No.816218

【サイバ】お手柄、スピード逮捕!【交流】

Dr.Nさん

2015-11-29 00:30:17 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:495   閲覧ユーザー数:477

ダーン!

 

「「「キャーッ!!」」」

曇天警察署。

 

『天空銀行曇天支店で強盗事件発生、直ちに現場に急行せよ! 犯人は一名、銃を所持しており、客を人質に取っている模様!』

「よし、出動だっ!♪」

「嬉しそうだな佐和子警部。てかこれ交通課の仕事じゃねえぞ」

「いいからいいから、固いこと言わないの!」

「間違っても車で銀行に突っ込むような真似はするなよ」

「分かってるって♪」

銀行の中。

髭面のブクブクと太ったブタ型セリアンスロゥピィが、一人の少女に銃を突き付けていた。

 

カチャッ。

「へっへっへ、動くんやないで姉ちゃん!」

「ねえ強盗さん?」

「なんや?」

「こんな時になんだけど、わたしトイレに行きたいの」

「ふざけんな!」

「やだあー行きたい行きたい行きたーい! 行かないと漏れちゃうー! だったら強盗さんも一緒に来ればいいじゃない。ここのトイレ、窓がないから外に逃げ出すことは出来ないし。いやあーん、もう間に合わないかもー!」

「あー分かった分かった! 但し5分経ったらドア越しにぶっ放すからな」

女子トイレ。

 

「おい姉ちゃん。そろそろ5分や、何してんねん!」

 

ガチャ。

 

「おう、やっと終わったか、手間取らせるんじゃ

バキャッ!!!!

居酒屋あい。

 

カウンター席で並んで飲んでいるクオンと将矢と佐和子。

「聞いたぞ。今回はお手柄だったな佐和子警部」

「銀行強盗をスピード逮捕、署から表彰も出るそうじゃないか。いやーよかったよかった!」

「でもあたし、反射的に手が出てしまって…」

「理由は分からないが急に強盗の目の前に出たんだ、とっさに手が出るのは仕方ないさ」

「そうそう、必要な犠牲だよこれは」

「そうじゃねえ、そうじゃねえんだ! うわあああん!!」

「はい、おでんお待たせ。あたしには警察のお仕事のことはよく分からないけど、佐和子さん、手を出すんじゃなくて銃をぶっ放したかったってことじゃないかしら?」

「「あ」」

「うわあああん!!」

 

=END=

 

 

 


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