No.1170778

白狼図

犬走椛 天狗界では下っ端の扱いらしいですが、その成り立ちを考えてみました。 元々は遥か縄文の頃から存在する古い古い土着の神様。当時の人々が山の主である山犬(あるいは狼)への恐れや憧憬、願い等の思念が寄り集まって神となった。しかし数千年の時が過ぎて人々の心は変わり特に飛鳥時代に導入された仏教は人の信仰の形を大きく変えてしまい、(それ以前に古い神と新しい神=仏と戦もあり、昔からの神は負けたのだろう)畏敬されていた神狼はやがて犬神=憑き神としての性格を求められるようになった。人の邪悪な思念に身を乗っ取られて変異する寸前に大天狗によって新たな属性、仏の使いである天狗に本性を変えられ祟り神にならずに済んだ。彼女が盾と片手剣を持っているのは古い時代の武器の名残であり、そこまで古いのに哨戒天狗として烏天狗より低い地位にあるのは神同士の戦いの勝者、アマテラスを頂点とする天神の使いが烏であるのに対し山犬は戦の敗者で後に天神側に組み込まれていった側であった為、というのはどうだろ

2025-07-18 18:29:39 投稿 / 825×1200ピクセル

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