土曜-自宅にて-

奈々「あんた、このケーキ食べたでしょう
「！？」
奈々「なにぽかんとしてるのよ　あのね

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今日は大事なお客さんが来るの

おじ様の取引相手の税理士さんなんだけどね
…まぁ、親子で来るのよ」
「どうして？」
奈々「この間おはぎの写真見せたら抱っこしたいって
娘さんが気に入っちゃってね

ただでさえ代役として応対するから
ちょっとでも印象上げといた方がいいじゃない？
そんで、朝から並んで名店のイチゴタルトを
買ってきておいたのに！もう」

俺にはもう視線越しに、犯人がわかってしまう
(百瀬、口元が！）
目くばせ信号も彼女には届かない　
奈々「５個も食べちゃって、もう
あんたの分と美沙の分だって用意したのに」

おはぎ「な～」
奈々「おはぎは我慢してね」

振りかえって笑顔になるがその表情がみるみる変わる
奈々「み～さ～　あんた、つまみ食いしたのね」
百瀬「そ、その
美味しそうで、一つ食べたらおいしくて
気が付いたら全部…」

「俺が買ってくるよ」
奈々「もう売り切れてわよ、評判の名店だし

ったく、一人で５個も食べるなんて！
けど
これは何か罰を与えないと　ふふふ

ずばり
水着で接客の刑！」
「おいおい」
奈々「でもお相手さん二人とも女性なのよねぇ
マイルドにバニーガールコスの刑もいいかも」
「もはやお客さんを接待する状態じゃないだろ　それ」

奈々「モデルさんの女の子がいるのは向こうも承知なのよ
どっちがいいかあんたに選ばせたげる
時間まで買って無事に帰ってきたらメイド服に戻しましょう！」

え？じゃぁ

１.　水着でお願いします
２.　接客といったらバニーちゃん！
３.　裸にYシャツで頼む　


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前回恐い感じだったんで
ちょっと柔らかな話にしてます
髪型ちょっと変えてみました

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