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自分の絵に中身がないのがコンプレックス

中多明 16/05/05 13:15

自分の絵に、あるいは自身に中身がないのがコンプレックスです。

模写をし続けているのですが、ここまで素敵な絵を描けるのは、中身がたくさんある人だからだなと思うようになり、ちょっと落ち込んでいます。

自分が絵が描けないのは、
自分の中に何もないからだと思いました。
絵の決まりごと通りに無理やり描いても、どこか空っぽで、優秀なイラストレーターが描く様な、人を感動させられる絵は描けないと思いました。
しかもせっかく何かを受け取っても、すぐに頭がいっぱいになってしまうという悪癖があり、たくさんの知識が受け付けることができず、オーバーワークしてしまいます。

現在、絵の模写をしてその絵の源を探る様にしています。絵師が何を考えながら描いているか、探っているところです。
もしかしたら、単純に画力不足で、模写を繰り返していれば絵のレベルが上がるならいいのですが……(現在あまりにも下手なので、模写5:自分の絵1位の割合で描いています)
素敵な絵を描ける様になるにはどうすればいいのか、教えていただければ幸いです。

[2]  mao  16/05/05 20:05

どうもです。
上達するために理想を高く持つのは良い事ですが、少し高すぎませんか? 過去絵も見させていただきましたが、それほど悲観することはないと思いました。
プロで活躍する方々も最初は中多明さんと同じだったと思います。そもそも最初から上手い人なんていませんからw
どんな絵描きでも少しずつ少しずつ知識と技術を蓄積して上達していくものです。一段ぬかしで上達しようとせず、まずは自分の足元をしっかり確認して自分に何が足りないのか考え、いっぺんに色々欲しがるのではなく優先順位を決めて、慌てず一つずつ確実にモノにしていくようにすると良いと思います。
こつこつ頑張りましょうw

また、描くのが辛くなったら気分転換も重要です!
嫌々描くよりも楽しんで描いた方が上達も早いですから。
『急がば回れ』と言うやつですw

これは自分の経験からのアドバイスです。
中多明さんに合わないようでしたら無視してください。

それでは頑張ってください!!

[3]  中多明  16/05/06 10:09

Bel様
有難うございます。
耳が痛い話ですが、確かにその通りです。模写しても上手く生かし切れず、時間ばかりが過ぎていく状態です。
模写と自分の絵のギャップに、よく愕然としています……

確かに気分転換をした方がいいみたいですね。
絵を描いている人のインタビューを見るのは好きです。読んでいるうちにまた描きたくなることも多いです。
あと、アナログいいなと思いました。デジタルだけで描いていると、絵を描いている実感が薄くなりがちなので。

mao様
コメントありがとうございます。

少し焦っていたのかもしれません。少しずつ上手くなることが肝心ですね。
前回よりは今回ちょっとでも上達していればいいな位には思っていますが、数年単位でそれさえも実感できていないので(ずっと足踏みしている感覚です)少し辛かったところです。

理想が高いという自覚はありませんでした。目が肥えてしまっているからでしょうか。

[5]  中多明  16/05/06 20:33

三四様
ありがとうございます。

今の話を聞いて、自分の絵が技術目的になりすぎていると気が付きました。
ちなみに模写5:自分絵1というのは、「模写5枚くらい描いてから、自分絵1枚を描く」という感じです。

中身がない絵……拘りが足りない絵というのももちろん含まれていて、もっと広く言うと「絵から魂が感じられない、その絵を見ても何も感じない絵」となります。
悪い意味であまりに欲にまみれていませんでした。だから絵に魂が足りない感じがしていたのですね。

はじめは絵の描き込みと技術が足りないのかな?と思いました。
でも絵の上手い人と比べてみて、技術はもちろんですが、それ以前に魂が足りてないような気がしてもやもやしていました。正体みたいなものがわかって、すっきりしました。
ちょっと欲にまみれてきます……!

[6]  i-mixs  16/05/07 12:13

初めまして。

個人的主観で他の方とのアプローチが異なるかと思いますが、予めご容赦ください。

ご自身のオリジナルを描かれる際は、描いていて楽しい絵を描かれているかと思います。
でも描けば描くほど一番見失うところなのではとも思う部分です。

他の方が描かれる絵にも当然それがあるはずですけど、模写では元の描き手の方の気持ちまでは真似できません。

個人的には、模写は漢字ドリルと同じと思っています。
形のとらえ方、一本一本の線のタッチや綺麗さ、表現の「手法」を学ぶ練習という感じでしょうか。

模写で学んだ(盗んだ)手法は貪欲に自分の絵に生かしたほうが良いと思いますが、生かすのは自分が表現したい絵ですから、描きたいものをたくさん描いたほうが良いのではと思います。

語弊があるかもしれませんが、どんなにテクニックが勝っている絵があっても、描きたいものを描いていると伝わる絵のほうが魅力的に映ります。

人を感動される絵はたくさんありますけど、意識的に感動させようと描かれた絵は少ないと思います。
他人はただできたもの(絵)に対して共感しているだけですから。

ですので、ご自身が描きたいと感じる絵をたくさん描かれるのが良いのかと思います。

[7]  中多明  16/05/12 11:23

i-mix様
初めまして。コメントありがとうございます。
遅れてしまってすみません。

本当にその通りで、オリジナルがいちばん楽しいと思う一方で、正直現在見失っているところでもあります。
どうしたらみんなに見てもらえる絵になるんだろう、とずっと思っていましたが、
それよりも今描きたいものを伝える努力をした方が、いいのかなと思いました。

あと皆さん、もっと意識的に絵を描かれているんだと思いました。
でも今の話を聞いて、むしろ意識的に描くほど、感動から遠ざかってしまうのかもしれないとも感じました(ただし、プロはそれを意識的に行う必要があるため、苦労は並ならざるものがあると思います)

[8]  konoe  16/05/13 04:18

自分と同じ悩みを持ってるな…と思って作品を拝見させていただきました。


下記の二つをやれば先へ進めると思います。

・絵の基礎練習(人体や物を正確に描く・細部を描き込む)
・全く別のジャンルの絵を模写する(興味を持つまで描く)


自分に中身がないと思うなら引き出しを増やすことです。
興味持つまで別のジャンルを練習することで引き出しが一つ増え、
これを繰り返していくと元々の自分のセンスに乗算で才能が増していきます。

基礎練習をしないとセンスがあっても表現できなくなるので、人の体はどうなっているのか…いろんな角度から描いて覚えていくと画力はどんどん上がります。

…上手くなった時にそこで満足しなければまた同じ悩みを抱くことになるかと思いますが、
この悩みを永遠に繰り返すことで多彩な絵を生み出し続けることが出来るのではないかと…そう思うのです。

[9]  中多明  16/05/15 13:12

konoe様
実践的なアドバイス、ありがとうございます。

絵の系統・趣味が集中しがちなので(偏っている自覚はあります)、別ジャンルの絵の模写もしようと思います。手で覚える感じにすると吸収しやすいような気がします。

基礎練習を疎かにしていたため、絵を描いてもあまり上達しなかったのかもしれません……。実物を見て覚えようと思います。

[10]  根曲  16/05/15 18:02

絵を描くということはものを知ることとも言えます。模写を主体に練習するのであれば、ただトレースするのではなく、単純に

"これは何だろう"
"何という名前だろう"
"どんな構造をしているのだろう"
"どうしてこうなったのだろう"
"どうしてこう見えるのだろう"
etc

等といった疑問点を常に持ち、その都度調べて解決しておけば、また違った結果になるのではと思います。

[11]  中多明  16/05/15 19:23

根曲様
ありがとうございます。
そうですね、模写するときは「その元となるもの」の形を意識して描いていくことは、とても大事なことだと思います。
結構模写していて「元のもの」が分からないものも多いので、模写してる時に疑問点があったら調べることを、改めて意識して描いていきます。

[12]  Ghost Notes  16/05/15 23:40

絵を描くこと自体が目的になってしまうと、絵でしかなくなる。
それだけのことだと思います。

そういう意味では、「自分が絵が描けないのは、~」の分析は 正しいと思います。もう少し言うと、絵を描くこと自体が目的になるというのは「記号的」な「生産活動」をするということですね。例えば、 いろんな人の「かわいい」を寄せ集めてできるものは、可愛いの「記号」にしかなりません。ある意味、経典の模写みたいな修行僧みたいですね。 「記号的」とは標識や看板みたいなもので、誰にでも理解できますが、良くも悪くも単一の意味合いしかなく、寄せ集めても深みが増すようなものではありません。

模写とか記号的な制作にこだわると「神視点」に陥りやすくなります。
「神視点」だと、キャラクターに無関心になる。無関心だとキャラクター自身が動き出すことはないでしょう。
記号的な部分にこだわり過ぎると、キャラクターの視線が固定され、
絵の中のキャラクターが何に関心を抱いているのかが良く分からなかったり、
羽根があっても、飛んでいるように見えなかったりします。
飛ぶというのは、キャラクター視点だと風と重力を感じるでしょうし、そういう演出がないとか無関心の兆候だと思います。

狙ってかどうかは分かりませんが、「薔薇の恋する女の子」辺りは、下着を着飾ろうというキャラクターの発想自体が「可愛い」と思いました。
つまりは、中身を伴った製作とは、キャラクター視点の仕草や行動のイメージがあって、それを伝えたいという目的意識が芽生え、それを分かりやすく伝える手段として「記号」を上手く使う……そういうことなんだと思います。絵を描くこと自体を目的にしないとは、そういう事です。

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