-いつもの学校-

俺は重い教材を担いで階段を上っていた

ちょうど教材を使う日に日直だったのは運が悪い

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社会科教室は結構距離があったからだ

どうせ誰もいないと思って思い切りドアを開けると

三好「！！」
俺「み、三好先生？」

教室には食事中の先生がいたのだった
しかも結構な量のお弁当
先生は口ごもって恥ずかしそうに視線をそらした

だけど先生だっておなかは減るのだ　しかしこの慌てぶり
他の人に見られたくなかったに違いない
おそらく朝を抜いてきたのだろう　何しろ凄い量だし

三好「恥ずかしいところを見られちゃった」
俺「こっちこそノックしなかったんで、すみません」

三好舞子-俺のクラスの担任-

綺麗な人だけど、全然鼻にかけるところがなくて
生徒にも人気の優しい先生だ

でかい世界地図の巻物を置いて出ようとすると　食事を中断して
先生が声をかけてきた

三好「ちょっといいかな？」
俺「はい？」
三好「そのね　六崎さんとは、もしかして何かあったりする」
俺「え？」

（いきなり名指しでメイのこと？）

三好「思い過ごしかもしれないけど、彼女　授業中でもHRでも
結構君のこと見てるの。　もしかしたらって思って
仲がいいのかなって」

（そうだったのか…）

三好「変に探るつもりはないの　彼女、ここに来たときね
たまに悲しそうな、思いつめたような表情も多かったの

凄く心配だったわ
それが最近は明るい表情ばかりだから　もしかしたらと思って」

メイは普通の人としての生活も浅いので、俺に頼る部分も多い
そういった反応が、知らず知らずに先生の目についたのだろう

三好先生も色々心配しているんだな…
生徒想いの一面を垣間見た気がして　改めて人気があるのが理解できる
まぁ、美人だから男子には問答無用で大人気なんだけど

三好「貴方は優しいし、責任感もあるから」

先生はにこっと笑った
ここはどう返す？


１.　それは先生の気のせいかも
２.　彼女には不思議と頼られるんですよね
３. そりゃぁ一緒に暮らしてますんで！


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旧キャラは描くのに妙に緊張しちゃいますね
そして暑い！皆様熱中症にお気をつけ下さいませ


作品は以下の皆様のご支援で成り立っております
有難うございます

ねこ鞠　様
Gonzou　様
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ばべる　様
hana　様
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毘沙門天　様
dokujyu 様
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蛙の子は蛙&ニョロトノさん
カケル 様