No.392210

真剣で!?03話!? ジーザス!!虐めかっこ悪い

夜凪さん


更に続き

2012-03-15 23:26:07 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2786   閲覧ユーザー数:2629

 

 

 

黒髪幼女にぶつかった。

 

 

取り敢えず、声かけられる前に幼女引き連れて全力疾走。・・・この時、俺たちは風になった

 

 

消せる筈のない気配を一生懸命頑張って隠してたのに意味なくなったのはかなりショックだ

 

 

後ろから声がする。多分、俺がいなくなったのにやっと気づいたんだろうな

 

 

 

 

 

 

 

数分後、どっかの公園らしき場所に到着。さて・・・、

 

 

「ここはどこだ?」

 

 

「公園」

 

 

んなこたぁ、わかってんだよ。つか何でこの幼女は息切れしてないの?

 

 

「キツくないから」

 

 

真顔で言われた。・・・え、何、このチート幼女?

 

・・・何だろう、超怖い。将来がかなり不安。主に俺の将来

 

 

俺の場合は地獄の訓練のお陰でスタミナとかチートだから良いんだけど・・・この幼女、将来はバトルジャンキーとかにならないよね?・・・大丈夫だよね!?

 

 

 

 

 

 

 

 

心配だったので弱みを握っておくことにした。つか今、弱みを握った

 

 

チキンで結構。

 

良いじゃないか。もし大人に成った時に「バトろうぜ!」とか言われたくないじゃんww

 

 

 

 

「バーイバーイ。元気でねー(ひらひら)」

 

「お前もなー!」

 

 

黒髪幼女と別れる。

 

つか幼女幼女言ってたけど、名前教えてもらった時に年齢も教えてもらったら年上だった。あ、もちろん精神年齢は俺が上な

 

 

そして俺は黒髪幼女の弱みを確認しようと今まで持ってなかったのにどこから出した!?とか思われても答えられないだろう物・・・・契約破棄された携帯とボイスレコーダーを取り出す。

 

 

撮った音声は複数。ボイスレコーダーを確認

 

『私の名前は川神百代。6歳の小学一年生でs・・・』

 

 

うむ。大丈夫だな。携帯の方もムービーで撮れたので問題ない。

 

 

複数の音声&動画を保存完了。これで俺の将来の無事は確実だな

 

 

 

 

 

そんなことを思いながら道に迷いながらも地家に帰って寝た

 

 

 

 

 ● ● ● ● ●

 

 

 

 

次の日の夕方。

 

 

俺は何故は一般的な家庭にいた。

 

 

何故か?

 A.拾われた

 

 

意味がわからんと思うだろうが事実だ

 

 

自分の欲に従って食欲を満たそうと歩き回っていると知らん間にぶっ倒れてて

 

 

拾われた。

 

 

拾ってくれたのは金山夫妻。性格はロリコン&ショタコン。

 

 

転生して数年。初めてリアルに恐怖を感じた瞬間だった

 

 

 

 

 ● ● ● ● ●

 

 

 

 

現在、小学3年生。俺、金山 幽は元気です

 

 

何故だか知らんが名前貰った。取り敢えず自分で考えるまでは使うことにした

 

 

幽の漢字が変だって思うだろ?でもなこれでも随分妥協したんだぜ?

 

 

幽の名前がつくまで光中(ピカチュウ)とか月(ライト)とかそんな痛々しい厨二な名前ばっかだぜ?

 

 

だから一番マシな幽にしたんだOK?

 

 

この3年間はかなり充実した日々だった。

 

食って寝て食って寝て食って寝て食って寝て食って寝まくった(食いまくった)!!

 

朝飯を寝食いながら、登校しながら、午前の授業を聴きながら、給食を寝食いながら、午後の授業を聴きながら、運動しながら、夕食を寝食べながら、母&父に襲われ、迎撃しながら

 

この通り怠惰な日々を送っていた

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで小学1年生から入学して今では3年生。

 

 

2年生の頃に一度だけ会ったことのあるめがっさ犬に似ている・・・似過ぎているえーと確か犬(女・・ん、雌?)に躾を施してあげたり、隣の小学校に通ってる葵冬馬、井上準という二人組みとはめっちゃ仲良くなった。

 

 

んで、何か虐待されてる女の子発見。

 

 

冬馬と準と一緒に虐待されてる女の子を救い出し、一緒に遊ぶようになった。

 

 

楽しかったなぁ~

 

 

そして更に思い出される拾われてからの記憶

 

 

親に感謝したこと何て片手で数える程しかなかったこの3年間

 

 

母親の方はショタコンだから俺に夜這いかけるなんて日常茶飯事。

 

父親の方はロリコンで何故か女装が似合う俺に鼻息荒くしながらハァハァ言ってる

 

 

絶対に中学に上がると同時に家出してやると決意した回数は三桁を軽く越えた

 

 

 

んで、何だかんだで現在は小学校の昼休み

 

 

「・・え~とお前が虐められてる椎名っての?」

 

「(ビクッ)・・・え、ぅぅ・・?」

 

 

隣のクラスで虐められてる女の子がいるって言うから来てみれば

 

 

「ん~、どったの?一人で何してんのさ?」

 

 

教室の中と廊下からたくさんの視線を感じる。何か用?

 

 

「おい、お前、こいつに近づかない方がいいぞ。こいつ喋らないし、暗いし、何考えてるか分からないし、気持ち悪いからな。しかも、こいつの母親淫売ってやつだ。つまり椎名菌だ!こいつについてるのが移るからな!」

 

 

このクラスの中で一番ガタイのいい男子。島津岳人がそう言うと周りから笑いが溢れる

 

 

「・・・・うぅぅ」

 

 

「「「いーんばい!いーんばい!いーんばい!」」」

 

 

「・・・・ぐすん」

 

 

・・・・・・・はあ

 

 

「はあ、お前等・・・ガキだな~つか、どんだけ低能で低脳なんだよ・・・揃いも揃って頭の中が可哀想とか(爆笑)バカな奴が数だけ揃えて女子虐めるとかクズだな」

 

 

俺は笑ってる奴等に向かって堂々と言ってやった。

 

 

こんなの俺の性格じゃないけど虐め、かっこ悪い。喋るだけで菌が移る。自分たちから勝手に触ってそいつの菌の擦り付け相。

 

 

反吐が出る。虐めにも、周りにも、見てるだけの教師にも。

 

 

俺は自分が虐待されたことは対して気にしてないけど同じ境遇の奴はほっとけない。ついでに言うと、この子良く見たら可愛い。

 

 

普段の俺はこんな性格じゃないんだけどな。だって絶対に無視するもん・・・にしても眠い。

 

 

「んだと、バカっていう奴がバカ何だぞ!っていうかお前、そいつと会話したから椎名菌が移ってるぞー」

 

 

島津岳人がそう言ってくるが・・

 

 

「うるっさいなぁ、黙れクズ。こっちは眠いんだっての!!自分より弱い奴虐めて楽しむとかバカでクズなゴミのすることだ。つまり、椎名を虐めてる奴等に言うぞ。─────クズは死ね」

 

 

その言葉で我慢出来なかったのであろう、島津岳人が殴り掛かってきた

 

 

俺は軽々避ける。そのたびに島津は殴り掛かってくる。その繰り返し。

 

 

自分たちの中で一番ガタイが良い島津が喧嘩してるのだ。

 

周りの男子達は自分たちもバカにされた仕返しをと岳人に続いて殴り加わろうとし、女子達は喧嘩が発生しキャーキャー騒ぎ出す。

 

正直、五月蝿い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、自分が口で勝てなくなったら暴力に移る奴らをクズと言って何が悪いんだ?」

 

 

うずくまって痛がったり泣いたりしている男子達全員にそう言ってやった

 

一人一発。まあ、加減して殴っただけだが・・・つか、島津岳人。お前、弱いな

 

 

「校外ではたまに椎名と話してるのに、学校では他人の振りをするバカもいるし・・・(チラッ)」

 

明らかに肩をビクつかせる男子を一名発見。

 

 

って・・・ん?何だ、教師が来たのか。あ~あ、怒られんだろうな~

 

 

「椎名」

 

 

「(ビクッ)・・えと」

 

 

あ~・・もしかして怖がられてる?

 

 

「今の俺の名前は金山幽。今日から友達ね、よろしく~。もしまた虐めがあったら言えよ?次は殺すから」

 

 

片手を出し、椎名を待つ

 

 

「・・あ、うん。・・うん!じ、じゃ、えと・・よろしく?で、でも・・こ、殺しは。ダメ、だ・・よ」

 

 

「握手握手!(無視)」

 

 

椎名の手を握り上下に大きく振り回す

 

 

結果、泣きながらよろしく、よろしくと言ってきた。

 

 

取り敢えず、俺は椎名のことは椎名京だから・・・京(きょう)ちゃんと呼ぶことにした

 

 

僕を虐待していたお父様、お母様。転生して初めて良いことをしました。

 

 

※主人公はガチで京(みやこ)を京(きょう)と思ってます

 

 

 

 ● ● ● ● ●

 

 

 

 

椎名と友達になってから一週間。

 

 

その間、ちょっとした事情で学校をサボったんだが

 

 

今日、学校に来てみると

 

 

京ちゃんがあるグループに入って仲良く遊んでいた。

 

 

仲良く遊んでいるのはいいんだが、俺が驚いたのはそのグループに島津岳人がいたことだ

 

 

そのグループの一人で、学校外で京ちゃんと仲良く話していた人物。厨二&ニヒルの直江大和に聞いてみた

 

 

何でも、俺が学校に来てない間にまたもや京ちゃんのことをクラスの奴らが虐めていたらしい

 

 

その話しを聞き一瞬で「そいつ等の名前教えろ!殺す!!」と俺が暴走しようとしたが、直江大和がめっちゃ焦った様子で止めてきた・・・もう大和でいいや。

 

 

まあ、何だ・・・前回の俺の言葉で考えるところがあったらしく、その虐めに大和が割り込み京ちゃんを守ったらしい。

 

 

んで大和のピンチに風間翔一が参戦したりと・・・・結果、完璧に京ちゃんの虐めは消えたそうだ

 

 

よかったよかった。

 

そんな金曜日の昼休みだった

 

 

 

 

その日の放課後。俺は地家から結構離れた多摩川の目の前に立っていた

 

 

空は若干暗い。今は曇だが、もうすぐ降るかもな

 

 

そう思いつつ後ろの土手の上を見てみると、めちゃくちゃガタイのいい金髪金髭の執事と偉そうに座ってる銀髪少女は誰でしょうか?

 

何故か目が合ったらいけない気がする。

 

何だこの気持ち?不っ思議~

 

 

こういう時って無視に限るよね!

 

そうだね!←トモちゃん

 

いえぇぇい!!(ハイタッチする振り)

 

 

・・・・虚しい。何か新たな発見的なのはないものか・・・・ダメだ。考えてたら眠たくなってきた

 

 

・・・・取り敢えず、今日は身体動かすか。

 

 

あの地獄の訓練が終わった後もめんどいが定期的に動かしてたりする。

 

 

定期的に動かな何かこう・・気持ち悪いんだよ。不思議です

 

 

という訳で型の練習を開始する・・・筈だった

 

 

今、俺はやる気をだそうとしたんだよな・・・。

 

 

やる気。

殺る気。

・・・・やる‘氣’!!

 

 

「そうだよ、氣だよ!!新たな発見をしちまった!!」

 

 

氣が使えるかもしれない。でも出来ないかもしれない。・・・・・だがッ!!!

 

 

「昔(現世)の漫画の生きたバグキャラの称号を得たあの筋肉ダルマだって言ってたじゃないか!!全ては気合でなんとかなるって!!人生やる気だけで何でも出来るって!!だから、やれ、俺!!気合を入れろ!やる気を出せ!俺にやる気とか全然似合わないけど今だけでいいから気合を入れて!!!何でもいいから出ろ!俺の中の何か!!あ、でも出来れば嘔吐物は勘弁して下さい。行くぜ!征くぜ!逝くぜぇえええッ!!」

 

 

気合もやる気も満タンだ。MAXエナジーどころじゃねぇ。

 

本当に何か出たらマズイので、真上を狙い、放つ!!

 

 

「全力全開!!・・否!否否否否ぁぁああああ!!全力全壊ッ!!!!エターナル、ネギ、フィーーバァアーーーーーーッ!!!!!!!!!!」

 

 

何か出た。

つか、空が割れた。

雲が無くなった。

 

・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・

 

 

・・・マジ? (゜┏Д┓゜ ;)

 

俺呆然。だが、あっちゃんぶりけ。

 

出ちゃったよ・・・俺の中の何か。

 

空見てみろよ。

もうすぐ降るだろうとか言ってたら雲が無くなっちゃったよ。

一部だけ太陽サンサンだよ

 

 

取り敢えず、うん。多分あれが氣って奴か。

 

神の爺から特典とか貰ったりしてないのに氣が使えるんだー

 

ふ~ん、つまりこの世界の人間ってデフォで氣が使えるんだー

 

 

・・・・・・「死にてぇぇえええええええ!!!」

 

 

俺の叫びは川の向こうまでシャウトした

 

 

「おい」

 

ビクッ、ギギギギギギギ(振り向く)

 

わぁお、執事に銀髪幼女じゃないか~・・・で、何故居るし釈迦堂さん

 

 

ダッ(逃げる)

 

ガシッ(襟を掴まれる)

 

「ウゲッ」

 

 

「お前さん、何者だ?」

 

 

哀れな学生です。・・・とはあまりの恐怖で言えないの

 

 

ちょっと困ったので襟を掴んでる執事と銀髪幼女に視線を移す

 

 

「うむ。九鬼揚羽が名乗ることを許可する。」

 

 

何をトチ狂った勘違いをしたのか幼女はそう言ってきた

 

 

つか、このおっさんは何ですか?力強すぎだろ。何このチート使用(泣)

 

 

「た、田中太郎でーす」

 

 

バコッ

 

 

殴られた。頭をガッされた。幼女・・・貴様は何故そんなに腰の入ったパンチが撃てるんだ・・謎だ

 

 

「真面目に答えよ。寛大な我といえど次は容赦せぬぞ。」

 

 

「まあまあ、揚羽ちゃん。そんなカッカしないで」←幽

 

 

「ゴホンッ・・んん、様と付けないと串刺しだぞ。ゴホン」

 

 

「もう嫌。何だよこのハイパー執事」

 

 

「それで坊主、名は?」

 

 

「か、金山幽。これ、本名だから。マジで。だから拳を握り締めるの止めて」

 

 

この銀髪幼女怖いですの

 

 

「ん、お前さん名前貰ったのか?」

 

 

そこで今まで黙ってた釈迦堂さんが声を出した

 

 

「倒れてるところを保護されてしまった。一生の不覚。つか何でいんの?」

 

 

「得体が知らなねぇ膨大な氣を感じてな。多分、こっちの2人もそうだと思うぞ。」

 

 

「うむ。ヒュームがこの小僧に目を付けたのでな。見守っておったのだ」

 

 

「へー、んで、膨大な氣って何さ?」

 

 

「お前さんが今しがた放ったもんだよ」

 

 

「マジでか。でもあれだぞ?俺は『俺の中にある何か出ろ!!』ってやったら出てしまっただけであって偶然出たのだよ。多分、この執事さん俺の魂の叫びを聞いたと思う」

 

 

「確かに聞いた。あんなめちゃくちゃな物言いで己の中にある氣を出すことが出来たことには驚いた」

 

 

ヒュームは何故か楽しそうに言う

 

 

「ふ、ヒュームを驚かすとは・・・貴様、見所がある。金山幽と言ったか、覚えておくぞ!」

 

 

「というか、お前さんが頑張るタイプとは思わなかったな」

 

 

「おいおい、釈迦堂の旦那ぁ~何言ってんだ?俺は怠惰こそが我が人生!!でも、楽しい事は大好きだ!!知りたい事はどんな手を使っても知る、食いたい物は食う、寝たい時にはどんな状況だろうが寝る、欲しいものは手段を選ばず手に入れる。これが俺自身の性格のつもり。関係無いことだが、はっきり言おう!俺はめんどくさいことが大っっっっ嫌いだぁぁああああああああ!!!!」

 

 

そんな幽の自分勝手な意見を聞かされた3人の反応は全員が一緒だった

 

 

「「ハハハハハハハハハ!!!」」

 

「フハハハハ!!」

 

 

皆、笑っていた。

 

 

釈迦堂は腹を抱え心底楽しそうに

 

ヒュームは言ってることは面白く、叫んだ時の剣幕に歓喜した

 

九鬼揚羽は面白い者を見つけたことに高笑いし

 

 

釈迦堂、ヒューム、揚羽の3人は幽の将来が楽しみになった

 

 

釈迦堂刑部は思う。

 

 

釈迦堂は自分の手で育てて成長を見てみたい。と前々から思っており、将来は自分の好敵手になりえると感じているから

 

「(コイツに川神流を教え込んだら、とんでもねぇ化物になる。俺の再来か?以前コイツは言った。強さは‘力’と・・・。そしたら・・・・くかかかか、完璧に俺好みの弟子兼好敵手の誕生だ!コイツァ、化けるぞ。楽しくなってきたなぁ、おい!)」

 

 

 

ヒューム・ヘルシングは思う。

 

先程見た氣もそうだが、一目見た時にわかった。自分にはまだまだ及ばないが、この小僧は強い。これを完璧に育て上げればどうなるか・・・それを考えると自然と顔がニヤけてしまう。

 

「(さっきまでの会話からして氣を開放したのは今が始めて。なら、あの膨大な氣を完全に制御出来るようになり、俺が直々に鍛え上げればコイツはどうなるか?簡単だ、化ける。・・・ふっ、これほどの楽しみがまだ残っているとは・・まだ、鉄心の爺には見つかってはいないようだが、・・・・この小僧拐って九鬼の従者部隊に組み込むのもいいか?)」

 

 

 

九鬼揚羽は思う。

 

先程の言葉と叫び。

一見巫山戯て言ったように聞こえるが(幽は真面目に言いました)己の信念や願望が詰まっていたのを九鬼揚羽は感じ取った。

 

怠慢にして傲慢その欲の深さは想定外にも深かった。

 

それに揚羽は幽が武術をしていると分かった。その立ち振る舞いもだが、ヒュームと訓練しているからこそわかるものだった。

 

だから、揚羽は直感で感じた。この男は本当にやる。どんな手を使っても、どんなに不可能だろうと、自分の欲の為なら何だってすると

 

 

「(ふはは、これ程の人材をこんな場所で見つけようとは、我はついているぞ!!唯の男ではなかった。我らと同じ表側の王たるものか、それとも影から表を支える裏の王になるものか。どちらにしても素晴らしい人材だ!見た所我が弟と年は変わらぬか・・・うむ、こやつは将来九鬼家に必要不可欠な人材だ。何としても手放せぬ)」

 

 

 

 

3人の内側では既に幽の将来が勝手に決められていた

 

 

「ビクッ!!な、何だ?と、鳥肌が」

 

 

「「「(感の良い奴だ)」」」

 

 

まあ、幽の夢という神の爺に言ったニート生活万々歳!!という夢はもうなかったりする

 

あの地獄の特訓の影響なのか何なのかもうニートする気が起きなかった

 

というかニート生活を目指してる奴が定期的に身体を動かす訳がない

 

 

 

「うをぉぉおおおおおお、な、何故だ!?何故だ何故だ何故だぁああああ!?!?鳥肌が止まらねぇーーーーーッ!!嫌な予感しかしねぇ!・・・いや、考えてみればこの状況より最悪なことなんてあるんだろうか?・・・・・ってか時間ヤバッ!おい、チート執事!流石にもう時間が無い!早く帰らな親が泣き出すから早く帰してくれ!!」

 

 

あの親やべぇんだよ。最悪の場合精通すらしてない今の俺を襲ってくる

 

早くせねば・・・・貞操の危機!!

 

 

「確かに話が長引いちまったな」

 

「そういうことなら致し方ない。ヒューム離してやってくれ」

 

 

執事の手が襟から離れる。

 

 

この瞬間を待っていたーーーーーーーッ!!!!!

 

 

俺は駆けた

 

 

「速い」

 

 

後ろでんな声が聞こえたが完全に無視。

 

 

早く帰らねば!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に帰り着いた俺を待っていたのは

 

 

血走った目で俺を襲ってきた母(ショタ)と父(ロリ)だった

 

 

 

 

 

 

 
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