充分"夢"があると思うんだがな」 街の向こう側に見える夜空には、 五線譜が星屑で描かれていた。 その上で音符達が奏でている クリスマスのメロディーが、 街の隅々にまで響き渡っていた。 merry christmas.」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ Across the bustling Christmas shopping district in front of the station, in the night sky, upon a stave drawn with stardust, the musical notes played a Christmas melody. (※DeepL翻訳を使用・一部改変しております) (DeepL translation used and partially modified) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 今年のクリスマス・イラスト。 B4サイズ(257×364)程に 切り取った水彩紙に 水彩絵の具(、顔彩、ポスターカラー)、水彩色鉛筆で 描いたもの。
2025-12-20 09:57:30 投稿 / 1151×842ピクセル
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「色彩処理工場の専用線が
横切っているような駅前広場と言うものは
このC.T.W.(Colour-Trash World)では
珍しくもないのだが、
この駅も例外ではない。
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