No.1172022

【黒冥土の溟と白姉の夕闇第一章】 第五話:二人で黒士長に会いに行く(パート二:第四話~第六話(全四パート:全十二話))

eye-elさん

トーレイントーレ(トーレ・イントーレ)は五.五話に転載

読み:黒冥土の溟(くろめいどのめい)と白姉の夕闇(しろしすたーのゆうやみ)

副題:黒士(こくし)メイドと精〇シスター

続きを表示

2025-08-11 07:03:11 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:138   閲覧ユーザー数:138

黒士長(こくしちょー)、黒士長!

将門、将門!

 

 声が食い違う言葉で、二人は投げかける

 ドアの前で呼びかける私と蛇土(イド)、だが…

 まず……

 

 

 

~最終ページ=トーレ・イントーレについて~

 

 

 

「なんで、平将門?」

 

「すまぬ…、戦士って言ったら、「こいつ」しか思いつかんかった…」

 

 私達はお堅い人に会いに来ていたのである

 いわば、寛容的でない(不寛容(イントーレ)な)人、”鬼乳”と言う黒士長に会いに来た

 

 私達?むしろ、寛容(トーレ)な人々ではないか

 

 

 

~寛容、不寛容、前からトーレ(寛容)、イントーレ(不寛容)、現実的な善悪、トーレ、善、イントーレ、悪~

 

 

 

 黒士の長であるからこそ、(彼女は)お堅い人なのだが…

 

 黒士と言うのは、そもそも、お屋敷のお仕事とは別系統である。黒士とメイドは別系統のお仕事なのであるから、((読者はまだ見ぬ)保家の)女主人とは無関係なのであるとも

 …この、お堅い、お堅い、鬼乳と言う人物は、である

 

「お待ちなさい」と鬼乳の声がした

 

 どの位待てばいいのだろうか?

 

 

 

~寛容指向(トーレ・ベクトル)、不寛容指向(イントーレ・ベクトル)、借用元:トビー・フォックス氏他、諸士(しょし)作「DELTARUNE」~

 

 

 

将門!はよ、将門!

 

「何なの、それは?」

 

「呪いを、「将門!」と言って、受ける感覚を楽しんでいるの?」

 

平将門は怨霊神で、呼びつけにすると、呪いを受けるらしい

(私はトーレ・ベクトルの人だから、呪いを受けても気にしない程、寛容なのー!)と言う声が聞こえたような……

 

「その「いるの?」の「?」って。なんか不安だったけど、そういう趣味なのね、分かった」

 

 

 

~リスペクト元:ゾロアスター教の「善悪二元論」~

~『トーレイントーレ(善悪)の黒メイドと白シスター(正式名称)』(Eye-el:作者)一・一(はじまり・はじまり)~

 

 

 

「よろしい、用意が出来た」

 

 鬼乳は扉(ドア)を開けて、二人を入れるようにする(中はどうやら、「クーラー」と言う骨董品を持ち出して、涼しくしているようだ)

 …扉(ドア)は防犯の分厚い奴だ

 …何でも、頭のおくわにおくわしい鍵が壊れた黒士メイドがぶち破って、昔、お邪魔した事があった

 そのような事があったと、ほお(一溟 魔王法(アルミ・マオウホウ(”マオウホウ”の四文字目と二文字目を取って、’ほ’’お’である。))・No.2の黒士メイドである)から聞いた事がある

 ……今はそんな事はないが、しでかして鬼乳にボコボコにされるのがお決まりだったようだ

 ……ほおは次章ぐらいに出るだろう

 

「お入りなさい」

 

「溟と蛇土。ここに参りましたわ」

 

 鬼乳は、自分で扉(ドア)を開けていて、かなり重そうなのだが、目で、入れ。と指示する

 私よりも、鬼乳は怪力なのだが、こうやって、余裕を見せる事により、格付けを確実にしているのだそうだ

 …私は目で礼をして(目を伏せて)、入る

 …入って、用意されていたイスに蛇土が真っ先に、私が促されて、座っていた

 さっそく、鬼乳が語り始める

 

「今回の任務であるが、討伐依頼だ……!!」

 

「具体的には?」

 

「”偽性の「アヒルの騎士(ナイト)」、第二世界にいた「アヒルの騎士(ナイト)」の偽物が現れる”と言う依頼主からの情報である」

 

 相変わらず、堅っ苦しい説明である

 要するに、(この世界、第一世界、の右隣世界の、)第二世界の住民の一人である「アヒルの騎士(ナイト)」がいて、その偽物が出現するから、黒士メイドに倒せと言うのだろう…が

 

 繋ぎ合わせてみると、そう言う事になる

 

 蛇土は余所見(よそみ)をしている、後で、(内容を)私に聞こうと言うのだろう 難しい話なので、聞く気が失せたと言う事だ(断定)

 

「解りました。…依頼の確認ですが、「アヒルの騎士(ナイト)」の偽物の討伐と言う事でよろしいですかね?」

 

「よろしい」

 

 …これにて、終了である

 ほうほうの体で、鬼乳の部屋から出て、解散となった

 

「更なる情報を依頼主から聞くように…」と情報を渡された

 

 依頼主は夕闇?はて、聞いた事がないような、あるような??

 

 

 

大きいおっぱいに黒ワイシャツ(紺のズボン)、黒目に黒髪のショートカット、大人びた顔立ちの鬼乳、それが彼女である


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択