TINAMIからのお知らせ

[02/04] 【重要】複数アカウントを利用した支援水増しの不正行為について

事の発端は「恋姫まつり」の集計中のための、投票データ内容のチェックからでした。特定の作品に、短時間のうちに大量の支援票が投じられていました。これを不審に思い、調査をしたところ、使い捨てメールアドレス(取得後10分程度で消えるメール)を利用し、大量のアカウントが作られ、それを利用した投票行為が行われておりました。これらのアカウントをただちに停止し、同アカウントにて投票されたものをすべて無効票としました。停止したアカウントは44件になります。
これらは、自演(自分の作品の支援数を押し上げる行為)というよりかは、気に入った作品を押し上げたい、と思う第三者の行為がほとんどでした。

支援というシステムがある以上、また誰でも自由にアカウントが取れるシステム上、そうした複数アカウントを利用したいわゆる「不正支援行為」があるかも知れない、とは思っていましたが、これほど大量のものは想定しておりませんでしたので、ふだん(恋姫まつり以外)の支援についても、検証を行いました。



というわけで、過去すべての支援状況を調査したところ、いくつかの不正なユーザーアカウントが判明しました。
これらのアカウントを洗い出したアルゴリズムについては、詳しくはお話しできないのですが、恋姫まつりの不正と同様、特定の個人の作品を、複数のアカウントで集中的に支援しています。ランキングに自身の作品を押し上げたいがための行為のようです。
不正をしたと思われるクリエイターは、計14人とみられます。彼らが不正に利用したユーザーアカウント計58件を停止しました(ほとんどの方が2〜4個の複数アカウントを利用していましたが、1人だけ19個を駆使していた方がいました)

7000人以上いるクリエイターさんのうち、たった14人の不正行為ですが、いま一度ご注意を致します。

・原則として1ユーザー1アカウントです
※ただしOpenIDユーザーは除く
・使い捨てメールアドレスの使用は禁止です

この程度じゃバレないよ、と思ってる方も多いかもしれませんが、人間の行動にはパターンがありますので、自演は案外簡単にバレます。
もちろん、常に抜け道はあるので、多大な労力を払えばこちらのチェックもかいくぐれるかも知れません。でも、ちょっと冷静に考えてみてください。そのような行為に時間を割くのであれば、創作活動に時間を使ったほうが有意義ではないでしょうか?

そもそもランキングというのは、絶対的に公平なシステムではありません。日によって見る人も違うし、偶然見た人の嗜好によっても、入る票が違います。運も大きなファクターです。あくまで、参考程度にしかならないものです。ランキングに入らなくても素晴らしい作品はいっぱいあります。



不正票が1票でも入った作品に関しては、王冠マークの消去を行い、不正な支援行為に使われたアカウントに関しては停止を致しました。クリエイターと連結したメインアカウントは停止せずにあえて残してあります。今回は最初のケースということで、メインアカウントに対するペナルティは課しません。下手な小細工をせず、気持ちを切り替えて作品づくりを楽しむことからはじめてください。

また、現状でグレーなユーザーが5人ほど残っています。こちらはしばらく様子を見ようと思いますが、裏が取れ次第、王冠削除などの処理を行います。もし、ご自身で不正に使ったアカウントがあれば、そのアカウントを自主的に退会処理してください。こちらが気づく前に自主的に対処をして頂ければ、王冠マークの削除は致しません。

加えて、今後は不正行為の監視を強化していきますので、くれぐれもルールはお守り頂きますようお願いいたします。
繰り返しになってしまいますが、あまり支援の数字に一喜一憂せず、もうちょっと気楽に、作品づくりを楽しんでもらえると幸いです。

(2009/02/04)