TINAMIX
TINAMIX REPORT
*
日本マンガ学会 第一回総会・大会レポート[2] 2002/1/18

11月に開催された日本マンガ学会・第一回大会。マンガという対象といかにして取り組むのか、その実験的試みのスタートを、大会の各分科会でなされた議論から検討する。

第二回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議(横浜国際会議)レポート 2002/1/18

人身売買や児童売春、それは現実に起きている。リアルな悲劇を背景に、児童ポルノ法改正をにらんだ国際会議とそのワークショップは、オタク文化に「社会」の位相を問う。

日本マンガ学会 第一回総会・大会レポート[速報版] 2001/11/16

11月3日、4日に開催された日本マンガ学会・第一回大会の速報レポート。多くの諸課題に対処するための「制度」と「方法」をいかにして確立するか。僕たちの前に道はない。

マンガ学会設立大会レポート 2001/9/1

七月に京都で行われた「マンガ学会」設立大会。マンガ関係者の期待を受けつつ、ようやく設けられた本格的なマンガ研究の場となるのか。その可能性を検討し、報告します。

逆境哀切人造美少女電脳紙芝居『少女椿』 2001/7/1

製作期間五年、上映時間六〇分。石井聰亙の激賞を受け、アニメーション作家・原田浩が「完全」自主制作した破格のフィルム『少女椿』。その数奇な運命を辿る長編レポート!

オヴァルプロセス・レポート 2001/6/1

オヴァルプロセスの斬新なコンセプトで注目されている音響派の第一人者、オヴァル=マーカス・ポップ。二年半ぶりの来日を機に行われたレクチャー&シンポジウムをレポート!

占領下の子ども文化<1945〜1949>展 レポート 2001/5/16

歴史に埋もれたかもしれないマンガ表現たち。プランゲ文庫に保管された占領時代の出版物には、ノスタルジーとも異なる、新鮮な魅力がある。ぜひ展示会でチェキしてほしい。

『学園戦記ムリョウ』製作発表会レポート 2001/5/1

『機動戦艦ナデシコ』の監督・佐藤竜雄が満を持しておくる近未来SFアニメ。それが『学園戦記ムリョウ』だ。その制作発表会に編集部が潜入、期待の新作をレポートする!

演劇実験室◎万有引力 2001/1/16

故寺山修司直系の演劇集団・万有引力。アングラ=前衛の閉域を突破する(終わりなき)試み、舞台の内と外を繋ぐこと。「出口主義」の続編的インタビュー記事堂々掲載!

2000年の学術的漫画研究の動き 2000/12/16

サブカルチャーとアカデミズムの関係でいうなら、今年は本格的な「漫画の学術的研究」を拓く年だった。その具体的な動向を二つのシンポジウムを通じてレポートする。

ルネッサンス・ジェネレーション 2000/12/01

21世紀の未来身体を追求する同プロジェクトが選んだテーマは「ハマる」――僕らがコカインやでじこに「ハマる」こと、そのメカニズムに迫った知のコラボレーション!

【刺青●TATOO】 2000/11/01

わずか数ミリの肌という平面世界に刻まれた歴史・文化・物語。一般に「ニュースクール系」と呼ばれるタトゥーの魅力を渾身の取材を通じて余すところなく紹介します。

『戦闘美少女の精神分析』トークライブ・レポート 2000/09/01

なぜ少女たちは戦うのか。オタク文化の典型ともいえるアイコン「戦う少女」に注目した精神科医、斎藤環氏の著書をめぐるトークライヴと「網状書評」を同時報告!

「ネタT」と「萎えカル」の店、少年ジェッター。 2000/08/18

オタク文化とスケーターカルチャーの融合じゃと? こ…こいつは萎えますニャー。クールすぎて汗かくほどじゃぜ! 百聞は一見に如かず、腰抜かしても知りませんよ?

韓国テクノ・イベントレポート 2000/04/01

90年代以降、隆盛を見せはじめた韓国サブカルチャー事情。けれど私たちが持ってたイメージといえば「日本文化、ダイスキー!」な海賊版の跳梁跋扈――これじゃ偏見です。「近くて遠い国」なんていまや古い言葉ですけど、政治的な距離が縮まったほどには情報のギャップは変化してないのかもしれません。そんな韓国サブカルチャーの事情から韓国初の大規模テクノ・イベント『PLUR』を紹介します。

緊急シンポジウム「表現と著作権を考える」 2000/03/01

日本のマンガ・アニメ・ゲーム等のエンターテインメント文化は、コミケに代表される大量の二次制作活動によって支えられている側面がある。ストーリーのみならず、絵柄やキャラクターの系譜まで含めると、それらの文化はすべて引用、パロディと深く結びついている。しかし引用/パロディと著作権との関係は意外に知られていない。そこで編集部は、こうした問題を主題とする同シンポジウムを取材してみた。

【お詫び】記事中にて参加者の発言を要約して紹介しましたが、著作権法における引用の範囲を超える部分がありました。これについて発言者の方々には深くお詫び致します。今後、きちんとした形で同記事を掲載できるように交渉中ですので、今しばらくお待ち頂けますようお願い申し上げます。

「日本ゼロ年展評」 2000/02/16

日本ゼロ年展のゼロは、現代美術の既成の枠組みをリセットすることを意味する。その企図は同時に、美術とサブカルチャーのあいだに明白な境界を認めない。この試みに大変関心を抱いた私たちは、先月まで水戸芸術館で開催していた同展を総力取材した。最初の特集記事として、同展に出品した11人の作家の短評、および同展を企画した美術評論家の椹木野衣氏へのロングインタビューをお届けする。

*
prev