No.1005467

【獣機特警K-9ⅡG】芸術の秋、食欲の秋、運動の秋【交流】

Dr.Nさん

タカト(20歳) https://www.tinami.com/view/386804
ユキヨ(20歳) https://www.tinami.com/view/386801
カナコ(20歳) https://www.tinami.com/view/382777
 ミク(16歳) https://www.tinami.com/view/382779
    スレイ https://www.tinami.com/view/553585

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2019-09-25 21:52:40 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:221   閲覧ユーザー数:213

昼、とある美術館。

芸術の秋を堪能している、カナコ、ミク、タカト、ユキヨの4人。

 

「へえー、これがあの有名なピカヘソの絵ね!」

「だね! ミクも初めて見た!」

「さすが本物は違うよな、うん!」

「へえー。タカト君、あなたにも芸術が分かるとは意外ね」

「失礼だなカナコ! 全然分からん」(ドヤァ)

「おい! しかし、ちょっと警備が手薄すぎない、ここ?」

「それミクも思った! 警備員もいないし、見たところ防犯装置も全然見当たらない。あの怪盗スモ・エプルから予告状が出てるというのに、これじゃ盗んでくれと言わんばかりだよね」

「怪盗スモ・エプル? あの美術品コレクターとして有名な?」

「うん。でもスモ・エプルが盗むのはあくまでも私利私欲のため、ミクたちとは大違い!」

「もー、カナコちゃんもミクちゃんも。別にターゲットでもないんだし、今日ぐらいは仕事忘れましょうよ」

「あ、ごめんユキヨちゃん」

「そうだぞ、ユキヨの言う通りだ! こんなところさっさと出て、早くメシ食いに行こうぜ!」

「あーはいはい。やっぱあなたには食欲の秋だわ」

ピカヘソの絵の前を離れて出口へと向かう四人。

 

『ゴラァ!! 邪魔だそこをどけ!!』

 

「!?」

 

横にアルミのツールボックスを置いた中年の猿型ファンガーの男が、カメラでピカヘソの絵を撮影している。

 

『ファインダーに入ってくんなこのガキ!!』

 

「なにあの男、ちょっと文句言ってくる!」

「あ、カナコちゃん!」

「ちょっとあなた!」

「ああん? なんだテメーは?」

「何者かは知らないけど、さっきからなに偉そうに怒鳴ってるのよ!」

「邪魔だから怒鳴ったんだよ!」

「邪魔だからって、あなたのほうがみんなの鑑賞の邪魔してるじゃない!」

「うるせえ! 俺はこの美術館に頼まれてピカヘソの写真を撮ってるんだ! この腕章が見えねえのか!」

「だからと言ってそんなに叫ばなくても! ファインダーに入ってきた子供にまで怒鳴るなんて最低!」

「ガキだろうとなんだろうと写真の邪魔なんだよ! 分かったらさっさと帰れ! 警備員呼ぶぞ!!」

「…ッ!!」

レストラン。

 

「あーもう腹立つっ! 何なのよあの猿男!!」

「まあまあカナコお姉ちゃん」

「秋になればいろんな奴が出てくるって。虫みたいにね」

「そうだぞ。あんな奴にいちいち腹を立てるだけ無駄さ。さ、飯食って忘れようぜ」

 

・・・・・・

深夜0時。無人の美術館。

 

事務室で大勢の手下たちに札束を数えさせて上機嫌なスレイ。

 

「今日も大入り満員、たんまり儲かったな。客ども、この美術館が我がブラッドファミリーのものだとは知らず、ありがたいことだぜ」

「しかしスレイよ」

「なんだモンド?」

「ここの警備だけどさ、ちょっと手薄すぎないかい?」

「なんだお前、スモ・エプルの予告状のことを心配してるのか?」

「そうさ」

「なーに、心配はいらねえよ」

その頃、展示室。

 

「へっへっへ、昼間カメラマンになりすまして下調べした通りだぜ。警備員はいないし、警備装置もなしっと。こんな簡単に侵入出来るとはねw お、あったあった! ピカヘソの絵ちゃ~ん、僕と一緒に帰りましょうね~」

 

カタッ。

 

「うん? なかなか外れねえなこれ」

 

カタッ、カタッ、カタッ。

 

「クソッ、なんて頑丈に固定してやがる!」

 

ガタッ!

 

「よし、外れた!」

 

パカッ。

 

「えっ!? うわああああーっ!!」

ビーッ、ビーッ、ビーッ!

 

「なんだいこのブザーは!?」

「ゴキブリが引っかかったようだな。おい、行くぞテメーら!」

「あ、床に穴が開いてる」

「ほれ、懐中電灯で中見てみな」

「あ、底に誰か倒れてる。ひょっとして、こいつがスモ・エプルかい?」

「おそらくはな。おいお前ら、客人を丁重におもてなししろ!」

数日後。

 

『先日、ラミナ市の海岸に打ち上げたれた身元不明の中年男性の全裸死体ですが、指紋やDNAなどから、警察は美術品窃盗犯、怪盗スモ・エプルであると断定しました。』

「だってさw しかしスレイ、相変わらずあんたも悪知恵が働くねえ。警備が皆無と見せかけといて、文字通り最後にドーンと落とすとはさw」

「お褒めの言葉どうもw まあ最近は何もなくて、部下ども(こいつら)も運動不足気味だったからな、運動の秋には丁度いいってわけさ。キエーッハッハッハッハ!!!」

 

 

=END=

 

 

 


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