No.975197

【サイバ】天空市お店定点カメラシリーズ~天空稲荷神社社務所編(2)【交流】

ものっそい遅くなったけどリレー小説2番手。
https://www.tinami.com/view/973335 (Dr.Nさん)→今ココ→古淵工機さん
クレジット(順不同・敬称略):
https://www.tinami.com/view/742179
雪夜 https://www.tinami.com/view/862032

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2018-11-30 07:08:43 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1027   閲覧ユーザー数:990

「よお!」

「こんにちはー」

「いらっしゃい!」

 次に現れたのは、寺内鷹斗(じないたかと)新月雪夜(しんげつゆきよ)厳島(いつくしま)かなこ、そして別院未来(べついんみく)だ。

「健康祈願のお守り、もらえる? 鷹斗君がプロレスでケガしないように」

 雪夜が唯に尋ねる。

「はい。ありますよ」

「ありがとう」

 お守りを受け取った雪夜はにっこりと微笑んだ。

「あ、ついでに夫婦円満のお守りもくれ! オレと雪夜の二人分な!」

 言ったのは鷹斗だ。

「いや夫婦って」

「早すぎだよ」

 かなこと未来が鷹斗にツッコミを入れる。

「あはは……」

 リアクションに困る唯。

「それにしても、皆さん仲いいんですね!」

「おう。俺たち全員幼馴染だしな」

 鷹斗がうなずく。

「腐れ縁みたいなものね」

 かなこが付け加える。

「豆腐みたいなもんだろ。豆が腐って豆腐になって美味くなるんだ」

「豆腐は腐ってないわよ。それを言うなら納豆でしょ」

「プッ!!」

 鷹斗とかなこのまるで漫才のようなやり取りに、唯は吹き出してしまった。

「それにしても……」

 唯は雪夜、かなこ、未来の胸元をちらりと見た。3人のバストは豊満であった。

「?」

「いや、何でもないです……」

 敗北感に打ちひしがれる唯。

 未来はそんな唯の様子に気付いたようだ。

「唯ちゃん」

 未来が唯に声をかける。

「はい!?」

 思わずビクッと身体を震わす唯。

「ひょっとして、未来たちの胸見てたのかな?」

「すっ! すみません! 立派すぎるお胸だったので!!」

 唯はペコペコと頭を下げた。

「唯ちゃん、自分の胸が小さいの気にしてるでしょ?」

「ギクッ!!」

 未来に図星を突かれて、唯は目を白黒させる。

「……大丈夫だよ。慰めに聞こえるかもしれないけど、女の子の魅力って胸の大きさじゃないんだよ」

 未来が微笑む。

「俺も、もし雪夜のおっぱい小さくても全然雪夜のこと大好きだしな!」

 と鷹斗。

「鷹斗君……」

 頬を染める雪夜。

「そこのバカップルはほっときましょう」

 かなこはにべもなかった。

「それに、唯ちゃんはまだ小3じゃない。これからいくらでも大きくなるよ」

 ウィンクする未来。

「はい!」

 唯は明るく返事をした。

 


 
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