No.980915

ある司書の追憶 Ep0 6節

今生康宏さん

エピソード0はここまでになります
最後に長いあらすじがあったりします

2019-01-18 20:50:13 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:927   閲覧ユーザー数:926

6.マリンデザートへ 考古学者はかく語りき

 

 

 

 ブルーペンギンとの出会いの後、まもなく私たちはマリンデザートと呼ばれる地域につながる、暗い洞窟へと足を踏み入れた。

「う、うわぁっ、暗いよぉ、怖いよぉっ……」

「バニーちゃん、暗いの苦手だったんですか?」

「苦手だよぉ!だって、暗いと殴る相手が見えないもん!」

「は、はあ……でも、よく見てください。確かに薄暗いですが、一寸先も見えないというほどではありません。それに……」

 私は魔力を集め、簡易的な照明を作り出した。

「わっ、明るい!」

「本当に足元を照らす程度ですけどね。これで、足元に何かあっても安心でしょう?」

「そうだね、やったぁ!」

 段々と、バニーちゃんのこの単純さ……もとい、素直さにも慣れてきていた。

「って、なんかこの洞窟、下にいっぱい落ちてる!?」

「確かに、小石がやたらと多いですね。そういう障害なんでしょうか」

「気を付けないとね!……って、わぁっ!?」

「バ、バニーちゃん!?」

「な、なんとか転ばずに耐えたよ!ボクシングで鍛えた体幹を見よ!!」

「わ、わぁ、すごーい……」

 本当に、この子と一緒だと退屈する暇がないです、はい……。

「うーん、この辺りはこんなもんかしら?」

 足元に最新の注意を払って、バニーちゃんが踏みそうな位置に小石があると、気づかれないように魔法でどかしながら進んでいると、暗闇の向こうから女性の声が聞こえてきた。

「めぼしいものはなさそうですね。そろそろ行きましょうか」

「そうね。じゃあ、もう五回ぐらい掘ってから!」

「は、はあ。好きですね、ドリル」

「考古学者だもの、発掘調査してナンボよ!!」

 それから、懐かしい男性の声も。

「……ドラゴンさん?」

「その声は……シープさん、ですか?」

「やっぱり、ドラゴンさんですね!」

 紺色の髪を持った、すらっとした男性。間違いない、あのドラゴンさんだ。

「え、シープちゃんのお友達?」

「船で会って、ちょっと話してました。……陸でも会えましたね」

「はい、久しぶりですね。今はこっちの、フォックスさんと一緒に行動していて」

「ドラゴンさんの知り合いね?私はさすらいの考古学者よ。カバリア島に来たのは、ここの調査のためなの。で、彼に助手をしてもらいながら、こうして調査を続けているって訳!」

「い、いえ、助手をしている訳では……」

 フォックスさんは、器用にドリルで採掘しながら話す。というか、掘削音がうるさすぎて、あんまり聞こえない……。

 見た感じ、まだ年若い感じだけど、理知的な美人だ。割りと性格については、はっちゃけているみたいだけど。

「へー、考古学者なんだ!すっごいなー!」

 そして、バニーちゃんの第一声は大体こういう感じ。いや、確かにすごいけど。

「あら、あなた学生さんみたいだけど、考古学に興味あるの?いいわよ、考古学は……私が唱えている学説があるんだけどね、これが学界では異端扱いされているんだけど、私は既にその証明のために必要な成果を……」

「わーわーわー!!!頭パンクしちゃうから、そういうのなしで!!フォックスさんがすごいのはよくわかったからー!」

「そうよ、私はすごいの!でも、愚者ほど天才を認めたがらない訳で……」

 あれ、この人も割りとキャットさん寄りのお方……?

「シープさん。今はそっちの人と一緒に行動しているんですね。ご一緒できなくてごめんなさい……船が着いてみると、どうにもじっとしていられなくなってしまって」

 そしてドラゴンさん、フォックスさんを無視して私に話しかけてきました。バニーちゃん、ごめん。そっちは任せるから!

「いえ、大丈夫ですよ。……個性的な相棒を持ったみたいですが」

「まあ、はい……。フォックスさんはドン・カバリアの遺産には興味がなく、この島の調査さえできればいい、ということのようで。僕自身もこの島には興味がありますし、あわよくば遺産を独占できれば、という気持ちもあったり……」

「なるほど。パートナー選びの時は、そういうのも大事ですよね」

「欲深いと思いますか?」

「いえ、理由がなければこのゲームには参加しないはずですし、少しでも利益が出る選択をするのは当然だと思いますよ。私たちはすっかり、遺産は山分けするって方針で固まってますけど」

 実際のところ、遺産の額はわからないけど、こんな島の存在を知った後なんだから、ゲームの用意をするだけして後は文無し……みたいなことはないと信じている。

 後、最後に手に入る遺産が「ほっほっほっ、お主はこのゲームを通じて友情の大切さを知ったじゃろう?それがワシからお主たち、ゲーム参加者全員に渡す遺産じゃよ!ワシは人生の中でそのことに気づいたのじゃ!これからもこの島でできた友達を大切になー!!」みたいな、いい話風のドン・カバリアのメッセージではないとも信じている。

 ……本当にそんなオチだったらどうしよう。泣くかも。もちろん、感動じゃなく「はぁ?」という気持ちと、虚無感で。

「それで、ね。私は気づいてしまったのよ!私はこのカバリア島の調査の中で、私の学説の正当性を証明してしまえばいいのだと!!」

「お、おぉー…………」

 ちょうどフォックスさんの話も終わったらしい。

「それにね。実際の話、この島には興味深い出土物が多いわ。多くは用途不明の物だけど、これらはゲームのために用意されたものなんかじゃない……確実にこの島に以前から存在しているものだわ」

「以前、ですか?この島は隆起して突如として現れたものですよね。海底にあったものに、文明があるとでも?」

「ええ、そうよ!シープさん、あなた中々鋭いわね!!」

「あっ」

 しまった。これは確実に話が長くなるパターン……!

「そもそも、島が突然現れるというこの現象。一般的には海底火山の噴火や、プレートのずれが原因だとされているけど、私はまずそこを疑ってかかっているわ。この島は意図的には今、現れたのではないかしら?なぜか?なんらかの理由があって、魔術的な方法で!」

「ほ、ほう……」

「私が思うに、ドン・カバリアもそのことに気づいていたのよ。そして、この島をテーマパークに作り変えるための発掘調査の過程で、真実を探ろうとした。でも、その前にカバリアの寿命が尽きてしまったのね。彼の遺志は私が継いで、全ての真実を明らかにしてみせましょう!そのための戦闘班がドラゴンさん、調査班が私、という訳よ!」

「な、なるほど……」

 ドラゴンさんはただただ、苦笑い。

「私が突飛なことを言っているように感じるでしょう?でも、大きくは外れていないはずよ。まあ、この島の調査を続けていけばわかるはずよ、あなたたちにも。さ、この先でドリルをもらえるわ。そしたらあなたたちも掘って掘って掘りまくるのよ!!」

「ドリルかぁ、わたし、チュートリアルでちょっとやったけど、楽しかったなー」

「いいわね、あなた、ドリラーの才能おおアリよ!お近づきの印に私の秘術、クレイジードリルを教えてあげる!」

「わー、なんかすごそう!!」

「すごいわよー、これを覚えれば、ただでさえ楽しいドリルが十倍楽しくなるわ!」

「やったー!!」

 ドリル……私は正直、あまり楽しいものには思えなかったな。

 それよりは魔法をもっと極めて行きたい。

「ささ、早くドリルの世界に入門しなさい!可及的速やかに!!」

「はーい!!」

「で、では、ドラゴンさん、フォックスさん。また」

「はい、また会いましょう」

「ドリルを忘れちゃダメよー!!」

「はーい!!」

 バニーちゃん、すっかりドリルの道に落ちてしまって……。

 とにかく洞窟を抜けると、そこには不思議なきぐるみの人物がいた。……それから、見間違えでなければドン・ジュバンニも。

「ふむ、新しい冒険者だな?」

「はい。あなたはドン・ジュバンニ氏ですよね」

「その通り。なるほど、中々に期待できそうだ……ところで、君たちはドリルを知っているかな?」

「大好きです!!チュートリアルでやっただけですが!!」

「ははっ、威勢がいいな。だが、それはよかった。この島の冒険を続ける中で、ドリルは必要不可欠なものになるだろう。そこのドリル・マルクトから詳しいレクチャーを受けるといい」

「はーい!!」

 バニーちゃんが……全肯定ロボットになっている……。ドリル怖い……。

 きぐるみの人物、ドリル・マルクトからドリルをもらい、簡単なやり方を学んで、なぜか地中からサンオイルの空き瓶を採掘するというクエストを遂行することになってしまった……というか、どうしてこれだけ空き瓶が埋まっているのか。それも十メートルもの深さに。

「細かいことは考えたら負けさ!」

「………………」

 これはアトラクション用の調整なのかもしれない。いや、きっとそうだ。そうとでも思わないとやってられない。

 それにしても。

 このマリンデザートという地域は、不思議な場所だ。名前の通りに基本的には砂漠のはずなのに、海があって水が豊富。暑いのかといえば、そうでもなく、むしろ潮風が気持ちいい涼しさだ。

「この島の自然に驚いているようだな」

 とは、ドン・ジュバンニ。

「はい。これはアトラクション用のものじゃないですよね」

「ああ、恐らくは。元からあったものを整備した程度だろう。だが、この島には他にも幻想的な風景が広がっている。私には、兄の考えの全てがわかる訳ではないが――一般的な感性からしても、兄がこの島を買い取り、島を丸々ゲームに仕立て上げようとしたのも納得できる気がする。君もそう思うだろう?」

「……はい。誰だって素敵だと思いますよね」

「しかし、兄にはそれ以上の意志があった……私もこの島でそれを探すつもりだ。もっとも、君たちがそれを見つけ出してくれてもいいのだが。何にせよ、期待しているよ、冒険者諸君」

 

 砂漠に打ち寄せる波の音を聞きながら、いよいよ私たちの本当の冒険が始まるような気がしていた。

 

 

 

 

 

エピソード1へ続く

あとがき

 

 

 

 あまり長々としたあとがきは好きじゃないんですが、作者にとってのトリスタについて語りたいことが多々あったので。

 まず、本作はトリスタをモチーフとした、実質オリジナル小説のようなものだとお考えください。と、エピソード0の最後にもなって書かせてもらいます。

 用語はトリスタのものですが、再構成のやりすぎで、ほぼ原型破壊しています。その自覚はあります。

 ただ、作者自身のトリスタの記憶が風化寸前であり、特に序盤のエピクエや、地域クエのテキストの資料に乏しいため、記憶とwikiの攻略情報だけを元にして書くしかなく、結果として雰囲気だけを残した、オリジナル小説にせざるを得ない、といった実情があります。

 蜃気楼の島辺りについては、しっかりとした資料が残っているので、それで書けるんですけどね……。

 また、作者自身が無印、および+時代をメインにプレイしており、0化後についてはほとんど知らず、サービス終了が決まってから慌てて少しプレイし直したという事情があるため、エピクエを終わらせることすらできていません。そのため、エピクエを奇麗に完結まで描くことはできません(資料をいただければ、なんとなくそれの通りに書くことはできますが、ないです……よねぇ)。

 そのため、とにかく書きたいことだけを書く、といった小説になっています。

 なお、上記の事情から、ポーラーについては全く知りません。後から可愛いキャラだなー、とは思いましたが、自分で操作したことも、二次創作的なキャラ付けも知らないため、あえて本作には出さないことにしています。

 それから、作者が主に無印世代ということで、その頃の事情を匂わせるような内容を盛り込むことも心がけています。

 

 以下、各PCおよび、各話のモチーフとした作者自身のトリスタ経験についてになります。

 

 

 

シープ

 本作の主人公、というか視点人物になります。後衛なのでめちゃくちゃ目立つ活躍をする訳でもないし、あくまでPCの一人といった感じ。

 あえて「ですの」口調は避けました。地の文ではちょっと毒舌、セリフはそこそこ丁寧なお嬢さん、といった感じ。

 基本的なバックボーンは公式設定の通り。飛び級設定とか付けちゃいましたが、劇的に天才ってほどでもなく、ただ察しはそこそこいい感じです。

 ちなみに、ヨーロッパのイギリス以外のどっかに住んでる想定でいます。作中に出てくる川はライン川のつもりなので、たぶんその辺り。

 彼女に限ったことじゃないですが、作中では言語の問題は取り上げず、日本語準拠で喋らせています。面倒なので。

 一人称の「私」は一人称の小説ということもあり、頻繁に目にするので、親しみやすいものに。読みも普通に「わたし」のつもりです

 モチーフは作者の1stキャラ。1423水雷特化でしたが、小説では演出的に、火を入れて、二次職もハイブリの方が見栄えするのかな、とか思っています。

 

バニー

 シープの相棒。たぶん、ほぼ一貫して出続けると思いますが、パーティの組み換えもMMOの魅力だと思うので、完全固定、というほどではないかも。

 大体のうさ子像そのままだと思っています。元気で単純で、でも底抜けに優しい。誰にでもフレンドリーです。

 基本設定は公式そのまま、たぶんアメリカか日本の高校生です。どっちなんだろう……あんまり厳密に決めてません。

 主人公がシープなので、前衛担当。ムーブは一番主人公っぽいかも。

 一人称の「わたし」は、素直さと柔らかさの両方を出したかったので。セリフにもひらがな多めで、ちょっとアホっぽい……?

 モチーフは作者が使っていた兎。4123の特化、アッパーカットよりスピンロール型でした。でもイメージと見栄え的にアッパカメインになるかも。

 

ドラゴン(以下、登場順)

 冒険者の一人、ちょっと意外?かもな丁寧系のキャラ付けに。

 公式ではニヒルという設定がありましたが、あんまりそれっぽくすると動かしづらいと思ったので、割りと無難な感じに調整を。

 設定自体は公式ままの、アジア系入ったジプシー。実質中国出身と思っているので、干支とかの知識があります。後、単純に物知り。

 一人称の「僕」は他の男PCが使いそうにないものだったので。たぬぬも僕は言いそうかな……獅子もいけるかも。でも、とにかくこの龍は僕っ子です。

 モチーフはかつての作者の1stキャラ。1432闇でした(二次は未実装)。たぶん同じ方向性で、二次は未定。特化かなぁ……

 

ラクーン

 ローズマリーとキャットの先生。地味にオリジナル設定です。

 公式では、あくまでローズマリーと7プリンセスの誰かが教え子であり、キャットとの関係はないはず。でもせっかくなので両方と関連付けました。

 基本は真面目かつ、熱血系の教師としています。公式設定にもある遊びにも全力、という面が出るのは転職後?

 一人称の「私」は先生なので。総合的に見て真面目なキャラが少なかったので、真面目成分を出したかったとも。

 モチーフは作者が使っていた狸。3124の回避極(二次未実装)。小説的にはHPか防御極で、ボディガード使ってくれる系になりそう。

 

キャット

 公式設定ままのモデル。たぶん、作中でよくも悪くも一番うるさいキャラ。

 公式でスーパーモデル設定なので、年齢の割りに相当なスターということに。名前を呼ばれると厄介なので、バニーたちは正体に気づいていません。

 金髪を染めた設定にしましたが、クレオパトラ役になるなら、黒髪かな、という単純な発想から。

 一人称の「あたし」はそれっぽさを重視。とにかくプライドが高く、チヤホヤされたがりで、ツンデレな属性てんこ盛り。ローズマリーのライバルだしね。

 モチーフは作者の3rdキャラ。3124の攻撃極特化。特化ばっかり使ってる気がする……でも猫は特化がらしいと思う。バフキャンセラーについては触れないで。

 

バッファロー

 冒険者の一人、結構、年食った感じのキャラ付けに。

 たぶん、公式的には少年だと思いますが、プロの格闘家だということで、社会人。たぶんラクーンと同年代ぐらいの想定です。大人。

 ちょっと厳格で堅苦しく、頑固な感じ。格闘家というよりは武士。転職後の戦士以降のイメージが強いのかも。

 一人称の「俺」は一番似合いそうなので。

 モチーフは特になし。牛全然育てたことなかったので……たぶん、特化方面で考えるはず。特化ばっかだな……ほんと。

 

ライオン

 冒険者の一人、シープたちが高2、ライオンは高1ぐらいのイメージ。

 公式設定的には十二分に天才設定だけど、ちょっとした発明少年、ぐらいの感じにしました。あんまり天才増やしてもアレだし……。

 姉御とはまた別の方向性で好奇心旺盛で、少しだけドライなところもある感じ、たぶん中二病引きずってるから。

 一人称の「おれ」は、漢字にするほどすかした感じにしたくなかったので、ほがらな「おれ」な感じ。

 モチーフは特になし。獅子も全然使ったことなくて……ランダムショットよりは、単体攻撃系かな。こっちはハイブリでもいいかも。

 

フォックス

 考古学のために来た人、ゲームガン無視勢。公式設定のままですが。

 発掘大好きのドリラー。戦闘に関しては完全に素人枠なので、それしかできないところあるかも……

 公式設定でほぼ天才と名言されているので、PC唯一の露骨に頭いい設定に。でも変人。天才だからこそ変人。

 一人称の「私」は知性派なので。唯一、一人称が被ってるキャラですが、シープも彼女も他に最適なものが見つからなかったので。

 モチーフは作者の2ndキャラ。2143の特化。AT系よりは地雷が好きだったかも。ほぼ成長合成、ドリル用キャラだったので、小説でもドリラーに。

 

 

 

各話モチーフ

 

0

 公式設定をそのまま書いたような感じです。

 

1

 ゲームはコーラルビーチから始まりますが、メガロ号での様子を妄想。

 フォックスとライオンがセリフだけ出てます。

 

2

 この小説中に出てくる「チュートリアル」とは、エピソード0のことではなく、0化以前にあったチュートリアルエリアのことです。

 カバリア島を凝縮したようなマップや、ドリルや戦闘が学べるガーデンエリアを全てひっくるめて、ホログラム世界ということにしました。

 ここでの経験は現実には持ち越されない、みたいなイメージです。

 

3

 ラクーンとローズマリーの関係を説明。キャット絡みはオリジナル。それにしても、アイラが不良グループの一員だったのは意外(ちょっと黒いとこあるけど)。

 試用スキルの、たぶん唯一の出番です。

 

4

 ゲーム中に宿屋は存在せず、基本野宿(寝て)で回復するゲームですが、実際はログアウトしている時は宿屋で休んでるのかな……みたいな妄想。

 そんな建物はないとか言わないで。

 

5

 無印の頃、当時のフレンドとひたすら青ペンを狩っていた思い出にちなみます。

 作中で一切描写されないMOB同士の争いを入れるのはどうかな、とも思いましたが、この先にも関係させたいので盛り込みました。

 

6

 ちょっとエピクエで語られるところにも触れています。ドン・ジュバンニは中々好きです。涙流させるクエストは面倒だけど……

 珍しいことじゃないですが、友人とよくドリルだけしていた頃のこともモチーフ元ではあります。血石をどっちが先に掘れるかとか、競争したなぁ(負けた)。


 
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