Mig21は冷戦期の東側を代表する戦闘機で各型合わせて10,000機以上が生産され、ソ連及び同盟国だけでなく、第三国まで幅広く採用されました。
非常に高い空戦能力を誇り、その空戦性能故に後継機が配備されても現役であり続け今なお現役で使用されている国があります。
高い空戦能力の反面、操縦性はかなりのじゃじゃ馬であり事故が絶えませんでした。

キットはエデュアルド渾身の一品とも言えるくらいにフォルム、ディティール、パーツ精度が高く非常に優秀なキットです。事実パテを一切用いることがありませんでした。

続きを表示

反面キットの精度に対してパーツ分割が細かく、イモ付け箇所が多く取り付けに苦労してしまうのは東欧キットならではと言えるでしょう。
また精密なスジボリは浅く、特に機体表面のリベットは塗装で大半が潰れてしまいました。
以前からエデュアルドのMig21は素晴らしいという評があったのでとりあえず一番安価なweeklyシリーズからハンガリー空軍をチョイスしてみました。
塗装は短いサイクルで工場整備に回されるソ連機は外装に汚れが目立つことが少ないのでややあっさり目に仕上げました。
指定色だとどれも色味が強く目がチカチカするような配色なので（実機写真もそうですが）模型的な見栄えを優先して彩度を落としました。