No.818975

真・恋姫ヨルムンガンド プロローグ

アサシンさん


少年兵

2015-12-15 08:51:07 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2391   閲覧ユーザー数:2193

 

 

 

 

 

 

 

俺は北郷一刀、こっちではカズト・ホンゴウと名乗っている。苗字と名前の順番で解かると思うが俺は今、外国に居る

 

しかも地球の辺境?でいいのだろうか。外史の扉が開いたのは体感でなんとなく解かっていたのだが。狭間で賢弟や愚兄に会っていない、いきなり此処に居たのだ

 

何の情報も無く此処に来るまでに俺は主に解かった事が三つある

 

 

一つ、此処は山岳にある村である、肌の色から黒人系の人々で合っているのかな?

 

二つ、この辺一帯ではよく戦闘が起こっている、世界でもっとも人を殺した銃からロケットランチャーに戦車なんかまで様々だ

 

そして三つ目は

 

 

 

ヨナ「大丈夫かカズト?!たくさんの兵士が君を狙ってるって仲間から聞いたけど」

 

カズト「大丈夫さヨナ、あんな連中刃の錆にすらならなかったよ」

 

ヨナ「ああ・・・・そうだった、カズトが刃物を持ってて負けるわけないか」

 

カズト「そう言うこった。俺を殺りたきゃ最低でも爆撃機持って来いってな」

 

ヨナ「・・・・・ちなみに本当に持って来たらどうするんだ?」

 

カズト「近づいて切り落とす」

 

ヨナ「ジャパンのサムライって皆そうなのか?」

 

カズト「俺が異常なんだよ」

 

ヨナ「自分で言うのか」

 

 

 

 

ヨナ、本名はジョナサン・マル。俺と同じ山岳兵・・・・・イヤ、もっと正しい呼び名はこれだろう

 

少年兵

 

そう、俺はこの地でヨナと出会い少年兵となった

 

この外史では俺は孤児で世界中を旅していたらしいのだが、ヨナとこの地で出会い友となった

 

そんなある日、ヨナの両親が殺された

 

この村に流された武器によって

 

 

 

ヨナは武器を憎んだ。憎んだ武器を手に敵を殺す。心優しい争いを望まない少年兵と成った『弟』が

 

俺はヨナと共に戦う、ヨナの両親が死に、武器を手にし少年兵となったアノ日の夜。誓いの杯を交わした

 

俺の事を本当の子どもの様に接してくれた。ヨナの本当の兄弟だと言ってくれた二人の仇を

 

銃弾を銃を戦車を戦艦を戦闘機を、それを向ける者達・・・・・俺は斬る

 

 

刀を持って、ナイフを持って、剣を持って、刃を持って、己が身体全てを持って

 

 

人と会っては人を斬り、神と会っては神を斬る。見敵必殺

 

武器を考えるヤツ、武器を作るヤツ、武器を売りさばくやつ・・・・使うヤツ

 

俺達は永遠に憎む

 

 

 

 

 

 

 

 

真・恋姫ヨルムンガンド

 

 

 

 

 

始まるぞ

 


 
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