「こうなったら　ここは」
深雪「ここは？」
「破壊するしかない」
深雪「えぇっ」
「そうと決めたら急ぐぞ」

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工具箱からハンマーを取り出し
壁の柔らかい部分を攻めて柔らかくしていく
彼女を最優先で救出せねば

「Kだ　多分力を込めれば脱出できるはず
深雪「う、うん
ふんぬーーっ」
”ボコォオオオオ”
結構な音がして　壁は崩れた　
深雪「やったー！」
（しかし、これではますます筒抜けになってしまうなぁ
凛花さんも嫌がるかな…）

「はぁ　はじめはどうなるかと思ったよ」
深雪「でも、貴方が助けてくれるって信じてたし」
「え？」
深雪「いつも助けてくれるから　ね」
「まぁさすがに、帰ってくれば気づくしなぁ」
深雪「そう言う事じゃ、ないんだけど」
「ん？」
深雪「何でもないわ　それより　掃除掃除っと」
俺が掃除をしようと支度している間に、彼女が瓦礫を積み上げていた
しかし…これはまた。カーテンが必要かな
今度の日曜日に、軽く補修もしてみよう

来週の予定が埋まったところで、埋まらない壁への
応急処置を思案していたのだった

（続く）

+++
引っ張る選択で、ラッキースケベにしようと思ったんですが
そしたらもう！みんなのいい人さがにじみ出てしまったんだ！
なんか普通の話になってしまってすみません

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