No.1084346

【獣機特警K-9ⅡG】名警部ミハエルの事件簿 ~後味の悪い事件~【交流】

Dr.Nさん

2022-02-08 20:04:19 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:185   閲覧ユーザー数:175

夜、ラミナ市内のとあるバー。

 

ミウ「さあ、明日は休みだし、今夜は飲むわよー!」

テムナ「おう!」

 

ミハエル『ハァ…』

 

ミウ「あれっ、あれってミハエルさんじゃないの?」

テムナ「ホンマや。珍しいなこんなところで」

ミハエル「ハァ…」

ミウ「ミハエルさん!」

ミハエル「ん? なんだ、ミウにテムナか」

ミウ「隣いい?」

ミハエル「どうぞ」

テムナ「なんや自分、何そんなに黄昏とんねん?」

ミハエル「いや、後味の悪い事件ってあるもんだなって。俺、今日つくづく感じたよ」

ミウ「後味の悪い事件?」

テムナ「何や知らんけど、よかったらウチらに話してみ」

ミハエル「いいのか? 後味悪い話だぜ?」

テムナ「かまへんかまへん。なあミウ?」

ミウ「そうそう。わたしたちとあなたの仲じゃないの」

ミハエル「すまねえ。殺人事件の被害者は、水色の豚顔の豚のファンガーの中年男だった──」

朝、事件現場。

 

警官A「お疲れ様です警部!」

ミハエル「お疲れ。って酒臭っ!! 何だこの部屋、酒の臭いが充満してるじゃないか! しかも、部屋中に散らばった酒の空き瓶。アル中だなコイツ」

警官A「凶器は血の付いたこの空き瓶のようです」

ミハエル「そのようだな。頭を滅多打ちか。第一発見者は?」

警官A「この方です。宅配便のドライバーの方です」

ミハエル「どうも。ラミナ署のミハエル・アインリヒトと申します。少しお話を聞かせていただけますか?」

宅配便ドライバー「はい。先程、この家に荷物を届けに来て、ベルを鳴らしても誰も出なかったので、それで鍵が開いていたので、何気なくドアを開けたら、この方が倒れていて…」

ミハエル「その荷物は?」

宅配便ドライバー「これです」

ミハエル「ネット通販か。えっと、『品名:酒』、また酒かよ!」

警官A「よほど酒が好きなようですね」

ミハエル「しかもこんな朝っぱらから呑んでいたらしいな。人間、こうはなりたくないものだ」

警官A「ですねえ」

ミハエル「ん、なんだこれ? たくさんの月給袋、全部未開封だ」

警官A「半年分はありますね」

ミハエル「月給袋の封も切らず、奴はどうやって生活していたんだ?」

警官A「明細だけだったら、わざわざ開けなくても別におかしくはないのでは?」

ミハエル「よく見ろ。全部ちゃんと中身が入っているぞ」

警官A「あ、本当だ。うーん、他に何か収入源があったのでしょうか?」

ミハエル「しかもこんな目に付くような場所に無造作に置いてあるって」

警官A「物取りの犯行ではないってことでしょうか?」

警官B「警部!」

ミハエル「何だ?」

警官B「被害者の預金通帳がありました!」

ミハエル「見せてみろ」

ミハエル「どれ…毎月Hoen Moanaってところから振り込まれてるな」

警官A「毎月これだけの金額が振り込まれてたら、本業の月給袋を開けなくても十分やっていけそうですね」

ミハエル「だな。よし、奴の交友関係で、このHoen Moanaって人物をあたるんだ!」

警官A「はいっ!」

 

・・・・・・

ミウ「で、どうなったの?」

テムナ「そのHoen Moanaって人物は見つかったんかいな?」

ミハエル「ああ、すぐに見つかったよ。被害者よりも少し年上の外国人の豚の男だ。そして、あっさりと犯行を自供したよ。被害者の家に訪ねていった時に言い争いになって、ついカッとなって、落ちていた酒の空き瓶で頭をな」

ミウ「あー。でも一件落着、よかったじゃないの」

テムナ「それのどこが後味悪いねん?」

ミハエル「奴さん、被害者に毎月ちゃんとおこづかいを振り込んでいるのに、最近は相手にされなくて、不満が溜まっていたそうだ」

ミウ「おこづかい?」

テムナ「中年のおっさんが中年のおっさんにおこづかいかいな?」

ミハエル「ああ。男同士でやるS○XやSMプレイの報酬のな」

ミウ、テムナ「「後味悪っ!!」」

 

 

=END=

 

 

 


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