No.580019

【獣機特警K-9ⅡG】呉越同舟、白と黒。(2)【交流】

Dr.Nさん

2013-05-25 18:36:29 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:515   閲覧ユーザー数:492

目を覚ますノワール。両手両足を縄で縛られている。

「あれは鉄格子…ここは牢屋のようですね」

目の前には同じように両手両足を縛られたヴァイスの姿が。

「う、う~ん…」

「おや、ヴァイスさんもお目覚めですか」

「ノワール。ここは?」

「どうやら敵に捕まったようです。この木のカビたようなにおい…件の幽霊船の中でしょう、おそらく」

 

「その通り! ここは幽霊船の中だ!」

そこにいたのは大勢の黒眼鏡の男たち、そして首領らしき青い猫型ファンガーの男。

「お前は指名手配中のマフィアのボスMr.Fart!」

「そのようですね。いきなりラスボス登場とは」

「ネズミが2匹引っかかったと思いきや、まさかヴァイスと怪盗ノワールだったとはな!」

「幽霊船の噂、ひょっとしてあなた達が流したの?」

「いかにも。幽霊船の噂を流す。怖がって誰も近づかない。我々は安心して海上で取引が出来るというわけだ」

「私は警察官よ。そんなことをベラベラと話していいのかしら?」

「関係ない。すぐに二人仲良くラミナ湾に沈んでもらうのだからな!」

「!!」

 

見張りの男二人だけを残し、Mr.Fartたちは去っていった。

「いたあ~い。いたあ~い。しぬぅ~!」

(ほらヴァイスさん、もっと真面目に!)

(なんでこの私がこんなこと…)

(いいから!)

 

「どうした?」

ヴァイスの声を聞きつけ、見張りの男たちが鉄格子の前にやってきた。

縄で縛り上げられたままのノワールが言う。

「ヴァイスさんが急にお腹が痛くなったらしくて…」

「いたあ~い。もうだめだわ~。しぬぅ~」

「なにがしぬぅ~だ。どうせお前たちはもうすぐ死ぬんだ、しばらくの間我慢しろ!」

「そんなあ。だからこそ最後に腹痛の薬ぐらい飲ませてあげて下さいよ」

「チッ、分かったよ! ちょっと待ってろ!」

 

牢の鍵を開け、男たちがヴァイスに近づいたその時。

 

バチバチバチッ!!

「うおっ!?」

「ぎゃあっ!!」

 

ノワールのステッキから放たれた電撃が男たちを直撃した。

牢屋の床に倒れこむ男たち。

ノワールの足元には解かれた縄。

「この程度で私を縛り上げたつもりでいたのなら、ちょっと甘かったですね。すみませんがしばらくの間眠っていて下さい」

ヴァイスの縄を解くノワール。

「あなた、いつの間にステッキを?」

「こういう時のために、予備のやつをコンパクトに折りたたんで服の中に入れてあるんですよ。さあ、逃げますよ!」

「ふふ、あなたなかなかやるわね、ノワール」(ニヤッ)

「お褒めに預かり光栄です、ヴァイス警視正」(ニヤッ)

 

=To be continued=

 


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