No.1100544

【獣機特警K-9ⅡG】密猟者を追え!(3・終)【交流】

Dr.Nさん

2022-08-20 18:37:46 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:103   閲覧ユーザー数:97

深夜、保護区上空を飛び回っているクロエ。

 

クロエ「今日で3日め、本当に犯人が現れるのかねえ? 何もなさすぎてチョー退屈なんですけど!」

 

 (ブロロロロロ…)

 

クロエ「ん、なんだいあのジープは? こんな時間にライトも点けないで、保護官の奴かな? あっ、運転しているのはゲ・ローロじゃないか! 助手席の白人のヒゲの豚型ファンガーの男は誰か知らないけど。おっと、録画録画っと。さすが高性能カメラ、こんなに離れていても映像も音声もバッチリだよ!」

 

 (キキッ)

 

クロエ「あ、停まった」

バシュッ!

 

ヒョウ「ギャアン!」

クロエ「!!」

白人の豚男「相変ワラズ、ミゴトナボーガン捌キデスネ、ゲ・ローロサン!」

ゲ・ローロ「たりめえよ! 銃なんか使ってたら、あっという間に保護官の連中が飛んでくるからな。ウィ~ヒック!」

クロエ「フーン、そういうことだったのかい。ゲ・ローロ博士がねえ」

白人の豚男「ウワッ!?」

ゲ・ローロ「どうした? ウィ~ヒック!」

白人の豚男「虫ニ刺サレマシタ…」

ゲ・ローロ「なにやってんだよ。ほら、ムシコナーイスプレーしとけ。ウィ~ヒック!」

白人の豚男「オオ、カタジケナイデース。サア、早ク皮ヲ剥イデ、ズラカリマショウ」

ゲ・ローロ「まあ待て、そう焦るな。せっかくの満天の星の下だ、逃げる前に…やろうぜ♥ ウィ~ヒック!」

白人の豚男「オーイエース! アナタモ本当ニ好キデスネ、ゲ・ローロサン♥」

ゲ・ローロ「うるせえ、お前に言われたかねえよ♥ ウィ~ヒック!」

クロエ「…。あ、奴らおっ始めやがったよ…。うおっぷ! いけね、吐き気が…(げろろろろーっ!!)。でもバッチリ証拠は撮れたよ」

 

ピピッ。ピピッ。

 

クロエ「おっと、スレイの旦那から通信だ」

 

ピッ。

 

クロエ「はい、こちらクロエ」

スレイ『ウゲーッ!(げろろろろーっ!!)』

クロエ「おいおい、大丈夫かい旦那?」

スレイ『すまねえ、耐えきれなかった。でもこれで、真犯人の録画が出来た。早く戻ってこい』

クロエ「あいよ」

スレイ『いや待て、もう一仕事やってからだ』

クロエ「まだ何かあるのかい? ──なるほど。任しときな、3日もただ上空を飛び回るだけで退屈してたんだw」

翌朝、保護区。

ボウガンで撃たれたヒョウの変わり果てた姿を発見したマイとナディ。

 

マイ「ああ、また罪のない動物が1頭…」

ナディ「ナディ絶対許さない! でもちょっとおかしい」

マイ「おかしいって、何がおかしいんですかナディさん?」

ナディ「このヒョウ、皮を剥ぎ取られてない」

マイ「あ、そういえば。あ、あそこに皮を剥ぎ取られた動物が2頭…ひいっ!?」

ナディ「どうした?」

マイ「あの2つの死体、動物じゃなくて人間です!!」

ナディ「本当だ! うわあああっ!!」

 

・・・・・・

『やあ、お間抜けな警察と自然保護局の諸君! 本 物 の スレイ・ブラッドだ。

君たちがあまりにもお間抜けなもので、俺様が真犯人を探しといてやったよ。添付の動画、ありがたく見てくれたまえ。尚、この動画には一部グロテスクな表現が含まれているので、げろ袋を用意してから見ることをお勧めする。ブラッドファミリー首領 スレイ・ブラッド』

数日後、自然保護局本部。

 

ミランシャ「はい…はい…はい…。分かりました、お疲れ様でした。では」

 

ピッ。

 

マイ「隊長、警察は何と?」

ミランシャ「うん。君たちが発見した2つの死体、DNA鑑定の結果、ゲ・ローロ博士とその友人のものだったそうだ。そして、博士の研究所から、こちらで報告した数や種族と同じ数の動物の毛皮が発見されたそうよ。更に、あの酒の空き瓶からもゲ・ローロ博士のDNAが検出されたそうよ」

マイ「そうですか…」

ナディ「何と哀れな。でも、これも天罰!」

シンディ「だね!」

ヴィオラ「そうそう!」

ブラッドファミリー総統室。

 

スレイ「そういうことだ。虎は死して皮を留め人は死して名を残す。だが、あの豚野郎どもは動物にさえ劣る。生かす理由など何もねえ!」

モンド「お疲れさんスレイ。ところでいい酒が手に入ったんだ、どうだい?」

スレイ「いいねえ! いや、やめておこう。こんな朝っぱらから呑み始める程、俺様も落ちぶれちゃいねえからな」

 

 

=END=

 

 

 


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