No.1008517

ぷにドル #6

赤城まやさん

Aパート「大会初戦」CITで出場する事ができたFAT princess。彼女たちはステージ上で観客を魅了する
Bパート「焼肉」嬉しいことで7人で焼肉に行くことになった。彼女たちは食べて食べて食べまくる!

2019-10-28 06:50:15 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:903   閲覧ユーザー数:898

Aパート「大会初戦」

「美森さん、いよいよだね。」

「はい、そうですね…♪この日のためにみなさん練習してきましたよね。」

「そうだね…♪私も最初は踊るの苦手だったけど、何とか踊れるようになったし…」

「私だって、歌がうまくなった気がします。」

「私たち成長したんだね…♪」

「そうですね…♪」

まやと美森が話していると、ドアの方からノックの音が聞こえる。

「はーい!」

(ガチャ…)

美森がドアを開けると、ショートヘアで少しボーイッシュな女性が入ってきた。

「こんにちは、この大会のMCの長山です。よろしくお願いします。」

「豊原美森です。よろしくお願いします。」

「赤城まやだよ~!よろしくお願いします!」

美森とまやがお辞儀をする。

「えっと、ほかのメンバーとプロデューサーは今どこにいますか?」

「3人とも着替えてますよ。宮井さんは出場の順番を決める抽選会へ行ってます。」

「なるほど、わかりました。では、準備ができたらお呼びください。」

「わかりました。」

長山が楽屋を出ると、宮井が楽屋に入る。

「あれ、豊根ちゃんと梶山ちゃんとプリースちゃんは?」

「3人とも着替えていますよ。」

「そうなのね。じゃあ、順番はみんなが揃ったら教えようか。」

「はい、そうしましょう。」

宮井と美森が話していると、3人が更衣室から出てきた。

「お待たせしました~!」

「着替えました。」

「この服、かわいいわね~♪」

「みなさん、お似合いですね。」

「うん、とてもかわいいよ~」

「みんな、似合ってるな…♪さて、みんなは10番目に出場するから歌詞とか振り付けを再確認してね。」

「「「「「はい!」」」」」

宮井の話が終わると、みんなは最後の調整に入った。

「みなさん、歌詞は覚えましたか?」

「うん、覚えたよ~!」

「はい、覚えました!」

「覚えたよ。」

「もちろん、覚えたわ♪」

「では、歌詞を合わせましょうか。」

5人は歌詞を合わせた後、振り付けを合わせた。

そして、FATprincessの順番が来た。

「みんなー!準備はいいかなー!」

「はい、準備ばっちりです!」

「準備万端です!」

「ばっちり…!」

「ばっちりよ♪」

5人は円陣を組み、ステージ裏で待つ。

「次はFATprincessです!」

「では、行きましょう!」

「「「「はい!」」」」

みんなはステージで踊ったり、歌ったり、お肉が揺れたりした。

それはまるで天使が舞い踊ってるかのように…

 

大会当日から4日が経ち、豊原家に1通の手紙が届いた。

「美森ちゃん宛の手紙が届きましたよ!」

「あら、なんでしょうか…?あっ!CITの結果がきてます!」

美森は手紙を開ける。

「最終ステージ進出しました!」

「おめでとうございます!美森ちゃん!」

「ありがとうございます♪みんなに報告しないと!」

美森はグループメールで進出したことを伝えた。

そして、進出記念で6人で焼肉を食べに行くことになったのであった。

Bパート「焼肉」

「最終ステージ進出おめでとうございます!」

「かんぱーい!」

「「「「「かんぱーい!」」」」」

美森は焼肉屋の机にあるタブレットを持つ

「最近の焼肉屋はすごいですね。タブレットで注文できるのですか…!」

「そうね、技術が進化してるわよね…!」

「そうですね…♪どんどん便利になってますね…♪」

「ねぇねぇ!お腹すいた~!」

「お肉を注文しましょうか♪」

「うん!」

「えっと、では最初に何を注文しましょうか?」

「タン塩!」

「塩カルビがいい。」

「ご飯がいいです!」

「ご飯のサイズは何が良いですか?」

美森がみんなにご飯のサイズを聞く。

「私は大盛りで!」

「私も」

「私も大盛りがいいです!」

「私は中がいいわ…♪」

「わかりました!宮井さんはどうしますか?」

「私は少なめでいいよ。」

「わかりました!えっと、梶山さんとプリースさんと宮井さん、お肉は何が食べたいですか?」

「私はロースがいい。」

「私はハラミがいいわね!」

「う~ん…私はなんこつと炙りベーコンがいいわぁ…♪」

「わかりました!」

美森はタブレットで注文する。

 

注文してから10分、お肉が届く。

「お待たせしました。ご飯とタン塩と塩カルビとロースとハラミ、なんこつと炙りベーコンです。」

「ありがとうございます♪」

美森と宮井はみんなにご飯を渡す。

「それでは、お肉を焼きましょうか♪」

「はーい!」

じゅう…じゅう…

「まやさん、焼けましたよ♪」

「ありがとー!」

もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…

まやと美森が焼肉を食べてる間、豊根と梶山が話していた。

「豊根ちゃん、ごはん好きだよね~」

「ふぁい!昔からいっぱい食べてたので…♪」

「豊根ちゃんの家って、農家だっけ?」

「もぐもぐ…もぐもぐ…はい、農家です…♪家で米とか野菜とか育てていますよ!」

「そうなんだ…農家って大変そうだね…」

「そうですね、気候とかで左右されますし…」

「そういえば、出身地ってどこ?」

「愛知県のすごく田舎のところです。中学の時までそこに住んでました。」

「そうなんだ~てことは、高校からここ?」

「そうです、もともと住んでたところには高校が無くて、ここの市が住みやすそうだったので♪」

「確かに、ここは住みやすいよね~涼しいし…♪」

「おいしいものがたくさんありますし…♪」

「そうだね…♪」

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…もぐもぐ…

 

焼肉屋に来てから2時間、たくさんあった肉もすっかりなくなり、ご飯もなくなった。

「げぷぅ~ごちそうさまでした…♪」

「まやさん、お腹パンパンですよ♪」

「お腹いっぱいなんだもん♪」

「たくさん食べましたね~」

豊根はまやのお腹をさする。

「げぷぅ~豊根ちゃん、ありがと~」

「いえいえ、そういえば、みなさん踊ってる時よりお腹が膨らんでますね。」

「いっぱい食べましたからね~」

「では、そろそろお会計して帰ろうか…♪」

「えっと、この値段だと6人なので…」

「今回はみんな頑張ったから、私のおごりだ!」

「い、いいのですか…?私が払いますが…」

「いや、いいよ。私が払うよ…♪」

「それでは、お言葉に甘えて…」

宮井が財布を取り出す。

「えっと、合計4万7500円です。」

「はい、じゃあ5万円で。」

「2500円のおつりです。ありがとうございました。」

 

「あら、ありがとうございます。」

「「「「ありがとうございます!」」」」

「どういたしまして、さて今日も遅いし、帰ろうか。」

「「「「「はい!」」」」」

みんなは宮井の車で真っ直ぐ家に帰ったのであった。

 


 
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