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『学園戦記ムリョウ』製作発表会レポート
『学園戦記ムリョウ』製作発表会レポート
©佐藤竜雄・マッドハウス・Team MURYOU

OVA『ねこじる草』で異色の世界を表現したことが記憶に新しい注目の作家、佐藤竜雄氏を中心としたTVアニメシリーズがはじまる。そのタイトルは『学園戦記ムリョウ』。ゴールデンウィーク明けの5月8日に放映開始が迫ったこの作品の全貌を、3月末に行なわれた制作発表会および試写会の模様とともにレポートする。


『学園戦記ムリョウ』とは?(資料より抜粋)

時は2070年。舞台は東京および、神奈川(西湘地区)の架空の町・天網(てんもう)市。表面上は20世紀末とさほどは変わらない町並みがあり、時が流れていた。

主人公は天網市の御統(みすまる)中学に転校してきた統原無量(スバル・ムリョウ)と村田始(ムラタ・ハジメ)という二人の少年。そして、御統中学の少年少女たち。

2070年4月、謎の巨大物体が東京上空に出現する。日本政府をはじめ、各国政府はこの物体の出現をきっかけに、宇宙人が地球に来ていたことを認めた。その謎の生物の出現の数日後、天網市の御統中学に転校してきたひとりの少年がいた。

名は統原無量。さすがに2070年ではまったく見かけなくなった、「学生服」を着ている。そのムリョウの持つ清清しくも凛とした雰囲気に、もとから御統中学にいた村田始は興味を持った……。ムリョウは生徒会の副会長・守口京一と転校早々に諍いとなる。どうやら、謎の宇宙人の出現と、ムリョウ、あるいは御統中学の生徒会の面々は大いに関係があるようなのだが―。

そして天網市に姿を現わす多くの宇宙人たち。彼らの目的は?

――壮大な「少年少女たちの物語」が、いま、はじまる。


『学園戦記ムリョウ』
【放送予定】 NHK BS-2 2001年5月8日(火)〜10月
毎週火曜日・午後6時30分〜7時
「衛星アニメ劇場」にて(全26話)
【原作・脚本・シリーズ構成】 佐藤竜雄
【キャラクターデザイン・総作画監督】 吉松孝博
【音楽】 大野雄二

>>『学園戦記ムリョウ』製作発表会レポート 本文

取材/構成:篠田匡弘・編集部

アニメ『学園戦記ムリョウ』製作発表および試写会
日時:
2001年3月27日(火)
於:
京王プラザホテル
出席者:
佐藤 竜雄氏(原作・脚本・監督)/大野 雄二氏(音楽)/吉松 孝博氏(キャラクターデザイン・総作画監督)/宮崎 一成氏(出演者/統原無量役)/野島 健児氏(出演者/村田始役)/朴  ?美氏(出演者/守山那由多役) ?=王へんに路/丸山 正雄氏(企画/アニメ制作会社マッドハウス代表取締役)

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