No.1179555

レゴの花なら毒はない

新人さん

いつまでもメディアから昭和の唄が聞こえてくる。今夜も昭和歌謡の特集をやるらしい。 ふと布施明さんの"シクラメンのかほり"を思い出した。「真綿色したシクラメンほど清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ・・・」おそらく この曲を作った小椋佳氏は 控え目な女性に惹かれる男なのかもしれない。僕は積極的な女性も好きだけどね。 冬の花ランキングの1位はクリスマスローズで2位がシクラメンになっている。だが見た目が美しいからといって、騙されてはいけない。クリスマスローズもシクラメンも とても危険な毒花で、花から球根まで すべてが毒なのだ。唄われているように 清(すが)しくはない。例えると女性の匂いを嗅ぐくらいは大丈夫だが 手を出すと痛い目に合い、味見をすると死ぬかも知れないというロマンス詐欺のような恐ろしい花なのだ。どちらの毒も、球根部分に多く含まれ 摂取すると中毒症状を引き起こすそうだ。薬用成分で有名なサポニンは植物に普通にある成分だが、両花のサポニンは特に毒性が強く、口から摂取すると粘膜を刺激して 嘔吐や下痢の胃腸炎症状が起こり、皮膚に触れるだけで炎症を起こし、汁液が皮膚に付いてしまうと かゆみ・かぶれを起こすそうだ。毒性の強い球根部分を食べてしまうと、まず嘔吐や下痢などの消化器系が炎症を起こし、強い腹痛を伴うらしい。そして多量に摂取すると、不整脈や痙攣といった神経系に異常が出て 心拍が乱れたり、筋肉が自分の意思とは無関係に動くような症状が現れ、放置すれば死に至るそうだ。クリスマスローズは紀元前600 年には世界初の生物兵器として戦争に使われている。 バラを愛すると怪我をするだけだが、毒花は死を覚悟して愛さなくてはならない。クリスマスローズは、ギリシャ語でヘレボルスと言い「ヘレン(殺す)」「ボア(食べ物)」という意味があるそうだ。シクラメンの花言葉は「遠慮」、「気後れ」、「内気」、「はにかみ」と控え目だが、シクラメンの素性を知ると「死苦アーメン」となる。でも レゴの花なら毒は無い。

2025-12-30 15:11:13 投稿 / 550×550ピクセル

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