昨日の積雪で自動車事故の映像をずいぶん見た。後輪が滑ったのなら まだコントロール出来るが、前輪が滑ったらお手上げだ。運を天に任せるしかない。今はどうか知らないが、僕らが若い頃はFFの車がどんどん出てきた頃だったから その特性を生かした雪道でのブレーキターンごっこが流行っていた。道の曲がり角でサイドブレーキをちょいと引いてケツを滑らせて曲がる遊びだ。勿論 良識的な大人や警察に見つかるとイケないが、イケないことは楽しいことなのだ。そんな想い出に浸っていてふと思ったのが 自動運転車のＡＩはスリップした場合はどう対処するのだろうかということだ。当然 自動運転車は雪道走行時も あらゆる情報を元にしたアルゴリズムに従い運転するはずだから人間が不用心で無茶な運転をするよりもずっとスリップ事故の確率は低いだろう。だが 世の中は予測不能の事態は常に起こりうる。それがレベル５完全自動運転への課題らしいのだが、…もしＡＩは前輪がバナナの皮を踏んでスリップしてしまったら 空を仰いで ｵｰﾏｲｺﾞｯﾄﾞと言うのかなぁ。それとも　チクショウと言うのか…笑える。