No.755798

【獣機特警K-9ⅡG】トリッカーズの復讐(2)【交流】

Dr.Nさん

2015-02-03 20:31:39 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:457   閲覧ユーザー数:443

「『豚崎』。ここですね」

「豚小屋にしてはたいそう立派な豪邸だな。さすが売れっ子グルメ評論家の先生は違うぜ」

「全くです」

「しかしこのテラナータイプのマスク蒸れるな。もう少し何とかならなかったのかよ」

「我慢しましょう。ここがこれからも豪邸のままか、本当に豚小屋になるのか、最初が肝心です。さ、行きましょう」

「はじめまして。私、ラミナテレビプロデューサーの芹田と申します」

「同じくディレクターの高遠です」

「先程電話でもお話しましたが、先生にうちの『ラミナグルメ万歳!』にご出演いただけないかと思いまして」

「ああええで」

(お、意外とあっさりOKしたな)

(しっ、聞こえますよ!)

「ただしギャラは1万ホーン(1000万円)や」

「えっ? いくら今売れっ子の豚崎先生でもそれは…」

「なんや高遠!」

バキッ!

「イテッ! いきなり何しやがる!」

「やめなさい高遠君! どうも部下が大変な失礼を」

「フン。1万ホーンから1クロウ(10円)も負けられへんで」

「しかしギャラにも相場というものがございまして、その金額はちょっと…」

「なんや! わしの記事には1000万人の読者がおるんや! おまえんとこのテレビ局の悪口を書いてもええんやで? いやだったら今すぐ帰れ!!」

「分かりました。ご希望通り1万ホーンをお支払いいたしましょう」

「最初から素直にそう言えばええんや!」

「こんばんは、レポーターの白野詩歌子です。今週の『ラミナグルメ万歳!』は予定を変更いたしまして、明日オープンのレストランクロノより生中継でお送りしてまいります。こちらはオーナーシェフの黒野さんです。黒野さん、本日は宜しくお願いいたします」

「よろしくお願いします」

「そして本日のスペシャルゲスト! 今話題のグルメ評論家、豚崎金満さんです! 豚崎先生、本日はよろしくお願いいたします」

「こちらこそよろしゅうに!」(ニッコニッコ)

「それでは早速最初の料理をご紹介いたしましょう」

「あー、おいしいなー。こんなおいしい料理が食べられるなんて僕とってもしあわせー!」(ニッコニッコ)

「まあ、豚崎先生ったらw それではここで一旦お知らせです」

「はい、CM入りましたー」

 

ガシャーン!

 

「あっ、先生何を!?」

「なんやこの料理は!!」

「そんな、打ち合わせ通りにやってもらわないと困ります先生!」

「うるさいわ! カメラの前での演技も疲れるんだわ。一発殴らせろやなあ高遠?」

「はい?」

「はい? やあらへん! お前はこの前から気に入らなかったんじゃ!」

ドカッ!

「うっ!」

ドスッ!

「ぎゃっ!」

ボカッ!

「ぎゃああっ!!」

「ちょっと、うちの店で暴力はやめて下さい!」

「離せ! あと4、5発殴らんと気が済まんのじゃ!! お前も殴られたいんか黒野!!」

「はい、CM明けまーす。10秒前」

「運のいい奴め! くそっ、料理人のくせしてなんちゅう馬鹿力や。おいカメラ、わしがひっくり返した皿映らんようにしとけよ」

「3…2…1…キュー!」

「いやー、最高ですねえこの店は。ねえオーナー?」(ニッコニコ)

「ありがとうございます、豚崎先生」

「豚崎先生もご機嫌のようですね。さて、次の料理は──」

「電話異常なし、メール異常なし、放送も順調! さて、そろそろいいかな? ミンスター警部、っと」

 

ピリリリリッ。ピリリリリッ。

「はい、ミンスターです」

『元気ぃミンスター警部? 怪盗バニーだよ』

「なっ!? また何か犯行予告ですか? 今度は何を!?」

『まあ落ち着いて。今テレビ観てる?』

「いえ」

『じゃあラミナテレビつけてみてよ』

「ラミナテレビですね。分かりました」

 

ピッ!

 

「お、『ラミナグルメ万歳!』だ」

「知ってるんですかミハエル君?」

「ええ。たまに観てますから」

「意外ですね、君がグルメ番組なんか観てるなんて」

「ほっといて下さい。しかしおかしいな、なんか先週の予告と違うみたいだ」

『あー、おいしいなー。こんなおいしい料理が食べられるなんて僕とってもしあわせー!』(ニッコニッコ)

『まあ、豚崎先生ったらw それではここで一旦お知らせです』

『はい、CM入りましたー』

 

ガシャーン!

 

『あっ、先生何を!?』

『なんやこの料理は!!』

『そんな、打ち合わせ通りにやってもらわないと困ります先生!』

『うるさいわ! カメラの前での演技も疲れるんだわ。一発殴らせろやなあ高遠?』

『はい?』

『はい? やあらへん! お前はこの前から気に入らなかったんじゃ!』

ドカッ!

『うっ!』

ドスッ!

『ぎゃっ!』

ボカッ!

『ぎゃああっ!!』

『ちょっと、うちの店で暴力はやめて下さい!』

『離せ! あと4、5発殴らんと気が済まんのじゃ!! お前も殴られたいんか黒野!!』

『はい、CM明けまーす。10秒前』

『運のいい奴め! くそっ、料理人のくせしてなんちゅう馬鹿力や。おいカメラ、わしがひっくり返した皿映らんようにしとけよ』

『3…2…1…キュー!』

『いやー、最高ですねえこの店は。ねえオーナー?』(ニッコニコ)

『ありがとうございます、豚崎先生』

『豚崎先生もご機嫌のようですね。さて、次の料理は──』

「放送事故かな? でも豚崎の野郎ひでえことしやがる!」

「最近名が売れてきた方のようですが、それとともに黒い噂もチラホラとあるようですね。自分の意にそぐわなかった店をデタラメな評論で散々こき下ろした挙句、閉店に追い込んだのも1軒や2軒ではないとか。まあ真相は分かりませんけど」

「ええ、その噂俺も知ってます」

「しかしいくらなんでもこれはねえ。ドラマでしょうか?」

『いや、これドラマでもなんでもないから。正真正銘の生中継だよ。場所を教えるね。──じゃあとはよろしく!』(ブツッ)

「あ、バニーさん! 切れちゃいました」

「どうしますミンスター警部?」

「うーん…」

「その噂ね、あながち間違いでもないわよ」

「あっ、ミウ」

「被害届が何件が出てるのよ、豚崎がらみのね。全くひどいもんよ。見てこれ」

「ふむ…ふむ…。こりゃひでえ!」

「なるほど、大体のことは分かりました。ミハエル君」

「はい」

「忘れるところでした。確かにトリッカーズは犯罪者ですが、一つだけ褒めるべきところがあります。それは決して嘘は言わないことです。さあ行きますよ!」

「はいっ!」

 

=To be continued=

 

 


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