-舞台会場ー
彼女が初主演を務める劇は大盛況で
主催も驚くほどの成果を収めていた　

ただ、水着一丁っていうのはいろいろ問題があったらしく

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下半身に大きなズボンを履かされるなどして
対応をしたようだ

「やっと来ることができたよ、連日満員なんだもん」
深雪「あら、関係者サービスで脇からこそっと見せてあげたのに」
「さすがにそれはフェアじゃないからな…」

今日の公演が終わった後も、彼女の演技への追求は尽きなく
練習や演出について、周りが参るくらいに熱心なようで
居残りながら座長や周囲と話し合いをしている

座長「貴方の提案、凄く好評なの　リピーターも多いのよ」
深雪「だって、来るたびに変わった変化があったほうが
お客さんだって何度見ても楽しいじゃないですか」
毎回何かしら変わる細部の演出も、盛り上がりに大いに貢献しているようだ

座長「今日は彼氏君も来てらっしゃるのね」
「い、いや、俺は…彼なんかじゃ」
深雪「はい！時間取れたんで来てもらったんです」
座長「あのね、今日は御堂さんに相談があって」
深雪「私に？」
座長「ほら、昨日外国の老紳士の方が来てらっしゃでしょう？
あのかた、私の知り合いなの」
深雪「はぁ」
座長「で、貴方の歌、気にいったみたいでね　明後日お孫さんの
お披露目パーティーで歌ってほしいって話が来たのよ
もちろん　お金も出るわ」
深雪「でも、私…」
座長「ペアで来てほしいって希望なんだけど、男性スタッフいらないわね
横の彼氏さんと一緒に。どう？」
深雪「いきます！
「えっ！？」

座長「よかった。実はお孫さんの方、今ドレスの仕立て終わって
そこまで来てるのよ、お通しするわね」

「ちょ、ちょっと」
深雪「いいじゃん、もしかしてバイトとか？」
「それはないけど」
深雪「じゃ、付き合ってよ」

１.　俺でよければご一緒するぜ
２.　この仕事含め、ご両親に相談したほうが…
３.　もっと釣り合う相手にご一緒してもらおう

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衣装考えてちょっと遅くなりました　すみません
GWもお仕事の方　私も家で作業です　ふぁいとです～


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