「いい結果だけ信じようよ」
トト「でも…」
絹枝「そうそう、こんなのに振り回されちゃダメだって」
トト「占い大好きだから、信じちゃうんですよね
その日のテンションも、こういうのに左右されちゃって」

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結構恥ずかしげだが、深刻な表情
大好きなだけに、信じ込みやすいんだろう

絹枝「ネットの星占いだって、他の場所じゃ真逆ってのも、よくあるし」
「それにさ
こういうのは付き合ってみないとわからないよ」
トト「え？」
絹枝「うんうん　私なんて恋人に初対面で股間に蹴り入れたんだぜ！
それがまさかこんな関係になるとは思わなんだよ」
トト「そうなんですか？」

さっきとは真逆に　明るく興味津津な表情
絹枝さん、普段はあまり個人的なことは話さないからな…
彼女にとっては占いよりも恋愛話の方が魅力的らしく
馴れ初めについてどんどん追及している
トト「初デートは？」
絹枝「プリキュアの映画に行ったんだけど、向こうは途中で寝だしてさ
ムッキーってなってケンカして　ボコボコにして」
（なんか、彼氏さん気の毒だな…）

絹枝「ま、こんな凶暴女でもいいって言ってくれる奴もいるんだから
相性なんて重く見るなってこった」

トト「はい！なんだか気持ちが軽くなった感じします！
ありがとうございます」

ウッキウキで帰り支度を始める彼女
「何かめっちゃ元気になりましたね」
絹枝「女心と秋の空ってやつだぁね」
「何はともあれ、一件落着といっていいんでしょうか」

絹枝（私の場合は初対面でいきなり告白されたんで
不審者かと思って蹴り入れたんだけど
あの娘にはそんな勇気、なさそうだね…）

（続く）
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1と３が同数（集計時）ここは合わせてガッチャンコ作戦でした


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