No.115657

リハビリ

お久しぶりです。年内に更新出来ずに申し訳ありません。
すっかり鈍ってしまったので、今回は練習として試し書きを投稿しました。
諸事情で喜びの言葉は言えませんが、本年も宜しくお願い致します。

2010-01-01 01:35:47 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1258   閲覧ユーザー数:1119

・この作品は作者のリハビリ的な試し書き(単発)です。一応、今回は実験的に『真・恋姫†無双』と『ASSASSIN'S-CREED-』のクロス物になります。

どういう比率で混ぜるかは、微妙なラインです。

・主人公はオリキャラです。過度な期待をせず、気にしないという懐の広いお気に入りユーザー様は、暇つぶしに生暖かな目で見てください。

・何となくお気に入りに登録して、この時点で不快感がある方はブラウザバックしてください。

・苦情はノーサンキューで…。細かいことは無視して書いてます。m(_ _)m

・絵心があれば色々書いてるとこですが、作者にそんな性能はありません。ご了承ください。

・誤字脱字指摘は直ぐに直します。

 

長々と記しましたが、本来の作品更新を目指して頑張ります。では以下より本文。

サブタイトルは【精神分析】です。

 

 

 

『アサシン』と呼称される者逹がいる。

 

暴力的な力で弱者を虐げ、貪り、手段を問わずに劣悪な行いを犯す輩逹を、“暗殺”という名の制裁を下す為に、特殊な修練を積み重ねた者逹の存在のことを、人は“アサシン”と呼んだ……。

 

 

アサシンには3つの掟がある。

 

一つ。『罪無き者を傷つけることなかれ』

 

二つ。『常に思慮深くあれ』

 

三つ。『兄弟の身を危うくすることなかれ』

 

これらの掟を以て信条とし、裏世界の闇に身体を溶かし、忍ばせてる己が刃で悪を倒す。

 

数えきれぬ陰謀が渦巻く中で、驚異的な身体能力と、受け継がれてきた暗殺技でそれらを打ち払おうとするアサシンは、世界中に存在していた…。

 

 

舞台は古代中国。時は後漢末期から三国時代に突入し、後の後生に“三国志”と語られる時代。

 

これは中華大陸の覇権を懸けて、血を血で洗う戦乱の舞台裏に生きた、一人のアサシンの物語である……。

 

 

 

 

 

 

 

『ASSASSIN'S-CREED-』

【【INTROJECT】】

 

 

 

 

 

 

...“アニムス・システムを用いて、被検体18号の記憶ログを更新します....”

 

 

 

 

 

知らぬ間にその男に俺達は見下ろされていたんだ……。

 

 

「袁紹に、璃々が…さらわれた……!?」

 

 

楽な仕事な筈だった…。

こんなことになるはずじゃなかったんだよ…

 

 

「おーっほっほっほぉーーーっ!!」

 

 

人が込み合う市場の中で、出掛けていた太守と、その娘を引き離すだけで済むはずだったんだ……。

 

 

「太守様!劉備軍が、目前にまで迫っております!!」

 

 

ところがそいつは、肩身が狭い程の雑踏の隙間から、まるで鷹の目のような視線で俺達を貫いていたんだ……。

有頂天になっていた俺達を…。

 

 

 

「黄忠は俺達と、交戦するつもりなのか……?」

 

 

軟禁していた太守の、子供の泣き声に苛ついてた俺たちは、月明かりを遮った、迫りゆく影に気付かなかった…。

…たかが一兵卒の俺達に、どうして刺客が来ると思うだろうか?

 

 

「うるせぇぞ!!少しは静かにしねぇと…ぐぇッ!?」

 

 

 

その瞬間から、俺達への罰は始まった…。

 

「あ、“アサシン”だ!? アサシンがここにいるぞ!!」

 

殆どの者は、剣を抜く暇さえなかった。

ある者は投擲された短剣に首を貫かれ……。

屋根上から飛びかかれた者は、そいつの防具に仕込まれていた刃で瞬く間に意識を刈り取られてしまった…。

 

 

「…ご主人様、黄忠さんの娘さんを助ける為に、内部に人を送り込みましょう」

 

 

力の差は、まさに歴然としたものだった。

背後から斬りかかれた者さえ、己が剣を奪われ、その面を二つに割かれる始末。

数の有利など活かせぬまま、俺達は混乱の渦からは、逃げ出すことを許されなかったんだ…。

 

「くそっ!!人質を奪われたぞ!アサシンを追え!このままじゃ不味いぞ!!」

 

 

あの時、追いかけなければ、少しは長生き出来たかもしれない…。

城壁の物見櫓に向かって、民家の屋根から屋根へと、音すら立てずに疾風のように駆け抜けてゆくその男を追っている内に、いつの間にか俺達、袁紹軍の兵士は、侵入していた劉備軍の精鋭に囲まれてしまっていた…。

…俺達の未来は、そこで無くなったも同然だった。

 

 

 

「璃々、おうちにかえってもいいの?」

 

「あぁ、俺の仕事はここまでだ。早くお母さんのもとへ、行くといい…」

 

 

内部に潜入することに成功した俺達は、その現場の光景に、開いた口を塞ぐことが出来なかった…。

籠城していた黄忠さんの娘である、璃々ちゃんを救出し、無益な争いを避けようとした俺達だったが、地獄に存在すると言われているような、血の池の前にある小屋の中には、璃々ちゃんと思われる子供の姿など見当たらなかったのだ…。

途中で合流した、趙雲こと星も驚きを隠せないままでいた。

 

 

「璃々とお母さんに会って、くれないの?」

 

「すまない…生憎、俺はアサシンなんでな…」

 

 

俺達は直ぐに、璃々ちゃんを探しに散らばった…。

せっかく立てた作戦が、台無しなるを恐れたからだ。

 

 

「璃々……お兄ちゃんにまた、逢える?」

 

「お別れだが……良い子にしてれば…な。未来を信じよう」

 

 

捜索開始から大分、時間がたった。

散らばった仲間と一度集合したが、誰一人として有力な情報を持ち帰ることは出来なかった…。

時間がない。そう焦った俺達はふと城壁の方角を見つめた…。

 

「…うん!璃々、良い子にして……ずっと待ってる!!」

 

 

 

後で聞いた話だが…その時、視力の優れたウチの武将達は見えたらしい…。

この付近で一番高所の、物見櫓からダイブする、一人の人物の影を……。

 

 

終幕

 

 

 

†あとがき

続きません。これが精一杯でした。

オープニングムービーのような華麗な表現をしたかったんですが、なかなか出来ないものですね。

ワイヤーアクション的な表現もしたかったんですが、絵が描けたら挿絵してましたね。

知ってる人しか分からないと思いますが、本人は書けて満足でした。

 

以下より候補となったシチュエーションです。

 

・孫策を消そうとする暗殺者を始末する。

・天の御使い(偽)を暗殺する。

・反董卓連合軍の総大将を暗殺する。

・赤壁の戦いにて曹操(くじ引きで偶然決まった)を暗殺する。

・近隣諸国の草の者を暗殺する…etc

 

主人公の装備ですが、『ASSASSIN'S-CREED-Ⅱ』のエツィオ・アウディトーレの武装に、先端に刃の付いた発射可能なワイヤー(右手のアサシンブレードに付属)に、両足のブーツの先端と踵に仕込み刃と、睡眠効果を持つ吹き矢を付け加えた感じでしたが……。

そこまで書ききれませんでした。

 

 

 


 
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