No.818873

【獣機特警K-9ⅡG】トリッカーズのクリスマスプレゼント(前編)【交流】

Dr.Nさん

久しぶりのK-9ⅡG話。

カナコ(ⅠG) http://www.tinami.com/view/384942
タカト(ⅠG) http://www.tinami.com/view/388370
ミク http://www.tinami.com/view/557165

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2015-12-14 19:56:50 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:507   閲覧ユーザー数:487

12月、カナコの住むマンション。

カナコ、タカト、ミクの三人がテレビを観ている。

 

『本日のコレクター訪問は、宝石コレクターの西 脛男一さんのお宅にお邪魔しております』

 

テレビの画面にテラナーの女性のインタビュアーとキツネ型ファンガーの男が映し出された。

 

「あ、この男知ってる」

「知ってるのかカナコ?」

「うん。有名な宝石コレクターよ」

 

『この宝石の数々、まさにクリスマスシーズンにぴったりですねー』

『ハッハッハ! どうです? 見てください、みんな私の自慢の宝石たちです。羨ましいでしょう? ワッハッハ!』

 

「なんかやな感じー」

「ああ。画面越しに嫌味なオーラが伝わってくるぜ」

「あたしもこいつきらーい!」

 

『さて、この中で一番のご自慢の品は何でしょうか?』

『はい。この「ハイムーン」という宝石です』

『ハイムーン?』

『ええ。前から欲しかったんです。最近やっと手に入れましてね』

『へえー』

 

「でもまあ、お金持ちが自分のカネで買うんだからいいんじゃないのぉ?」(鼻ホジホジ)

「まあそりゃそうだけど、西の場合は単にコレクションを自慢して見せびらかせたいだけみたいなの。普段からマイッターとかでも散々自慢してるし」

「やっぱやな野郎だ!」

「それだけじゃないのよ。そのコレクションも、実はかなり悪どい手段で手に入れたものばかりとか、そんな噂がチラホラ」

「ただいまー」

「おかえり、セリナさんユキヨちゃん」

「ふう、さすがはクリスマス直前ね。9 to 10Ⅱは大混雑だったわ」

「疲れたー。あっ、この男! 宝石コレクター 西 脛男一ですって!」

「ホントだわ! しかもこれがそのハイムーン!」

「二人ともどうかしたのか?」

9 to 10Ⅱ1階、噴水と巨大な謎ちょうちん像がある、吹き抜けになった「謎ちょうちんの広場」。

 

「わあ、大きなツリーねー」

「うん! なになに、『この星型のカードに欲しい物を書いてツリーに吊り下げましょう。サンタさんが願いをかなえてくれるかも?』ですって。セリナさん、わたしたちも何か書いて行きましょうよ」

「いいわね! あ、見てユキヨちゃん、あの小さな女の子」

「ホントだ。ボロボロの服なんか着ちゃってどうしちゃったのかしら…?」

「ねえお嬢ちゃん?」

「な…なあにお姉ちゃんたち?」(おどっ)

「よかったらそのカード見せてくれる?」

「うん…」

「『パパとママの大切な思い出の詰まった宝石が戻ってきますように』?」

「うん…」

「どういうことかしら? もしよかったらお姉ちゃんたちにお話聞かせてくれる?」

ベンチに座っているセリナと女の子。

 

「アイス買ってきたわセリナさん」

「ありがとうユキヨちゃん。はい、どうぞお嬢ちゃん」

「わあ、ありがとう!」

「それで、話は分かりました?」

「うん。この子のお父さん、事業に失敗して多額の借金を背負っちゃったみたいなの。それで、その借金のカタに大切な宝石を取引先に取られちゃったみたいなのよ」

 

「──その、どん底の一家の唯一の希望の光とも言える、かつてお父さんがお母さんにプロポーズした時の大切な思い出の詰まった宝石をね。最後の希望も失って悲しみにくれたお父さんは自殺、お母さんも心労で倒れちゃったみたいで…」

「かわいそう…」

「グスン…グスン…うわあ~ん!!」

「あー泣かないで。実はお姉ちゃんたちね、サンタさんとお友達なのよ」

「そうよ。だから、サンタさんに頼んで今年のクリスマスプレゼントはその宝石が届くようにしてあげるから」

「ホント!?」

「ええホントよ」

「で、その借金のカタに取られた宝石がこのハイムーンであると?」

「ええ」

「でも事業の失敗までは面倒見きれないよなあ」

「あ、タカトお兄ちゃん冷たーい」

「まだ続きがあるのよ。それが、その事業の失敗ってのが、取引先が巧妙に仕掛けた罠だったらしいの」

「なんだと!?」

「その悪どい取引先が、この西って男の会社ってわけ」

「ひでえ話だぜ!」

「許せないわ!」

「お願い、みんな、力を貸して!」

「もちろんよ!」

「おう!」

「うんっ!」

「そうと決まればトリッカーズ行動開始ね!」

「「「「おーっ!」」」」

 

=To be continued=

 

 

 


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