No.954635

【腐向け】Spielen von Zwillingen【ディクラビ】

亜李栖さん

初出:2012年10月22日、亜李栖名義
支部からの移籍

2018-06-01 20:50:32 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:289   閲覧ユーザー数:289

某御方とツイッターで盛り上がって出来たディクラビネタです^p^

匂わせ表現あるのでR15ぐらいでお願いしたい…!!

続きません

 

ok?

 

 

 

 

ベッドに二人並んで読書をしてたはずだった

「なぁ、誘ってんの??」

ディックが、どんなことを云い出すまでは

「…は??誰が??何云ってんさ」

オレはぽかんと口を開けてディックを見た

突然何を云い出すのか

オレたちは双子で男同士だ

欲情する要素も何もない

「ぅおッ!?」

考えていると世界が反転して、ディックとその後ろに天井が見えるようになった

するり、と脇腹からディックの手が入り込み服を捲り上げる

「な、何してんさ!!」

ちょっとまて、待って落ち着くさ!!いや、落ち着くのはオレか!?

目を白黒させてる間にも服を脱がせていく

「何って、見りゃ判んだろ。テメェの服脱がしてる」

「そんなん判ってるさ!!!!」

胸まですーすーしてるしな!!

「…何が云いたい??」

ディックは心底判らないというような表情だ

こっちが聞きたい。双子の兄弟相手に何をしようと云うのか

「何でそんな事するんさ」

「お前が可愛くて抱きたいから」

…真顔で云うことか!?

どうせからかってるに違いない

18年共に過ごしていても未だにディックが何を考えてるか判らない時がある。まさに今のような状況とか

オレはディックの胸を押し返して、自分の上から退ける

「からかうなさ!!そんなつもり無いし、誘ったところで気持ち悪い…」

ぐっ、と唇が押し付けられた。まだ喋ってる途中だというのに、相変わらず人の話を聞かない…なんて考えてる場合じゃなかった

「んっ、ぅう…ッ!?」

苦しいので思い切り胸を叩く。加減というものを知らないのか

「は…ッ」

「はぁ、ッ…!?」

漸く離れた相手を、口元をおさえながら呆然と見上げる。やはり何を考えてるか判らない

でも、自分の頬が紅潮しているのが判って、自分の反応も判らなくなってきた

「コレでまだからかってると思うか??」

ディックの言葉も頭に入ってこない。ディックにキスされた。しかもファーストキスだったわけで

「…まだ判んねぇのかよ」

ぐいっ、と腕を引っ張られて顔を寄せられる

「何でオレなんさ!!」

「……何となく??」

何となくでこんなことしないで欲しい

「やっぱりからかってんだろ。こういうのは女としろさ」

ディックを押しのけ、ベッドから降りる

悪戯にも程があるだろう

「ッ、ぅお!?」

思い切り腕を引っ張られてベッドに戻された

「…」

じっ、とオレを見つめてくるディック。同じ顔のはずなのに、やけに綺麗に見えるのは何なのか

「何、さ…」

真剣な視線に、今度は押しのけることも憚られた。

膨大に知識が貯めこまれた頭脳が超特急で状況を把握しようと働いても、現状とディックの行動原理が理解出来ない

さらに今後の展開まで妄想しだして、どんどん可笑しな方向へ向かってる

落ち着け、オレ!!

「オレはお前が可愛いから抱きたいんだよ」

また服を脱がせてくるディック

今度は抵抗する気も起きないぐらい、何故か嬉しいと思った

でも男に可愛いってどうよ

「だからって、オレは男だしディックとは兄弟さ!!」

言葉での抵抗を試みてみる。でもこんなこと云ってる時点でもうオレの負けが決まってるような気がする

「関係あるかよ。オレはお前がいいんだ」

首筋にディックが擦り寄ってくる。髪がくすぐったい

…もしかして甘えたかったのかな

そっと、自分より少しだけやわらかい髪を撫でる

ぴくんっ、とディックの肩が揺れた

「甘えたいんさ??」

「……」

あ、まずったかも…

「黙ってろ」

服を乱暴に剥ぎ取られる

さっきまでの何処か縋るような光はなりを潜めて、怒りを含んだきつい光がディックの瞳に宿っていた

手際よく拘束されていく。でも、抵抗しようとは思わなかった

あんなことを云っておきながら、ディックの事が好きだなんて

いまさら、自覚したとはいえないから

 

 

 

 

 

 

 

恥ずかしくなってきたので強制終了!!!!^p^

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択