美しい長髪が風にたなびき、鋭くも美しい瞳が静かに細められる。

　エルフ剣姫は、凛然とした佇まいで主へ向き直った。

　「礼をいいます風の勇者」

　透き通る声が、戦場に咲く一輪の花のように響く。

　その口調は丁寧ながらも毅然としており、

　誇り高き剣士としての気質を漂わせていた。

　しかし、その身体は、まるで戦神の創り上げた芸術。

　鍛え上げられた引き締まった腹部は、かすかに汗を帯び、

　熱をまとって光る。

　研がれた筋肉と、しなやかにしなう女性の曲線が

　絶妙な調和を描いていた。

　覗く素肌は、滑らかで柔らかく、剣士でありながらも、深く爽やかな色香を放っている。

　特に、ビキニアーマーが押さえつける豊満な胸部は、硬質な光沢の中で際立ち、

　戦場の緊迫感とは相反しながら調和する鼓動を宿していた。

　「あなたのおかげで、皆が救われました」

　深々と腰を折るエルフ剣姫。

　その動きに合わせ、しなやかな腰がわずかに揺れ、

　下半身の装備に包まれた肉感的な臀部が、まるで誘惑するかのように揺れ動く。

　だが、それはあくまで無意識の仕草。

　気品に満ちた剣士の所作は、どんな動きも、静かな色香を帯びてしまうほどに洗練されていた。

　彼女は最後に、主の目を真っ直ぐに見つめる。

　そして、微かに微笑んだ。