No.51553

ハルヒちゃんの七草粥  ~前編かも~

UBOBさん

涼宮ハルヒちゃんの憂鬱のSSです

2009-01-11 16:41:23 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:666   閲覧ユーザー数:631

 

「み・く・る・ちゃ~ん」

がばっ!

「捕まえた。さ、さっさとこれに着替えて!」

おい、こら、ハルヒ、またまた朝比奈さん相手に発情して何を企んでるんだ?

「キョン、自首してきたわね、

キョンもこっちのモンペに履き替えるの!

今みくるちゃんをヒン剥くからキョンは後ろ向いてとっとと着替えなさい!

目開けたら、コロス!」

いきなり無茶を言うな、百歩譲って着替えるのは構わんとして、何故こんな寒そうな衣装に着替えるんだ、理由を教えてくれ。

理由が分かれば朝比奈さんだって自分でちゃんと着替えてくれるぞ。

「ふん、そんなの詰まらないじゃない。

ま、良いわ。キョンがそこまで言うなら教えてあげる。

今から七草を採取しに野外実習!

ほら、七草粥用のお米は用意したわ。

で、キョン達が着るのはそのための衣装

以上!!!!」

お前が七草を採取したいというのは辛うじて分かった、だがそれとこの衣装とどう結びつくんだ?

「キョン、やっぱりもう一度死んでみる?

古式ゆかしいお百姓さんのコスプレよ!

しきたりと伝統を重んじる我がSOS団としては当然よ。

古泉君はこっちの神官の衣装。

みくるちゃんは巫女さんの衣装、

そうね、

有希、あなたもこっちも女物のモンペに着替えて、

あ、そっちのちっこい人形にも浴衣着せて有希がオンブするの。

どう、貧しい百姓の夫婦の雰囲気、やったわね」

ハルヒ、お前も着替えるんだろうな、バニーか?

「やっぱエロキョンは百回コロス!

SOS団神事を私はこっちのビデオで撮影よ。

寒中撮影のカメラマンは帽子に手袋にダウンのジャケットとフル装備が標準仕様よ」

 

かくして俺達は川沿いの畑に連れてこられた。

おい、長門、モンペにウサミミ付き耳当てって、良くハルヒが許したな。

「ウサギのコスプレをした百姓女、ユニーク」

おい、あちゃくら、長門の背中で何持ってるんだ?

「あ、キョン君、気がついてしまいましたね。

見つかったからには仕方有りません。

此処でキョン君をぬっころす・・・あっ!」

ポトリ

ほら、草摘み用の剪定ばさみだろ、危ないから落とすなよ。

「は、はい、あ、有り難うございます。

う、お礼を言ってしまった。

仕方有りません、今の所は見逃してやるです」

 

「キョン、ちょっとそこの蕪の葉っぱ持って、

そう、

まだ抜いちゃ駄目よ。

はい、有希、後ろからキョンの腰を持って。

古泉君は有希の背中の人形をうしろから引っ張って、

はい、みくるちゃんはその後ろから

良いわね、十回せーのって引っ張ってから引っこ抜くの、分かった?」

どうやらハルヒは大きな蕪をやってみたいらしい。

抜けたのが小さな蕪なら話にならんな。

「後でCGで加工する」

「そうね、キョン、任せたわ」

お、俺かぃ?

 

「キョン、芹見つけた?」

そんなの見つからんぞ!

「芹は水辺に有ると聞き及んでおります。

川の方へ行かれては如何ですか?」

この寒い中俺が水の中に入るのか?

古泉、ならお前が行け!

ハルヒが喜ぶぞ。

「涼宮さんは貴方に期待をしておられるのです、どうぞ行って差し上げて下さい」

コイズミ、やっぱり一遍お前をコロス!

 

朝比奈さん、その持って居られる草は何ですか?

「ひゃぃ、あの、その、ごぎょうはこべらほとけのざ?」

何で疑問形なんですか、はこべは良いとして後はどう見てもタンポポと枯れススキなんですが。

「ふぇん、だってそんな草知らないんですもん」

「問題ない、涼宮ハルヒが納得すればそれで良い、後で情報操作で食用に変換する」

お、長門、さすが高機能だな。

「あっちで蓬蓮草とネギを拾った、それと交換」

情報操作ってそれかい?

 

「古泉君、良い感じよ、そう、上手い具合に切れるじゃない」

七草粥の神事って、神官がまな板の上でナイフとフォークで野菜を切るのか?

「涼宮さんがそうイメージされたのですからこれからこれが正式な作法になります」

長門、何とか言ってやってくれ。

「問題ない、ユニーク」

 

 

 

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