「ちょっと羨ましいな」
深雪「ん？」
「その、お相手さんが」
深雪「キャー」

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絶叫して飛び上がる
「そ、そんなにうれしいの？」
深雪「嬉しいに決まってるじゃない
ま、私も乗り気じゃないし」
「どうして？役の上じゃ仕方ないんじゃ」
深雪「だってファーストキスが舞台なんて、悲しいでしょ
それに、相手方の男の人のファンだって嫌に決まってるわ」
「だ、だったら、どうすれば…」
（もしかしてここで）

深雪「舞台で何とかキッスを回避する方法を考えて！」
「えぇっ！？」
深雪「わ、凄くびっくりするわね
今度はこっちが驚いたわ
お礼は今度何か埋め合わせするから」

「お、おぅ　
それじゃ、いっそラブロマンスの結末をミュージカル気味に
ダンスで締めくくるとか　どうかな？」

深雪「いいかも。それ！
掛け合ってみるね」
（咄嗟に思いついたんで言っただけなんだけどな）


そして…
コントホラー　そして恋愛
最後にダンスで終わるというトンデモ構成の舞台劇は
予想以上の反響を呼び、今年の演劇でも注目を浴び
彼女が新人賞にノミネートまで行ってしまうのだった

ダンスや歌唱が決め手になったらしいけど
彼女の得意分野をうまくアピールできたからだとか

全く、何が流行るかわからない…
（続く）
+++
暑くて全然かけなくて遅くなってすみません
扇風機1台ではきつくなってきましたｗ
おまけに、絵もこれ1枚しかかけてなくて…
反省一杯！

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