No.1027319

真・恋姫†無双 時空を超えた刺客 破滅の未来と絡繰人間

hoi2さん

思わぬ方向へ動き出したまさかの自分同士の戦い
『負の限界突破』により理性を失った未来の一刀は、現在の一刀へ牙を剥いた
だが、現在の一刀はなんとか未来の一刀を退け
決戦へと赴いたのであった

2020-04-25 08:40:23 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:401   閲覧ユーザー数:349

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怒りの未来の一刀は、現在の一刀へ襲いかかり、まさかの同一人物同士の戦いが始まった

だが、現在の一刀の『未来の自分も知らない』体術により

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遂に、龍天を引摺り出した!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第七章

‘決戦!!! 一刀VS絡繰人間0号『龍天』’

 

 

   一節 ~王、出陣~

 

 

 

璃々(未来)「つ、遂に……あの龍天が戦場に…………」

 

 

未来の璃々は生唾を飲みこみ、冷や汗を垂らす

 

 

華佗「話によると、龍天は一度も戦場に立ったことがないそうだが………」

 

 

華佗は気絶している未来の一刀を『癒療』しながら、未来の華琳に話し掛ける

 

 

華琳(未来)「えぇ………だからこそ、私達は奴の強さ・能力を一切知らない」

 

 

雪蓮(未来)「斬魔が宝鈴だったことさえ知らなかったし、その斬魔の強さも知らなかった」

 

 

蓮華(未来)「奴も同様に戦場に現れる事はなかったからな……」

 

 

未来の者達がそれぞれ、口を開く

 

 

于吉「戦闘能力値は未知数……ですか」

 

 

左慈「絡繰人間の王であり、最強の絡繰人間………弱くない方がおかしいだろうな」

 

 

左慈は互いに睨み合う2人の王を見ていた

 

 

風「お兄さん………」

 

 

詠「一刀……………」

 

 

亞莎「一刀様………………」

 

 

左慈「勝てよ、北郷……………」

 

 

 

 

龍天「さて、始めるか………」

 

 

一刀「言われなくとも…………」

 

 

大陸の王である『‘天の御遣い’』北郷一刀と、絡繰人間の王である絡繰人間0号『元名・龍天』は各々口を開く

 

 

そして

 

 

一刀「……………っ!!!」

 

 

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

 

 

一刀はノーモーションで右足の蹴りを龍天の顔面目掛けて放った

 

 

龍天「………………」

 

 

龍天はそれを目を瞑って躱す

 

 

一刀はそのまま、流れるように左足の後方回し蹴りを連続で放つ

 

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

ドカッ!!!

 

 

 

龍天「……ふっ」

 

 

龍天はそれを左腕で受け止める

 

 

龍天「ふんっ!!!」

 

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

 

 

今度は龍天が一刀の喉元へ右手による突きを放った

 

 

一刀「…………」

 

 

一刀はそれを無言のまま、右手で龍天の突きの軌道をずらした

 

 

龍天「……はっ!!!」

 

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

 

 

龍天は続けざまに左足の蹴りを、一刀の鳩尾目掛けて放つ

 

 

一刀「ふっ!!!」

 

 

 

 

ドカッ!!!

 

 

 

一刀は素早く右足を曲げて上に上げ、右膝で蹴りを受け止める

 

 

一刀&龍天「「はぁっ!!!」」

 

 

最後には同じタイミングで右手による殴り攻撃を放った

 

 

2人の右手は互いに正面がぶつかり合い、激しい衝突音と小さな衝撃波が発生した

 

 

龍天「まずは、小手調べだな……」

 

 

一刀「舐めてもらっちゃあ、困るな」

 

 

言い終わったその時、2人の右頬にはかすり傷が出来ていた

 

 

 

 

左慈「今のところ、互角……か」

 

 

左慈はボソリと呟く

 

 

一刀「……………ふっ!!!」

 

 

一刀は大きな一歩を踏み出し、龍天の懐に入り込む

 

 

一刀「喰らえっ!!!」

 

 

一刀はそのまま、流れるように右手によるアッパーを放つ

 

 

龍天「こんなもの………」

 

 

龍天はそれを右手で受け止める仕草をするが、

 

 

龍天「む?」

 

 

龍天の右手には受け止めた感覚がなかった

 

 

何故なら、それは一刀によるフェイントだったからだ

 

 

直前で攻撃を止めた一刀は、大きく体を捻る

 

 

一刀「かかったなっ!!!」

 

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

 

 

遠心力を利用した強烈な左後ろ回し蹴りは、無防備である龍天の頭に一直線に放たれる

 

 

 

 

ドカッ!!!

 

 

 

一刀の蹴りは龍天の頭

 

 

龍天「…………動きで分かっていたぞ」

 

 

の横にあった左手でガードしていた

 

 

しかし

 

 

一刀「よっと」

 

 

龍天「んっ!!?」

 

 

一刀は受け止められた左足を中心に飛びあがり、再び体を捻り、両足で龍天の頭を挟み込む形にした

 

 

一刀「悪いが、こっちが本命だっ!!!」

 

 

一刀は勢いをつけ、そのままバク転する

 

 

龍天「くっ!!!ぬおっ!!?」

 

 

龍天は頭を挟み込まれている為、一刀の勢いに勝てず、体が宙に浮き

 

 

一刀「それっ!!!」

 

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

ドカッ!!!

 

 

 

 

龍天「ぐおっ!!!」

 

 

空中で一回転した後、頭から地面に叩きつけられ、めり込んだ

 

 

于吉「フライングヘットシザースですか……」

 

 

于吉は思わず苦笑いをする

 

 

 

 

一刀「ほっ!!!」

 

 

一刀はその場から素早く離れる

 

 

離れた直後、地面にめり込んだ龍天は直ぐ様、立ち上がった

 

 

龍天「流石だな、あそこまでの攻撃は見切れなかった」

 

 

龍天は土埃を払い落としながら話す

 

 

龍天の頭には傷が出来ており、流血が始まっていた

 

 

機器音声「損傷率:2厘」

 

 

卑弥呼「2厘?たったの0.2%じゃと?」

 

 

卑弥呼が眉を顰めるが、その直後

 

 

機器音声「損傷率:0」

 

 

龍天の傷口は塞がり、流血が止まってしまった

 

 

璃々(未来)「え?あ、そうか………『癒療再生装置』による自然回復能力か………」

 

 

華琳「絡繰人間には必ず備わっている装置らしいわね?」

 

 

愛紗(未来)「えぇ、なので生半可な攻撃では奴らの体力は削りきれません」

 

 

一刀「生半可、ね…………だったら」

 

 

 

 

ギュオォォォォッ!!!

 

 

 

 

一刀は気を高めていく

 

 

著しく早く一刀の気が溜まっていく

 

 

一刀「それなりの威力であれば、問題ないってことだろう?」

 

 

龍天「試してみるか?

まぁ、そう簡単にはさせぬがな………」

 

 

龍天は右手を徐に顔の前に掲げた

 

 

その手には青紫色の炎が燃え盛っていた

 

 

龍天「焼き焦がれろ、『竜の火炎(りゅうのかえん)』」

 

 

龍天は右手を一刀に目掛けて扇状に振り払った

 

 

青紫色の炎は一刀を覆うように頭上から襲いかかった

 

 

一刀「………」

 

 

一刀はそれを無言で躱すが

 

 

一刀「っ!!?あちちっ!!!」

 

 

『竜の火炎』には一切触れていない一刀は、思わず悲鳴を上げる

 

 

一刀「な、なんだ?この炎………異常に熱いぞ」

 

 

一刀とばら蒔かれた『竜の火炎』の距離は数m離れているのにも関わらず、強烈な熱気を放っていた

 

 

春蘭「あの炎………恐らく、炎掌の炎を上回る火力だ」

 

 

春蘭は実戦したことにより、覚えている体感で呟く

 

 

それを証明するかのように、『竜の火炎』が燃え盛っている地面が焼け焦げ始めていた

 

 

龍天「竜が吐く炎は、自然の炎をも焼き尽くす強大な力………

たかが人間など、人溜まりもない………

例え、それが『‘天の御遣い’』であってもな」

 

 

龍天はそう言うと、今度は両方の袖から鍵爪のような暗器を取り出し、装備した

 

 

一刀「鍵爪?」

 

 

龍天「……………」

 

 

 

 

フォンッ!!!

 

 

 

 

龍天は右腕を構え、大きく振るった

 

 

すると

 

 

 

 

 

ザシュッ!!!

 

 

 

 

一刀「っ!!?」

 

 

目で認識できない斬撃が一刀を襲った

 

 

 

 

龍天「………しまった、外したか」

 

 

一刀の右足から血が流れ出る

 

 

龍天「竜の爪は鋼をすら切り裂く………『竜の爪撃(りゅうのせんげき)』の味はどうだ?」

 

 

一刀「味ぃ?最悪だよ」

 

 

一刀は傷口に手を抑え、『癒療』をして傷を治していく

 

 

龍天「そうか………ならば、おかわりを如何かなっ!!?」

 

 

 

 

 

フォンッ!!!

 

フォンッ!!!

 

フォンッ!!!

 

 

 

 

龍天は無造作に両手を振り回し、『竜の爪撃』を連続的に放った

 

 

一刀「もう、お腹一杯だっ!!!」

 

 

 

 

 

シュンッ!!!

 

シュンッ!!!

 

シュンッ!!!

 

 

 

 

一刀は『空走』で『竜の爪撃』を躱していく

 

 

龍天「やはり俊敏だな………ならば動きを止めるか」

 

 

龍天は『竜の爪撃』を止め、一刀に向かって右手を突き出す

 

 

龍天「『竜の封印(りゅうのふういん)』」

 

 

すると

 

 

一刀「んっ!!?」

 

 

一刀を中心に直径1mの円が発生した

 

 

その円には龍天の紋章が描かれている

 

 

一種の魔方陣のようなものは一瞬、光を放つ

 

 

一刀「くっ!!?う、動か、ない?」

 

 

すると、一刀の動きはピタリと止まった

 

 

龍天「竜が発する威圧には何人たりとも抗うことは出来ぬ………」

 

 

龍天は一刀へ接近する

 

 

一刀「くっ!!!うぅっ!!!」

 

 

一刀は決死にもがくが、一切動かない

 

 

龍天「このまま、抹殺するのは惜しい………

もう少し、楽しませてくれ」

 

 

龍天は一刀の目の前に立つと、一刀の体に右手を触れる

 

 

龍天「『竜の波動(りゅうのはどう)』、零距離」

 

 

 

 

ゴオォォォォッ!!!

 

 

 

龍天の右手から大きな衝撃波が放たれた

 

 

一刀「ごふっ!!?」

 

 

一刀は派手に吐血した後、大きく吹き飛ばされた

 

 

 

 

蓮華「一刀っ!!!」

 

 

蓮華は思わず叫ぶ

 

 

冥琳「やはり、そう簡単にはいかぬか」

 

 

冥琳も眉間に皺を寄せる

 

 

風「攻撃方法も攻守共に優れているのでしょうね~」

 

 

雛里「流石は絡繰人間の王ですね………」

 

 

軍師達は龍天を解析する

 

 

愛紗「感心している場合ではないぞ?」

 

 

愛紗は複雑な表情をして、軍師達に振り返る

 

 

翠「って言っても、まだ始まったばっかしだし………

ご主人様が負ける訳ないだろ?」

 

 

翠は愛紗を宥める

 

 

骸漸「そーそー、まだまだこれからさ」

 

 

骸漸はニッと笑い、頭の後ろに両手を組む

 

 

左慈「だと、いいんだがな………」

 

 

華佗「あぁ、何だか嫌な予感がする………」

 

 

華佗と左慈は神妙な顔つきで龍天をみる

 

 

桃香「嫌な予感、ですか?」

 

 

桃香は疑問符を浮かべて華佗を見る

 

 

華佗「あぁ、予感で済めばいいんだが……

少なくとも、龍天の傷の治りが異常に早い

恐らく、改造とやらをしているのだろうが…………」

 

 

于吉「油断をするつもりはないと思いますが…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀VS龍天

この戦いはまだまだ続く

 

 

 

 

 

 

           ……終……

 

 

 

 

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