No.1018176

【サイバ】狼男の恐怖【交流】

Dr.Nさん

      唯 https://www.tinami.com/view/742179
     和美 https://www.tinami.com/view/743015
     雪歩 https://www.tinami.com/view/754577
魔法ちょうちん https://www.tinami.com/view/738956
    菜乃花 https://www.tinami.com/view/739115

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2020-01-29 20:01:51 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:370   閲覧ユーザー数:365

月の夜、ある寂れた村。

明かりのない小さな小屋。

 

「はあ…はあ…はあ…」

「はあ…はあ…はあ…」

「はあ…はあ…はあ…」

「こわいよ…グスン、グスン、グスン…」

「こんなことになるんだったら、廃村の探検なんてするんじゃなかったわ…」

「まあまあ、二人とも落ち着いて」

「落ち着いてって、ジェニファーは怖くないの?」

「そうだよ。外には狼男が5人もいるんだよ?」

「そりゃ怖いわよ。でも扉には頑丈な鍵が掛けてあるから大丈夫。ここでなんとか脱出する方法を考えましょ」

「「うん…」」

 

ババーーーーーン!!

バリバリバリイッ!!

 

「「「きゃあーーーーっ!!」」」

朝、雪天小学校3年1組の教室。いつもの三人。

 

「ふわああああ~。おはよ、和美ちゃんに雪歩ちゃん」

「ふわああああ~。おはよ、唯ちゃん」

「ふわああああ~。おっす唯」

「ひょっとして、二人ともテレビの深夜映画劇場を見ていたクチ?」

「うん。なんか途中で止められなくなっちゃって」

「しかし、終了時刻午前2時はこたえるよな」

午後、ちゃんぽんの店新月にやって来た魔法ちょうちん、菜乃花、りんな、アルディナ、れんねの5人。

そして、それを迎えるのは新月のロゴの入ったエプロン姿の静波。

 

「お疲れ様、静波お姉ちゃん」

「(よ、静波!)」

「みんないらっしゃい。あら?」

「どうしたの?」

「知らなかったわりんなちゃん、あなたに双子がいたなんいて」

「えっ、りんなに双子なんかいないわよ?」

「えっ?」

「はじめまして、菜乃花ちゃんのお姉さんですね? あたし、火山(ひのやま)れんねです!」

「あら、苗字違うんだ。じゃあ従姉妹か何かかしら?」

「いいえ、りんなとは何の血の繋がりもないんです」

「ええっ!?」

「あたしたちも、初めて会った時はお互い指を指しながら『あーっ!』って驚いちゃってw」

「そうなんだー。他人の空似ってあるもんなのねー。あたしは寺内静波、よろしく! あ、話してばかりでゴメン、ご注文をどうぞ」

「あたし、ちゃんぽんセットで」

「わたしも」

「わたしも」

「わたしもちゃんぽんセットをお願いします」

「(じゃあ、ちゃんぽんセット5つだ)」

「了解、かしこまりました。ちゃんぽんセット5つですね?」

「(ムフフフフ)」

「どうしたの、魔法ちょうちんさん?」

 

たゆんたゆんたゆん。

たゆんたゆんたゆん。

たゆんたゆんたゆん。

たゆんたゆんたゆん。

たゆんたゆんたゆん。

 

「(大きなお山が5組も。いや、絶景かな絶景かなw)」

「…全く、これだから男という生き物は。しかしあなた、ちょうちんの姿でよかったわね」

「(なんでだ静波?)」

「だって、スカンクのセリアンスロゥピィのおじさんがJC4人も連れ回してたら、たちまち事案ものなんですものw」

「(おい! でも時節柄否定出来ねえな)」

 

ピリッ、ピリッ、ピリッ。

ピリッ、ピリッ、ピリッ。

 

「(ん? レインから電話だ)」

 

ピッ。

 

「(はい、魔法ちょうちん)」

『あ、まほちゃん? 急な配達が入ったの。悪いけどすぐ帰ってきてくれない?』

「(分かった、すぐ行く)」

 

ピッ。

 

「(急な仕事が入った。静波、悪いがちゃんぽんセット1つキャンセルだ)」

「分かったわ」

「(それからお前たち、今日は俺のおごりだ(樋口1名をテーブルに置く)。釣りはコンビニでお菓子でも買え)」

「分かりました。ありがとう魔法ちょうちんさん」

「(じゃ、そういうことで!)」

シャーッ。

 

自動ドアから魔法ちょうちんが出てくる。

 

「(ふいーっ、これだからリーマンは辛いぜ。おや、いつもの三人じゃねえか)」

「あら、魔法ちょうちんさんじゃない。今お食事の帰り?」

「(まあそんなことろだ。お前たち、今からちゃんぽんか?)」

「うん。久しぶりに食べたくなって」

「(そのことなんだが。今日は別のメニューにしとかないか? 例えば、えっと…お好み焼きとか。そうだ、お好み焼きがいい! お好み焼きにしとけ、悪いことは言わん)」

「えーっ、なんでよ?」

「あたしたち、今日はちゃんぽんの気分なの! ほっといて」

「さ、行こうぜ!」

 

シャーッ。

 

「(あーあ、行っちまった。一応忠告はしたからな)」

 

 

 

 

 

 

 

 

『『『きゃあーーーーっ!!』』』

 

 

=END=

 

 

 


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