No.960456

夢は故郷の野に

mintoさん

霊夢短編集より。

2018-07-19 04:29:47 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:547   閲覧ユーザー数:547

霊夢(れいむ)はパジャマ姿で起き上がります。

女の子です。

着替えてご飯をとる。

 

数時間ののち。

霧雨魔理沙(きりさめまりさ)がやってきました。

手に袋を抱えています。

 

「それどうしたの?」と霊夢(れいむ)。

 

「お煎餅でも食べないか?」

 

袋の中身はお菓子でした。

それはいいことだな。と霊夢は思います。

 

「いいわよ」と霊夢(れいむ)。

 

ぱっと魔理沙(まりさ)の顔が明るくなりました。

 

「そっか。良かった」

 

友人が喜ぶのが嬉しいのでしょう。

魔理沙は今にもはしゃぎだしそうです。

 

霊夢は境内の片隅に冷えた薬缶を運びます。

お茶を淹れます。

「あー。玉露玉露」と魔理沙。

 

(そんなに嬉しかったんだ)と霊夢は感じました。

 

友人とはそういうことではありませんか?


 
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