美緒「ここは･･･それにこの格好」
辺りは草に覆われた遺跡のようにも見えますが、いままで図鑑や
写真では見たことのない風景でした

？「あ～。気が付いた？」

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周りには誰もいないのに、まるで自分だけに語り掛けるように
声がします
美緒「確か、図書館で本を取ろうとして…」
？「そうそう、ここはね、本の世界って言っていいのかも

その恰好イカシテルでしょう。僕の趣味なの」
美緒「夢…なの？」
？「まぁそんなもんだと思っていいんじゃない？」
美緒は自分の置かれた環境が今までと違い過ぎて
少しでも理解しようと必死でした
？「ま、堅苦しいこと抜きにしてさ、ちょっとお使いしてほしくて
わざわざ呼んだってわけなのよ」

美緒「おつかい？」

？「そう。どう？どうせ夢の中だもん　ま、軽い気持ちでさ　どう？
強制はしないよん」


謎の声が陽気に語り掛けてきます
返事は…

１.　嫌です！
２.　ここから出してくれるなら…

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人気なかったら考えます　新しいシリーズなのですよ！

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