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【獣機特警K-9ⅡG】名警部ミハエルの事件簿 -泣いた鬼警部-【交流】

Dr.Nさん

2022-02-27 20:21:41 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:170   閲覧ユーザー数:165

ラミナ署では年に数回、比較的キャリアの浅い警官たちを集めての講演会がある。

今回その世話役を承ったのは、鬼警部との名も高いミハエル・アインリヒト。

会議室に集まった、キャリア1~2年の警官たちを前にマイクで話す彼。

 

ミハエル「──と、俺の話はこれぐらいにして、早速今回の講師の先生をご紹介しよう。ファンガルド科学省ロボット管理局のテレジア・アウディ長官だ。知っての通り、長官はご自身もロボットであるロボット学者であるが、その長官の地位に甘んじることなく、毎日のように現場を飛び回り、いくつもの難事件を解決に導いて来られた。長官のお話を直接聴ける機会なんて滅多に無いんだぞ。みんな、心して聴くようにな」

警官たち「……」

ミハエル「何だお前ら、聴く気があるのか!? ちゃんと返事をしろ!」

警官たち「は、はいっ!!」

ミハエル「よし。ではテレジア長官、お願いします」

テレジア「その男二人による、ロボット少女人身売買事件は諸君も知っていると思う。現場に出動した警官の話によると、ある者はバラバラにされ、ある者は見世物小屋にでも売られる予定だったのか、二人のボディを一体化された、まるで化け物のような姿にされていたそうだ。私も出来るだけ被害者たちを元の姿に戻すように協力したが、それでも、残念ながら救えなかった命も多かった」

 

その様子を、会議室の一番後ろで腕組みをしながら聴いているミハエル。

 

ミハエル「うんうん、さすがテレジア長官だ。思い出すなあ、俺も新人の頃は、ああやって講師の先生の話を一生懸命聴いていたっけ」

 

とそこに、後ろのドアから一人の警官が入ってくる。

 

警官A「ミハエル警部」

ミハエル「何だ?」

警官A「事件発生だそうです。ご出動願います」

ミハエル「分かった。ここは俺がいなくても大丈夫だろう。すぐに行く」

警官A「それと、テレジア長官にもご同行をお願いしたいとの要請が」

ミハエル「何だと? 長官は今講義中だぞ、見りゃ分かるだろ!」

警官A「私もそう申し上げたのですが、どうしてもロボット医でもある長官でないと解決出来ないような問題があったようでして」

ミハエル「しゃあねえな。分かった、伝えよう」

 

テレジア「さて、次の話題だが」

ミハエル「長官! ちょっとお話が」

 

会議室の一番前に歩み出たミハエルがテレジアに耳打ちする。

 

テレジア「何だって? よし、分かった。みんな、聞いてくれ。何か事件があって、私に来て欲しいと要請があったそうだ。すまないが、この続きはまた後日ということにさせてくれ。では、今日はここで解散!」

事件現場のホテル。

立入禁止のロープをくぐり、ミハエルそしてテレジアが入ってくる。

 

ミハエル「よう、お疲れ」

警官B「あ、お疲れ様です警部! 長官もご足労いただき申し訳ございません」

テレジア「いいや。それが私の仕事だからな」

ミハエル「で、わざわざ長官をお呼びする事態ってのは何だ? ロボットバラバラ事件とか?」

警官B「それがあの…その…」

ミハエル「何だよ、はっきりしろよ!」

警官B「と、ともかくご案内します」

灰色豚「He…Help…」

水色豚「うぅ、痛えよぉ…」

 

そこでは、水色豚(♂)が、灰色豚(♂)から あ る 部 分 に手を挿れられて“一体化”していたアッー!

 

ミハエル、テレジア「( ゚д゚)ポカーン」

テレジア「君たち、一体何があったんだ!?」

灰色豚「彼ノゴロウコウサマニ、ドコマデ手ガ入ルカ試シテイタラ、抜ケナクナッテシマイマシタ…」

水色豚「は、早く助けて…」

ミハエル、テレジア「」

ミハエル「ねえ、俺もう帰ってもいいですか? ウッ、ウッ…」(半ベソ)

テレジア「泣くな。帰りたいのは私も同じだ」

 

・・・・・・

翌日。ラミナ署署員食堂。

 

ミウ「ニュース見たわよ。ミハエルさん、あなたも苦労が絶えないわねえ」

ミハエル「まあな。俺も長いこと警官をやってるが、あんなの二度と御免だよ」

テムナ「繋がったまま担架で救急車に運ばれるとこカメラにバッチリ映されて、豚のおっさんたち赤っ恥やったなw」

ミウ「ねえw でも普通あんな場合、ブルーシートとかで隠すんじゃないの?」

ミハエル「俺が断ったのさ。あまりにも下らねえ事件だったからな! 長官も全面同意してくれたよ、いい薬になるって」

ミウ、テムナ「「同意すぎて禿げ上がるわアッー!」」

 

 

=END=

 

 

 


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