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真・恋姫†無双 異伝「絡繰外史の騒動記」第三十三話


 お待たせしました!

 停戦の交渉の為と娘の璃々だけを連れて

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2019-03-31 13:52:27 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:3880   閲覧ユーザー数:3115

 

 

 ~劉焉軍の陣にて~

 

「停戦とはどういう事か!そのような話、私は聞いておらぬぞ!!何故、勝手に黄忠殿を

 

 行かせたのだ!!そういう話は私から劉焉様の耳にお入れした上で御裁可を仰ぐのが筋

 

 ではないのか!?」

 

 厳顔や魏延の前でそう喚き散らしているのは、劉焉より軍監として派遣されてきた張松

 

 である。この張松という男、決して頭が悪いわけではないのだが、とかく『劉焉様、劉

 

 焉様』とべったりしているばかりであり、現場での臨機応変な対応という物にまったく

 

 対応出来るような人物では無かったのであった。そんな男が前線に着いてみれば、陣は

 

 後方に下がっているわ、黄忠が襄陽に停戦交渉に向かってしまっているわという状況で

 

 毅然とした対応が出来るはずもなく、深手を負っている厳顔の容体を労わる事もせずに

 

 ただ喚き散らしているだけなのであった。

 

「ご報告が遅れた事は申し訳も無き事…なれど、敵は雷を操る術を持ち、かの飛将軍呂布

 

 をも従えている者。しかも儂自身その雷を喰らいこの有様…到底、このまま戦線を維持

 

 する事も叶わず、我が判断にて一旦の停戦を決め黄忠に趣いてもらったまでにございま

 

 する…あくまでも一旦でございます。この身体が回復した折には必ず再び全軍を率いて

 

 荊州を奪取するつもりでありますれば、劉焉様にはどうかよろしくお伝え願いたく…伏

 

 してお願い申し上げるばかりにてございまする」

 

 厳顔は深手で今にも倒れてしまいそうな身体で、懸命にそう振り絞るように張松に懇願

 

 する。

 

「私からもお願い申し上げます!今、兵達は『董相国の軍は雷を操る天の御遣いを従えて

 

 いて、刃向う者は全て雷で焼かれる』と恐慌をきたしております!しかも、軍の指揮を

 

 執る厳顔様のお身体もこの有様…事の真偽を確かめ、厳顔様のお身体が回復した暁には

 

 この魏延が真っ先に先駆けて城を十も二十も落としてみせます程に、此処はどうかご堪

 

 忍の上、劉焉様に何卒!!」

 

 

 

 

 厳顔に続いて魏延もそう言って頭を下げて懇願する。しかし…。

 

「な、何を言うか!?き、聞けば碌に戦もしてないそうではないか!!そ、そのような状

 

 況で、勝手に停戦交渉をし始めましたなどと、劉焉様に、ほ、ほ、ほ、報告出来るはず

 

 がないであろうが!!ど、ど、ど、どうしてもと言うのなら、敵将の首の一つでも取っ

 

 て来てからにしろ!!」

 

 それに対する張松の返答は無茶ぶりなどという言葉では表せない程の物であった。

 

「…それは本気で仰っておられるのか?」

 

「当たり前じゃ!私は劉焉様に勝ち戦を見届けるよう命じられて此処に来たのじゃ!なら

 

 ば、我が言葉は劉焉様の言葉と同じ事である!!すぐに襄陽へ攻めかけよ!!」

 

 それを聞いた厳顔は怒りを押し殺したような声で張松に問うが、張松は混乱と苛立ちか

 

 らかそれに気付かずに攻撃命令で返してしまう。

 

「なっ…それはいくらなんでも!せめて黄忠様が戻るのを待っ…『分かり申した。劉焉様

 

 の命ならば致し方ありません』…なっ!?」

 

 さすがにそれはないと、張松を諌めようとする魏延の言葉を遮るように厳顔が張松の命

 

 を受けてしまった為、魏延は驚きのあまり言葉を失う。

 

「桔梗様、幾らなんでもそれは…」

 

 数秒程して、我に返った魏延が疑問の声を上げようとするのを厳顔は手で制する。

 

「そうじゃ、劉焉様の御為に厳顔殿には…『しかし!』…何じゃ?」

 

 一転して大人しく命に従う形を見せる厳顔の態度に、いやらしい笑みを浮かべた張松が

 

 改めて攻撃命令を伝えようとするのを遮るように厳顔が再び声を発する。

 

「この厳顔が知る劉焉様なれば、命を発すると同時に御自らが先頭に立って戦場へと駆け

 

 ていかれもうした。さればこそ、益州は劉焉様の下に従っているのです。今、張松殿は

 

 我らに『劉焉様と同じ』と仰りましたな。なれば、軍勢の先頭には張松殿自らが立って

 

 いただけるのでしょうな?」

 

 

 

 厳顔のその言葉に張松は一瞬呆けたような表情を見せた後、狼狽したような表情へと変

 

 わる。

 

「な、な、何を言うのじゃ!?私は文官ぞ!何故戦場に立たねばならん!?」

 

「何を仰るかと思えば…劉焉様とて元々は文官でありながら、自ら剣を取って賊退治を行

 

 って名を上げられたのは儂が申すまでもなく、益州の者ならば誰でも知っている事では

 

 ありませぬか。その劉焉様と同じ存在と申すのであれば、御自らが戦場に立って初めて

 

 それを証明出来るというものではないのですかな?」

 

 張松は反論しようとするも、厳顔のその言葉と発せられた圧力に怯んだのか、言葉に詰

 

 まってしまう。

 

「ですが…もし、万が一にも黄忠の停戦交渉が失敗に終われば、その時こそ劉焉様の御為

 

 に死力を尽くして襄陽に攻め込む所存にて。されば、しばしの間だけお待ち願うわけに

 

 はいきませぬかな?」

 

 しかし続けて厳顔が言ったその言葉と少し緩んだ圧力に、張松はホッと一息つくと少し

 

 考える表情を見せる。そして…。

 

「じゃ、じゃが、て、停戦交渉が成功してしまったら如何するのだ!?」

 

「その時はこの厳顔が責任を持ちましょう。張松殿はそれをありのまま報告すればよろし

 

 いかと」

 

「そ、そ、そうか…そ、そ、そうじゃな。よ、よ、良く考えれば、し、しばし、態勢を、

 

 と、と、整える時間も必要じゃろうからな。ならば、厳顔殿、それについてはお主に任

 

 せる。た、但し、あまり長い時間はかけられぬぞ。わ、私は少し休ませてもらうぞ」

 

 張松はそう言って奥に引っ込む。それを見届けると同時に厳顔は苦しそうに顔を歪ませ

 

 ながら、その場に崩れ落ちる。

 

 

 

「桔梗様、大丈夫ですか!?」

 

「うろたえるな、焔耶…さすがにこの深手であのやり取りは、少々身体に響いたようじゃ」

 

 そう呟く厳顔の顔には脂汗が浮かんでいた。

 

「とりあえずは少しお休みください。誰か!厳顔様の寝所の用意を!!」

 

 魏延は厳顔に肩を貸すとゆっくりと奥に連れて行く。

 

(ひとまずはこれで何とか…紫苑、後は任せたぞ。最悪はお前達母娘だけでもそっちへ逃

 

 げるんだ。儂らの事など気にせずにな)

 

 ・・・・・・・

 

 その頃、襄陽の城内にて。

 

「うわ~っ!すごい、すごい!!ねぇ、お母さん、お人形さんがお茶を運んできたよ!!」

 

「噂には聞いていましたけど…こうして実物を見ると本当に凄いものですね」

 

 停戦交渉の使者としてやってきた黄忠と娘の璃々にお茶汲み人形を見せると、璃々の方

 

 は子供らしく眼を輝かせて大喜びし、黄忠も眼を丸くして驚いていた。

 

「よろしければ、こちらもご覧ください」

 

 続いて俺は弓曳童子を披露する。

 

「すごい、すごい!あのお人形、お母さんみたいに的にいっぱい矢を当ててるよ!」

 

「本当に…ちゃんと矢をつがえる時に狙いも定めているし、良く出来てますね」

 

「いやいや、さすがに音に聞こえた弓の名手たる黄忠様にこんな人形如きが並べるはずも

 

 ありませんが、喜んでいただき何よりです」

 

 さて、これで少しは場も和んだだろうか?皆、敵方から停戦交渉だなんて言われるもの

 

 だから、殺伐とした雰囲気に包まれるし…正直、そういう場は苦手だ。宮仕えしてるの

 

 だから、そうも言ってられない時もあるのは理解しているつもりではあるが…和ませら

 

 れるのであれば、それに越した事はない。

 

 

 

「それでは余興はこの辺りにするとして…劉琦様、ねね、後はよろしく」

 

「よろしくではないですぞ!一刀もちゃんと参加するのです!!絡繰だけみせて終わりな

 

 どと虫のいい事など通用しないのですぞ!公達が怪我の影響で出られない以上、一刀が

 

 少しは穴を埋めやがれです!」

 

 停戦交渉の場に俺はいらないだろうと席を外そうとしたのだが、ねねにそう言われて改

 

 めて席につくのだが…俺が公達の代わりって、無理あり過ぎじゃないか?そう疑問に思

 

 いながらも、俺は絡繰を部屋から運び出すのを胡車児に任せて指定された席につく。

 

「おほん、では改めて…と言いたい所ですが黄忠殿、そのまま璃々殿が同席で大丈夫なの

 

 ですか?」

 

「ええ、こちらは特に…璃々、大人しくしてるのよ」

 

「は~い」

 

 劉琦様の質問に黄忠さんはそう答え、璃々ちゃんも黄忠さんの言う事を聞いて大人しく

 

 座っている。こうして見ると意外に大人びた所もある子供のようだ。

 

「それでは…黄忠殿、貴殿は停戦交渉の為に参られたとの事ですが、それは劉焉殿もご存

 

 知の事なのですか?もし、劉焉殿が『停戦など知らない』と後で問答無用で攻め寄せて

 

 来るような事態になったりするとさすがに…」

 

「…私が此処に来たのは軍を率いている巴郡太守の厳顔殿の命による物です。劉焉様は停

 

 戦など知らない所か考えてすらいるかどうか…しかし、この場で停戦が決まれば、私と

 

 厳顔殿とで命に代えても劉焉様に承諾させるつもりです」

 

 劉琦様の質問に黄忠さんはそうはっきりと答えるのだが…劉焉は知らない、か。そんな

 

 停戦のての字も考えないような人をどうやって説得するというのだろうか?下手したら

 

 黄忠さんや厳顔さんが碌でもない目にあうだけなんじゃないだろうか?というか、そん

 

 な大した権限も持っていないような使者でこちら側を納得させられるわけが…。

 

 

 

「そんな希望的観測などお話にもならないのです!軍を代表して交渉に来たというのなら、

 

 まずは劉焉の承認をきっちり取ってからにしやがれなのです!!そもそも権限の欠片も

 

 持ってない使者など無礼千万にも程があるのですぞ!!」

 

 案の定、ねねが黄忠さんの言葉に異を唱える。しかし…。

 

「あらあら、確かに私達は諍いこそ起こしましたけど、同じ漢の臣。しかも劉焉様は益州

 

 の州牧であらせられる御方。それを呼び捨てとは…失礼ながら、陳宮殿は如何様な官職

 

 に就いておられるのですか?」

 

 黄忠さんにあっさりと反撃されて言葉に詰まる。確かに、劉焉が州牧を解任されたなど

 

 という話は聞いていないので、黄忠さんの言葉にも一分の理はある。頭の回転に関して

 

 はねねの方が上なのだろうけど、経験の差からか黄忠さんにうまくかわされているよう

 

 に見える。劉琦様の方はあまり押しの強いタイプには見えないし…意外にこの話し合い

 

 は長引く可能性があるな。かと言って、俺の交渉力程度じゃ逆に邪魔になるだけだろう

 

 しな…こういう時に公達がいてくれればと心から思うばかりだ。そういえば、その公達

 

 を斬った孫策はどうしてるのだろう?確か、此処に来る時に俺達とは別に何処かに連行

 

 されていったみたいだけど…地下牢にでもいるのかな?

 

 ・・・・・・・

 

 その同時刻、襄陽城の地下牢にて。

 

「ああ~、もうイライラする!何なのよ、この鍵!幾らなんでもこんな太い鎖の先にこれ

 

 でもかとばっかりに大きな鍵を付けなくても良いじゃないのよ!!」

 

 拘束された孫策は、襄陽の城内に入ると同時に地下牢の一番奥の牢に入れられていた。

 

 その牢は他より格子が太くなっている上に扉には太さ3㎝はあろうかという鎖が厳重に

 

 巻いてあり、尚且つその先に人の頭位の大きさの南京錠のような物を付けるという念の

 

 入れようであった。

 

 

 

「どうだい、孫策殿。我らが誇る絡繰技師特製の牢屋は?幾らあんたが武力に長けてても

 

 そうそう壊せないぜ」

 

 そこに現れたのはその孫策に斬られて怪我を負った公達であった。

 

「…その絡繰技師とやらが七志野権兵衛ってわけね」

 

「だからそんなふざけた名前の奴は知らねぇって言ってるだろうがよ」

 

「だったら明命の言ってた事は何なのよ!襄陽に来ている軍の中にいるって言ってたじゃ

 

 ない!」

 

「だったらその周泰さんが建業に行っちまったのは残念な話だな。折角、襄陽にまで来た

 

 ってのに、慌てて帰っちまうんだからよ…一応は此処にいる奴等の顔は見てから行った

 

 から、勘違いだったって事なんじゃないのか?」

 

「うるさいわね…だったらあの火薬で母様を殺したのは誰だっていうのよ!?」

 

「誰も何も、兵器を扱ったのは董卓軍の兵士なんだから、その内の誰かじゃねぇのか?」

 

「そんな屁理屈聞く為にこんな所に入ってるわけじゃないのよ!」

 

 公達を見るなり孫策は声を荒げるも公達はのらりくらりと受け流すので、孫策の苛立ち

 

 は増すばかりなのであった。

 

「ま、理由はどうあれ、あんたは人違いで俺に手傷を負わせた罪で洛陽行き決定。後の裁

 

 きは董卓様次第って所だな。精々今の内に寝だめでもしておくんだな。あんたが乗るよ

 

 うな洛陽行きの乗り物に乗り心地なんぞ欠片も無いだろうしな」

 

 公達はそれだけ言うとその場を去ろうとするが、孫策はその背中に話しかける。

 

「待って、一つだけ聞かせて欲しいの…七志野権兵衛がいないっていうのなら、あの兵器

 

 を造ったのは誰?」

 

「知ってどうする?そいつを八つ当たりで殺すのか?」

 

「今更こんな状況で誰を殺せるっていうのよ。今はただ知りたいだけよ…ほんの好奇心っ

 

 てやつね」

 

 

 

「あんたみたいな美女の好奇心とやらに応えてやりたい気持ちもあるけど、悪いが俺の口

 

 からは言えねぇな。そんなに知りたきゃ洛陽に着いてから董卓様にでも聞くんだな…教

 

 えてくれるかどうかは知らねぇけど」

 

 公達はそれだけ言うと、それ以上は孫策の方を見る事もなく去って行った。

 

「くっ…一体何がどうなっているっていうのよ?本当に七志野権兵衛がいないっていうの

 

 なら、私は何の為にこんな所まで…」

 

 孫策は唇を歪ませながら一人そう呟いていたのであった。

 

 ・・・・・・・

 

「よぉ、停戦交渉ってのは順調かい?」

 

 停戦交渉が長丁場になる事が予想されたので、四半刻程休憩を入れる事となり、俺が部

 

 屋を出た所で、公達に声をかけられる。

 

「公達こそ大丈夫なのか?」

 

「ああ、お前さん特製の着込みのおかげで傷は浅くて済んだ。ありがとうよ」

 

「…本当は怪我も負わないというつもりで作ったんだけどな」

 

「それだけ孫策の斬撃がお前さんの予想以上だったってだけだろ。人が人である限りは絶

 

 対なんてものは存在しないって事だ。ともかく、俺はあれのおかげで死なずに済んだん

 

 だから礼を言わせてもらっただけだ。気にするな」

 

 公達はそう言って俺の肩を叩く。

 

「さて、それはそれとして…まだ交渉は続いているみたいだな?」

 

「ああ、とりあえずは一旦休憩って事で席を立ったんだけど…なかなか、ね」

 

「まあ、向こうさんにしてみれば時間稼ぎの意味合いもあるだろうから、長引くのは大歓

 

 迎なんだろうさ」

 

「やっぱりそうなのかな…ねねが何を言っても言葉尻を捕らえてばかりだし」

 

 

 

 

 

 

 

 

「公台の奴は文若と同じで、頭の回転は速いが自分の思い通りに事が運ばなかったり揚げ

 

 足を取られるとすぐにキレやがるからな…劉琦様も頭の良さと誠実さはあるが、交渉事

 

 となると正攻法になっちまうだろうしな。向こうの黄忠だったか…おそらくそれを分か

 

 って主導権を自分の方に持ってこようとしてるんじゃないか?同じ交渉といってもその

 

 方がより良い条件を引き出せるだろうし」

 

 公達の推測を聞いてると本当にそんな気がしてきたな…という事になると、これ以上長

 

 引くのはあまり良くはないだろうな。

 

「それじゃ公達、休憩が終わったらお前も参加して欲しいのだが」

 

「…まあ、しゃあねぇか。フラフラとこんな所に来た以上、今更『傷が痛む』とか言うの

 

 も白々しいだけだしな」

 

 ふぅ、公達が参加してくれるなら、この後は多少はマシになるかな?少なくとも俺の負

 

 担は減るという事で。

 

 俺はそんな風に少々楽観的な事を考えていたのであった。

 

 

                                  

                                      続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 あとがき的なもの

 

 mokiti1976-2010です。

 

 投稿がおそくなってしまい申し訳ございませんでした。

 

 次はもう少し早く投稿を…自信はあまりありませんが。

 

 さて、今回は一応始まった停戦交渉と投降した孫策の

 

 現状をお送りしました。交渉も始まっただけで進んだ

 

 かどうかは微妙すぎる状態ですが…。

 

 とりあえず、次回は停戦交渉の続きからです。公達も

 

 加わるので、多少は進めば良いですが。

 

 

 それでは次回、第三十四話でお会いいたしましょう。

 

 

 

 追伸 明命は雪蓮を救うのに頭が一杯で一刀が用を足

 

    しに行っている間に兵士達の顔だけ見て慌てて

 

    建業へ戻ったので、真実を知るのはもう少し先

 

    になります。

 

 

 

 

 
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