No.129365

恋姫†学園ver1.00 第三部~呉~

パサパケさん

第3部~呉~です楽しんでいただけると幸いです。後気軽にコメントしていただけると主も嬉しいです。(ニコ生でのコメになれてしまってコメントが無いと若干不安を感じてしまう俺。完璧なニコ厨ですww)「おもしろくない」というコメントでも自分の作品を見直すことになるので気軽にコメントしてください

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2010-03-11 06:47:06 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2299   閲覧ユーザー数:2056

恋姫†無双ver1.00 第3部~呉~

 

 コン、コン

「誰?」

「思春です」

「思春、良いわよ入って」

 ガチャ

「失礼いたします。蓮華様」

「もうその呼び方はしなくて良いと言っているのに」

「いえ、お立場が変わられようと私の主は蓮華様ただ一人であります」

 蓮華に注意されたが、思春の意志は強いらしく呼び方をなおす気はないようだ

「ハァ…まぁいいわ、ところで何かあったの?」

 蓮華も諦めたらしく思春の用件を聞いた

「おそらく蓮華様のお耳にももう入っているかとは思いますが…」

「袁紹が一刀を下僕にしようとしたことか…」

「やはりお耳に入っておられましたか…」

「それで、わざわざそれの確認に私のところに来たの?」

 蓮華も少し怒りのこもった声で思春に問いかけた

「いえ、一応噂が本当かどうかを調べましたのでそのご報告を」

 思春は蓮華も怒りの声にも動じずまるで機会のように淡々とした口調で答えた

「そう、思春にはいつも迷惑をかけるわね」

「もったいないお言葉でございます」

「それで、噂は本当だったの?」

「はい、残念ながら」

 その瞬間蓮華の顔には、麗羽の行動への呆れと若干の怒りが現れた

「それで、一刀は何て答えたの?」

 しかし蓮華が気になっているのは下僕発言をした麗羽ではなく、下僕宣言をされた一刀であった

「いえ、どうやら北郷一刀に告げた後に返事も聞かずにその場をさったみたいです」

「ということは一刀はまだ袁紹の下僕になると決まったわけではないのね」

 一刀が下僕になっていなかったのがうれしかったらしく蓮華の顔には笑顔が浮かんだ

 コン、コン

 そのとき扉をノックする音が聞こえた

「誰かしら?」

「パサケです」

「パサケ?何の用かしら?」

「いやここでは話にくいことなので…とりあえず中に入ってもよろしいですか?」

「えぇ別にいいわよ」

「それでは「ガチャ」失礼します」

「それで蓮華様に何のようだ」

 明らかに敵を見るような目で男を睨みつける思春

「思春、やめなさい」

「しかし蓮華様」

「パサケも用があって来たのだからそれも聞かずに睨みつけるのはよくないわ」

 蓮華に注意され思春は男を睨みつけるのをやめた

「それで用件は何?」

「いや、とりあえずは袁紹の件がお耳に入っているかを」

 男が言い切らない内に

「それならばもう私の耳に入っているわ」

「そうですか…しかし、どうやらお怒りと見えますな」

「なっ!?」

「っ!」

 その一言に蓮華は顔を真っ赤にし、その蓮華を見た思春は男を再び睨みつけた

「いやいや、そのように照れなくても。好きな男が他の女の下僕になるなどと聞いたらそれに怒りを感じるのはむしろ当たりま…」

「っ!!」

 スッ…

 男が言い終わらない内に思春が鈴音を抜き男の喉元めがけて飛び出していた…

 が

「おいおい、そんなに怒ることないだろ」

 男の喉下を狙った鈴音の刃は目標に届くことも無く見えない何かにはじかれた

「思春!?何をやっているの!!」

「蓮華様を侮辱することは許さない」

 思春の行動に数秒送れて蓮華が反応する

「まぁ、別段俺は気にしてませんけどね」

 男は苦笑しはじかれた思春の鈴音を拾った

「すまない、思春の非は私が謝ろう」

「蓮華様、私のためにこのような男にあや」

「思春!!」

 蓮華の怒りの声に思春は黙った

「あなたが私のことを思って行動してくれているのにはいつも感謝している。だからといって、誰かを傷つけるような真似だけはしてほしくないわ!!」

 それは蓮華の思春を心から思っての言葉だった

「すいませんでした、蓮華様」

 その言葉に思春はその場に土下座をし蓮華に謝った

「わかってくれたなら良いわ…思春、もう頭を上げて頂戴。あなたの気持ちはわかったから」

「すいません蓮華様、行動が軽率すぎました」

「わかってくれたのなら良いのよ思春」

「ですから殺る時には人目に付かない夜道にて行います」

「ちょ!?思春!!」

「大丈夫です蓮華様、証拠は残しません」

「思春!!だからそういうのをやめてと言っているの!」

 一回は蓮華の言葉に従った思春であったが、どうしても男に対しての怒りはおさまらなかったようだ

「まぁ、こんな美人に命を狙われるってのも男冥利に尽きるってのかもしれないがな」

 まぁ、実際に現実で命を狙われたらそんなこと言える余裕はないと思うがな……ヤンデレとかリアルにいたら謹んでお断りするだろう

「ということでナレーションもいい感じ?に仕事はしてるし本題に入りますか」

「ナレーション?何を言っているの?」

 まぁ前回あんなことあったが今回はちゃんと仕事したんだぞ。(※仕事はしましたがそれだけの成果はあげておりません)

「まぁこっちの話なんでお気になさらず」

「?」

「?」

 二人とも頭に?マークを浮かべていた

「それでは本題に入りますかね…」

 そんな二人を置いといて勝手に本題に入っていく男

 

 まぁこの後の二人の反応は、魏・蜀の二人組みとだいたい似たり寄ったりであった……

「ふむ、またもや手抜きか…」

 いや別手抜きじゃないし、今更気づいたんだけど設定の副生徒会長と副生徒会長補佐の二人組みがなぜだかおなじような反応するキャストになってたんだよね~

「そこをおもしろく読者に読ませるのがお前の役目であろうに」

 そんなこと言われても俺まだ書き始めたばっかだし無理だっての

「まぁ、最初からお主にそんなことは期待しておらんしせいぜいこの先精進するんじゃな」

 かなり上から目線で言ってますけど、俺のレベルが上がらないとあなたの出番も中途半端なものになりますよ。まぁちゃんと書けたとしてもほとんど出番なんてないに等しいんですけどね

「ふん、ならば作品に出まくるだけだわことわざにもこうあるだろう「下手な鉄砲数撃ゃ当たる」ってな」

 まぁ、実際に数撃って当たれば一番良いんですけどね…

「ほらほらそんなこと言っておらんで、さっさと続きを考えぬか」

 ハイハイ、わかりましたよ……(まったく人使い荒いんだから)

「ほぉ~何か言ったか?」

 言ってませんよ~空耳じゃないですか?

「何を言うか今完璧に鷲に対するグチを…」

 ハイハイ、言ってませんから。あなたがなんと言おうとワタシソンナコトイッテナイカラ~

「ならばなぜカタコトになるのだ!!」

 ナニイッテルノ?コレワタシイツモノシャベリカタヨ…

「こらどこへ行く!まだ話は終わっておらんぞ!!」

 恋姫†学園ver1.00 第3部~呉~終わり

「普通にしゃべっておるではないか~」

 最後の挨拶くらい普通にしゃべらせろや~

 


 
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