No.111726

北郷一刀危機一髪

こひさん

魏√の話です。

2009-12-12 00:54:47 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:9352   閲覧ユーザー数:7925

本作品の一刀は本編のに毛が生えた程度のチート一刀です。

了承した方のみお読み下さい。

 

 

 

 

「ご安心召されよ!

 この前置きはあくまでネタ

 いつもどおり(こひヴィジョン)のヘタレですので

 気にせず(?)進むがよかろう」

「なんだ、泊まっていかないのか?」

「あら、一人寝は寂しい?」

「余韻を楽しみたいっていうかさ。寝物語にあんな話するんじゃなかったかな」

「とても興味深いわ。巫女服とブルマね。さっそく作らせましょう」

「ちぇ。そりゃ俺もそれは好きだけど」

「おやすみなさい、一……」

「ん? どうした華琳」

「一刀?」

 

 

 

 

「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

「姉者!」

「うむ。今の悲鳴はまさか華琳さま!?」

「しかし華琳さまがあのような悲鳴を上げるか?」

「万が一ということもある。華琳さまの部屋へ急ぐぞ!」

 

 

 夏侯姉妹が見当違いの部屋に向かったため、事件現場に真っ先にたどりついたのは親衛隊の二人であった。

「兄ちゃん、大丈夫っ!?」

「兄様! ……きゃっ!!」

 そこで二人が見たのは部屋の隅でガタガタ震える一刀と大鎌を振り上げた華琳だった。さらにいうなら一刀は全裸である。

 

「た、助けてくれ、季衣! 流琉!」

「いいところへ来たわね。季衣、一刀を捕まえなさい」

「は~い。逃げちゃ駄目だよ兄ちゃん」

 あっさりと季衣に捕まる一刀(全裸)。

「兄ちゃん、なにしたの? 華琳さま相当怒ってるみたいだけど」

「ナニ」

「季衣、しっかり押さえてなさい」

 大鎌を構えなおす華琳。

「兄ちゃ~ん。今のは無いよ~」

「いや、お約束だろ」

「兄様、早く華琳さまに謝った方がいいです」

「謝って済む問題じゃないのよ、流琉」

「ついにその万年発情男を処分する気になられたのですね、華琳さまぁ」

 

「け、桂花助けてくれ!」

「安心なさい。あんたの大きさピッタリの棺桶はすでに発注済みよ」

「随分手回しがいいな!」

「寂しくないように蛇、蛙、蟲その他もろもろもいっしょに埋葬してあげるわ」

「だから、なんだかわからないけどとにかく誤解なんだってば」

「ほう、ならば貴様が全裸で華琳さまのそばにいることもなにかの誤解か?」

 

「春蘭!」

「春蘭さま!」

「華琳さまに夜這いを仕掛けた愚か者め! 叩き斬ってくれるわ!」

「夜這い? いや待て、ここ俺の部屋! 夜這いなら華琳の部屋だろ」

「むう。ならばなぜ……! ……そこを動くなよ、北郷」

「なっ。さっきより殺気がすごいんですけど春蘭さん? 剣が怖すぎるんですけど?」

「わ、さっきと殺気だって。あんまり面白くないよ兄ちゃん」

「ギャグじゃねえ! 助けてくれ秋蘭!」

「……見損なったぞ、北郷」

「秋蘭さま?」

「わ~秋蘭さままで怖い目で見てるよ、兄ちゃん。ホントになにしたんだよ?」

「そう言われてもな~。……もしかしてアレか?」

「わかったの兄ちゃん?」

「さっき華琳にしつこく後ろでさせてくれって頼んだからか? けど結局諦めたじゃないか!」

「後ろ? 流琉わかる?」

「そりゃさんざん指でいじくったりしたけど! 好きな女の子の全てを感じたいっていう男の浪漫じゃないか!」

 

「春蘭! あなたにまかせるわ。せめて痛くないようにやってあげなさい」

 そう言った華琳の顔は真っ赤だった。

「は!」

「ま、待ってくれ! せめて理由を聞かせてくれ!」

「まだわからないの? 胸に手を当ててよく考えてごらんなさい」

「そう言われても……」

「え!?」

「流琉?」

「そんな……いや……不潔です、兄様!」

 突如泣き出す流琉。

 

「流琉! いったいどうしたんだよ?」

「気づかないの季衣?」

「季衣、もう捕まえてなくていいわ。一刀をよく見なさい」

 そう言われ、手を放して一刀(全裸)のまわりをぐるぐると動く季衣。

「う~~~~ん、あ!」

 

「ど、どうした」

「兄ちゃん、おっぱいに毛がついてるよ」

「なんだ」

 一刀(全裸)の乳輪の辺りに手をそえて。

「とったげるね、えいっ!」

 ぶちっ!!

「痛ッ!」

「え? あれ?」

 手に持つ毛をしげしげと見つめる季衣。

 

 

「よくやったわ」

「えらいぞ季衣」

「ありがとうございます。華琳さま、春蘭さま。……でもこの毛って兄ちゃんから生えてたの? 変なの~」

 

 

 

 

「なんだよ、俺のちく毛を剃ろうとしてただけか」

「うむ。北郷、手入れを怠るなど見損なったぞ」

「けどさ、そんなに許せないもんなの?」

 季衣以外の全員が大きく頷くのを見て「真桜にいい毛抜きを作ってもらおう!」と強く決意する一刀(全裸)であった。

「なら、そう教えてくれればいいのに」

「そんな、恥ずかしいです兄様」

 真っ赤になって視線をそらす流琉。

「む~。なんか釈然としない……かなり痛かったし」

「だってそんなとこから生えてるなんて思わなかったもん。あ、血が出てる。ごめんね兄ちゃん。ぺろっ」

 

 

「ひぅんッ!」

 

 

「にゃ? 変な声出さないでよ兄ちゃん」

「悪い、急に舐められたから」

「なるほど~。そこもお兄さんの性感帯でしたか~」

「風! いつの間に?」

「ぐ~」

「寝るな!」

「この部屋があんまりうるさいかったもので参上したのです。おちおち寝てられないのですよ」

「いや今寝てたし」

「お兄さんの弱点がわかった喜びに意識がとんでただけなのですよ~。ちなみに稟ちゃんは部屋の入り口で倒れているのですよ」

「衛生兵! 衛生兵~。っていうかトントンはしないのか!」

「お兄さんが服を着るまではトントンしても無駄なのですよ~。気絶したままの方が稟ちゃんのためなのです」

「なら服を着せてくれ……」

 

「駄目よ」

「なんでさ!」

「そうです。そんな正義の味方志願者の口癖を真似しても駄目なのです。相手の弱みに付け込むのが軍師なのですよ~」

「弱み?」

「そこなら本番中にでもお兄さんを攻めることができるのです。今までのように一方的にもてあそばれないで済むのですよ」

「本番とか言うな」

「どれくらいの感度か気になるわね。桂花、筆と羽根とあと適当に持ってきなさい」

「は、はい!」

「ちょ、ちょっと待てって!」

 

 

「季衣、わたしたちには刺激が強すぎるからいきましょ」

「でも流琉」

「お夜食つくってあげるから」

「うん♪ じゃ、華琳さま、春蘭さま、秋蘭さま、兄ちゃん、風ちゃん、おやすみなさい」

「おやすみなさい」

 ぺこりと頭を下げる親衛隊の少女二人。

「ええ。おやすみなさい季衣、流琉」

「お、俺も夜食が食べたいかな~、なんて」

「ならば我が大剣をご馳走してやろう」

「い、いえ! おなかいっぱいです! ……男の胸をいじっても楽しくないだろうに」

「全てを感じたい、が浪漫じゃなかったかしら?」

 華琳はそう言ってその日一番の笑顔を浮かべるのだった。

 

 

<あとがき>

 

ちく毛とちくび毛のどっちが正しい言い方かと悩んで時間がかかりました。

18禁じゃないとは思いますが大丈夫でしょうか?

見習い脱出の3本目がこんなんでいいのか自分……。

 

 


 
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