No.980911

【サイバ】21倍【交流】

Dr.Nさん

    あおい http://www.tinami.com/view/781666
   ヴィーボ http://www.tinami.com/view/779638
    テムナ http://www.tinami.com/view/757380
     ミウ http://www.tinami.com/view/757378
     真冬 http://www.tinami.com/view/974411

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2019-01-18 20:43:38 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:216   閲覧ユーザー数:191

国ノ紀屋デパート天空店。

その地下1階の一角を占める、「HAPPY VALENTINE SALE」という大きなポップの掲げられた特設売り場。

 

「すみませんヴィーボさん、買い物に付き合わせてしまって」

「いいのよあおいちゃん。ちょうど暇してたし、半分はわたしが野次馬根性で出てきたようなものだしw えっと、さっきの質問に答えるとしたら、トイランド星の男も地球人が食べるものなら大体何でも食べるから、その点の心配は要らないと思うわ」

「そうなんですか」

「ええ。あ、一般論を言っても仕方ないわね。要は、ショーゴ君へのバレンタインデーのプレゼントは何がいいか、同じトイランド星人としてアドバイスして欲しいってことよね?w」

「……は、はい(///-///)」

「あおいちゃんったら赤くなっちゃってかわいいーw あ、からかってごめん。彼が地球に来てチーズバーガーにドはまりしたってことは当然知ってると思うけど、バレンタインデーでもそれに乗っかるってのはどうかしら?」

「乗っかる…? あ、チースバーガー型のチョコレートケーキとか!」

「そうそう、それそれ! スポンジケーキのバンズにチョコレートをコーティングして」

「その中にチョコレートのハンバーグとホワイトチョコで作ったチーズを挟み込む!」

「うふふふふ、冴えてるじゃないのw」

「えへへへ、ありがとうございますw」

「そうと決まれば、早速材料を買い集めましょ」

「はいっ!」

「なんやミウ、お前も買いに来てたんかいな」

「そういうテムナこそ。まさかこんなところであんたに会うとは思わなかったわよ」

「で、誰にプレゼントするんや? お前に好きな男がおるなんて知らんかったわw」

「まさか。母さんへの感謝チョコよ。そういうテムナこそ誰にプレゼントするの? よ、このリア充!w」

「残念ながらお前と同じや。ウチもお母ちゃんへの感謝チョコを買いに来たんや」

「そうなの? ま、あたしたち借り物だし、おいそれと彼氏を作るわけにもいかないしね」

「せやな、レンタルのつらいところや。ってメタな話はやめんかーい!」

「あ」

「なんや?」

「見て、あの子たち。リュウセイザーに出てるリュウセイガールズの子たちよ」

「ホンマや。こうやって見ると普通のJCの集団やな。みんなでキャッキャウフフしてやがるわ」

「だね。みんなチョコレートを買いに来たのかしら?」

「せやろな。あの集団、チーム内にもいくつか百合の花が咲いてるっていうしな」

「でも、その百合の相手もいる中でチョコ選びって、何か楽しみが無くならない?」

「ま、それはウチらが言うことやあらへん。相手に欲しいのを直接聞くって意味もあるかもしれんし」

「それもそうね」

2月14日、獣映天空スタジオ。

入口に「リュウセイザー様」という紙が貼られた楽屋。

 

コンコンコン。

 

『どうぞ』

 

「「「「「「「失礼しまーす!」」」」」」」

 

ガチャ。

 

「おや、みんなお揃いでどうしたのかな?」

「せーの」

「「「「「「「受け取って下さい、リュウセイザーさん!」」」」」」」

 

サッ×7

 

「おお、そういや今日はバレンタインデーだったか」

「えっと、最初は全員で大きなチョコケーキを作ろうと思ったんですけど」

「デザインとか意見がまとまらなくて」

「結局、一人一人でチョコを選ぶことにしたんです!」

「それはそれは。みんなありがとう! とっても嬉しいよ!」

数日後、握手会。

 

「へえー、リュウセイザーさん、リュウセイガールズの皆さん一人一人からチョコを貰ったんですか? いいないいなー」

「そうなんだよ。ドラマに出る前はバレンタインデーなんて全く縁がなかったのにな。嬉しいやら照れくさいやら、この歳になって中学生みたいな甘酸っぱい青春を体験するとは思わなかったよw」

「うふ、リュウセイザーさんったらw お返し大変だけど頑張らないとですね、三倍返し!」

「え゙っ? …今何と?」

「三倍返しですよ。バレンタインデーにプレゼントを貰った男の子は、ひと月後のホワイトデーに三倍返しでその女の子にプレゼントをするんです。知らなかったんですか?」

「それはそれは…;;;;」

その夜、居酒屋あい。

 

「遅いなリュウセイザーの奴」

「本当に。時間に遅れるような奴じゃないのに」

「だねえ。あ、LINE」

『すまない、しばらく飲み会は不参加とさせてくれ。4月になったら埋め合わせするから』

「だってさ。何があったんだろ?」

「さあ?」

 

 

=END=

 

 

 


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